企業研究

フロンティア・マネジメントの選考フロー完全ガイド|新卒・中途の各ステップと対策ポイント

フロンティア・マネジメント(FMI)の選考を受けようとするとき、まず困るのが「選考の流れが公式に詳しく開示されていない」という点です。戦略コンサル志望者にとって、MBBや大手総合コンサルの情報は充実していても、独立系の経営コンサル・FASファームの選考実態はどうしても情報が少なくなります。

この記事では、新卒・中途それぞれの選考フロー全体像、各ステップで何が問われるか、ケース面接の特徴と対策について解説します。

戦コン出身者/元面接官による
模擬ケース面接指導体験会(無料)
  • 本番形式で模擬ケース面接を実施
  • 現状のレベル・改善点をフィードバック
  • 内定への戦略がわかる

※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。

1. フロンティア・マネジメントとはどんな会社か

フロンティア・マネジメントは、日本発の独立系経営コンサルティングファームです。事業再生・M&A・PMIを主軸とするFAS(財務アドバイザリーサービス)の色合いが強く、MBBに代表される純粋な戦略コンサルとは、カバーする領域が少し異なります。

基本情報

フロンティア・マネジメント株式会社(FMI)の概要は以下のとおりです。

項目 内容
正式名称 フロンティア・マネジメント株式会社
設立 2007年(会社概要ページには2007年1月4日と記載)
代表者 大西 正一郎(代表取締役会長兼社長)
本社 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階
従業員数 417名(グループ連結、2025年12月末現在)
資本金 395百万円
上場市場 東証プライム(証券コード:7038)
海外拠点 上海・シンガポール・ニューヨーク・パリ(2024年2月開設)

出典:フロンティア・マネジメント株式会社 会社概要

東証マザーズに2018年9月に上場し、2020年9月に東証一部へ移行、2022年4月の市場再編でプライム市場へ移行しています。

出典:フロンティア・マネジメント株式会社 沿革

事業領域の特徴

FMIが手がける事業は、経営コンサルティング、経営執行支援、M&Aアドバイザリー、再生支援、投資事業、制度関連助言、教育研修、資金支援と多岐にわたります。

この中でも特に事業再生・M&A・PMI(合併後統合)の領域が強みとされており、単に戦略を立てるだけでなく、「実行・執行まで一気通貫で支援する」スタンスが同社の特色です。

MBBが戦略立案フェーズを中心とするのに対し、FMIは現場での実行支援や企業再生の局面まで深く関与することが多く、それが選考で問われる要素にも影響しています。

2. 新卒選考フローの全体像と各ステップ

FMIの新卒選考は、複数の体験記と選考情報で一定の一致が見られており、おおむね以下のような流れで進みます。

新卒選考の全体フロー

新卒専攻は、以下の流れで進みます。

会社説明会 → Webテスト(SPI)→ エントリーシート提出 → 1次面接(ケース面接+人物面接)→ 2次面接(ES深掘り)→ 最終面接(役員・逆質問中心)→ 内々定

各ステップの内容

会社説明会

選考の入口として会社説明会への参加が設けられています。FMIが注力する事業再生・M&A・PMI領域の事業内容を理解するとともに、この時点で自社の特徴をしっかり把握しておくと、後続のES・面接での志望動機の精度が高まります。

Webテスト(SPI)

25卒の体験記にてSPI(計数・言語・性格、Web形式)の実施が報告されています。ただしこの情報は1ソースのみの確認であるため、受験する際は「SPI程度」と心がけつつ、最新の体験記も確認しておくことが望まれます。SPI対策そのものについては、過度に時間をかける必要はなく、足切りを防ぐ水準を目指して準備するのが一般的です。

エントリーシート(ES)

ESは履歴書PDFをメールで送付する形式が報告されています。内容としては、志望動機・自己PR・学業や活動経験の記述が中心です。FMIは事業再生・M&A領域が主軸であるため、志望動機では「なぜ戦略コンサルではなくFMIなのか」「執行支援・再生領域に関心を持つ背景は何か」を自分の言葉で説明できると、後続面接での一貫性が生まれます。

1次面接(ケース面接+人物面接)

1次面接ではケース面接と人物面接が組み合わせて実施されることが複数の体験記から確認されています。ケース面接の形式と対策については、次のセクションで詳しく説明します。

2次面接(ES深掘り)

2次面接では、ESの内容を深く掘り下げる形式が多いとされています。自己PR・志望動機・過去の経験について、「なぜそう考えたか」「どう行動したか」という一段深い問いが来る準備が必要です。

最終面接(役員・逆質問中心)

最終面接は役員が担当し、逆質問が中心という報告があります。この段階では、企業・業界理解の深さと入社意欲の真剣さを示すことが重要です。FMIの強みである事業再生・PMI領域に対して、自分のキャリアとどうつながるかを語れると印象が高まります。

3. 1次面接のケース面接:事前課題型の攻略ポイント

戦略コンサル志望者にとって最も気になる点の一つが、FMIのケース面接の形式です。MBBのケース面接とはいくつかの点で違いがあります。

FMIのケース面接の特徴

FMIの1次面接で実施されるケース面接には、以下の特徴が複数の体験記で確認されています。

特徴内容
形式事前課題型のケースが出題されることがある
思考時間数分〜10分程度と比較的短い
進行思考後、面接官とのディスカッション形式で進む
出題テーマ例売上向上施策立案、フェルミ推定など(年度・面接官により異なる)

事前課題型という点は、MBBの典型的なケース面接(その場で問題を渡されてその場で解く)と異なる場合があります。あらかじめケースのテーマが示され、短時間で思考をまとめてからディスカッションに移行する形式です。

対策のポイント

思考の「瞬発力」を鍛える

思考時間が数分〜10分程度と短いため、フレームワークを丸暗記するよりも、短時間で問題構造を把握し、仮説を立てて話せる訓練が有効です。MBBのケース面接対策と共通する部分が多いですが、「時間をかけて完璧な解を目指す」ではなく「素早く骨格を掴む」練習を意識してください。

ディスカッション対応力

解答を一方的に発表するのではなく、面接官との対話の中で思考を深めていくスタイルです。「なぜそう考えたか」「他の可能性は考えたか」という問いを返されることを想定し、自分の思考プロセスを明確に説明できるよう準備してください。

FMI領域への理解

FMIの主領域は事業再生・M&A・PMIです。純粋に市場規模推定や売上向上策を解く力に加え、「企業が経営困難な状況でどう立て直すか」「M&A後の統合で何が課題になるか」といった視点への関心を持っておくと、ディスカッションの深みが増します。

ケース面接対策についてより詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。

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4. 中途選考フローの全体像と各ステップ

中途採用の選考フローは、新卒とは構造が異なります。書類選考から始まり、複数回の面接を経て内定に至る流れが複数のソースで確認されています。

中途選考の全体フロー

中途専攻の全体フローは以下の通りです。

書類選考(履歴書・職務経歴書・志望動機書をメール送付)→ 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定(回答期間:1〜2週間)

1回あたりの面接時間は30分〜1時間程度とされています。

面接担当者の階層(目安)

面接官の職位については、以下のような傾向が報告されています。ただし1ソースのみの確認であるため、目安として参照してください。

ステップ面接担当者の目安
1次面接マネージャー〜ディレクタークラス程度
2次面接ディレクター〜MDクラス程度
最終面接部門長・パートナー・執行役員・MDクラス程度

積極採用の背景

FMIは現在、組織の拡大フェーズにあります。ある転職情報源(2026年2月更新)には、200名超から350名体制への成長を目指した積極採用が続いているとの記載があります。ただしこれは1ソースの情報であるため、最新の採用状況は公式や求人媒体で確認してください。

また、「チームや年齢によっては未経験者採用枠もある」との報告もありますが、こちらも1ソース確認のみであるため参考情報として扱ってください。

5. 面接で問われる評価軸と求める人物像

新卒・中途を問わず、FMIの面接で繰り返し報告されているテーマがあります。これらを理解しておくことが選考対策の出発点になります。

面接で問われる主な軸

複数の選考体験記から、以下の評価軸が一貫して報告されています。

評価軸内容
志望動機なぜFMIを選ぶか、どの事業領域に関心があるか
キャリアプラン中長期で何を成し遂げたいか
過去の経験学業・仕事での具体的な課題解決経験
ロジカルシンキング論理的に問題を整理し解答できるか
ストレス耐性困難な状況でどう対処したか、どう粘り強く取り組んだか

求める人物像の背景

FMIが「ストレス耐性」や「粘り強さ」を重視する背景には、事業再生・PMI領域の業務の性質があります。経営危機の企業や大型M&A後の現場では、複雑な利害関係者との調整、スピード感を要する意思決定、想定外の事態への対応が日常的に発生します。「きれいな戦略を作るだけで終わらない」環境で働く意欲があるかどうかが問われるのです。

この点は、主に「戦略立案と提言」が中心となるMBBの評価軸とは強調ポイントが異なります。ストレス耐性や泥臭い実行力を示すエピソードは、FMIの面接では特に重みを持ちます。

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6. 平均年収・役職別年収の目安

FMIの年収については複数の情報源があり、数値に幅があります。こちらでは参考値を紹介するので、参考にしてください。

平均年収(参考値)

情報源参考値
有価証券報告書ベース(直近年度)1,200万円前後とされる
OpenWork 社員投稿ベース約1,000万円程度

コンサル業界全体の中では高水準の年収水準ですが、ソースにより約200万円前後の差があります。

役職別年収(参考値)

社員の投稿などをもとにした参考値は以下のとおりです。

役職年収の目安
アソシエイト500〜800万円前後
アソシエイトディレクター800〜1,100万円前後
MDクラス2,200万円超の事例もあり

7. 戦略コンサル志望者がFMI選考で押さえるべき3つの違い

MBBや純粋な戦略ファームの選考を受けてきた方が、FMIを受ける際に注意しておきたい違いをまとめます。

違い1:「戦略立案」より「執行支援・再生」への関心が問われる

FMIは経営コンサルティングに加え、事業再生・M&A・PMIを中核事業としています。面接での志望動機や将来のキャリアプランを問われる際、「戦略を考えたい」だけでは不十分です。

「実行フェーズで企業に伴走したい」「再生や統合といった困難な局面でこそ価値を発揮したい」という視点を持ち、それを自分の言葉で語れるかが重要になります。

違い2:ケース面接の形式が異なる可能性がある

MBBのケース面接では、当日に問題が渡されて長めの時間(30分〜60分)をかけて解くパターンが一般的です。一方FMIでは、事前課題型かつ思考時間が数分〜10分程度と短いディスカッション形式が報告されています。同じ「ケース面接対策」でも、思考の瞬発力とディスカッション対応力を意識した準備がより重要です。

違い3:通過率・倍率の公式情報は存在しない

FMIは選考の通過率・倍率を公式に開示していません。体験記の情報から採用人数の目安を推測することは可能ですが、公式非公表の情報を断定的に信じることには注意が必要です。「難易度が高い少数精鋭の採用」と認識した上で、一次面接の準備を丁寧に進めることが重要です。

まとめ

フロンティア・マネジメントの選考フローについて、新卒・中途それぞれの全体像と各ステップのポイントをまとめました。

  • 新卒選考の流れ: 会社説明会 → Webテスト(SPI) → ES → 1次面接(ケース面接+人物面接)→ 2次面接 → 最終面接 → 内々定
  • 中途選考の流れ: 書類選考 → 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定

FMIは、事業再生・M&A・PMIを主軸とする独立系経営コンサルファームとして、戦略立案から執行支援まで一気通貫で関与するスタンスが特色です。選考では、ロジカルシンキングに加えて、ストレス耐性や「実行・伴走」への意欲が評価される傾向があります。

MBBの選考を意識した対策を土台としつつ、FMI特有の「執行支援・再生領域への関心」を志望動機に落とし込み、ケース面接では瞬発力とディスカッション対応力を鍛えることが、選考突破への近道です。

本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。

戦コン出身者/元面接官による
模擬ケース面接指導体験会(無料)
  • 本番形式で模擬ケース面接を実施
  • 現状のレベル・改善点をフィードバック
  • 内定への戦略がわかる

※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。

我々のマンツーマン指導プログラムについて

2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)

※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。

支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。

こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

教科書・動画講座による体系的インプット

②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

課題ケース演習の流れ

③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

模擬ケース面接とフィードバック

メンタリングの質へのこだわり

皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。

『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。

我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある

と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。

ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

扱った問題のポイントと解答例をまとめた資料
扱った問題のポイントや解答例をまとめた資料をご共有。復習にご活用いただけます
※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。

初回体験を申し込む

ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください。無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。

模擬面接+FBはもちろん、参加特典としてMBB過去問を題材に『再現性高くライバルに差をつけるアウトプットを出す方法』を徹底解説したPDF資料をプレゼント!

単なる”模範解答例”ではなく、問題のポイントや次に活かせる学びをまとめています。

我々の初回メンタリングはありがちなサービス勧誘・営業の場ではなく、本プログラムの『0講目』の扱いですから、「これがStrategistsのクオリティか」とご実感いただける機会になることをお約束します。

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