アクセンチュアの採用職種・領域の一覧を開くと、「戦略コンサルティング」と「コンサルティング」が別々の採用領域として並んでいます。ただ、採用領域の名前だけでは、入社後の仕事がどう違い、自分がどちらに応募すればよいのかまでは判断できません。
戦略職は事業やテクノロジーの戦略の策定に重きを置き、ビジネス職は改革の道筋を描いてプロジェクトの推進・実行まで担います。応募する職種を決めるときは、この重点の違いを踏まえ、自分がどちらの仕事に関わりたいかを考えるところから始めましょう。
この記事では、戦略職とビジネス職の仕事内容の違い、選考で求められる力と応募の入口、応募する職種を決める基準について解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
戦略職とビジネス職がそれぞれ担う役割
戦略職とビジネス職の違いを比べる前に、2つの職種がアクセンチュアの採用情報でどう呼ばれ、それぞれ何を担うのかを確かめておきましょう。採用ページの名前と職種の役割を結びつけておけば、募集要項を読むときに応募先を取り違えにくくなります。
戦略職は事業やテクノロジーの戦略を策定する職種
アクセンチュアの採用職種・領域の一覧では、「戦略コンサルティング」が「コンサルティング」とは別の採用領域として掲載されています。この記事の「戦略職」は、この戦略コンサルティングの領域の職種を指します。
戦略コンサルティングの仕事は、顧客のレジリエンス強化やリスク低減、ビジネス成長の加速を支えるために、事業やテクノロジー、各業務領域の戦略を策定することです。戦略職を志望する方は、事業の戦略だけでなく、テクノロジーや業務領域ごとの戦略づくりにも関わりたいかを考えておきましょう。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアの採用職種・領域」、アクセンチュア「戦略コンサルティングの仕事と募集要項」
ビジネス職は改革の道筋を描き実行まで推進する職種
ビジネス職とは、アクセンチュアでビジネスコンサルタントとして募集されている職種のことです。第二新卒(卒業後の社会人経験が浅い人)の採用案内によれば、ビジネスコンサルタントは、企業や公的機関の複雑化するビジネス課題に対し、変革のリーダーとして改革の道筋を描く役割を担います。
改革の道筋を描いたあとは、生成AIや機械学習などの先端テクノロジーを活用し、プロジェクトを推進・実行するところまでビジネスコンサルタントが受け持ちます。戦略職との違いを考えるときは、ビジネス職が改革の構想の段階から関わり、実行まで一続きで担う点に注目しておきましょう。
戦略とコンサルティングは同じ本部の中でグループが分かれている
アクセンチュアのサービスは、採用ブログでは4つの領域に分けて説明されています。4つの領域は次のとおりです。
- ストラテジー&コンサルティング(戦略の策定とコンサルティングを担う領域)
- インタラクティブ
- テクノロジー
- オペレーションズ
ビジネス コンサルティング本部は、このうちストラテジー&コンサルティングの領域を担う部署として紹介されています。
ビジネス コンサルティング本部の中は、統括責任者の下で10の専門領域に分かれています。主な専門領域は以下です。
- ストラテジーグループ
- コンサルティンググループ
- テクノロジー戦略&アドバイザリーグループ
- AIグループ
コンサルティンググループには、財務・会計・経営・管理や人材・組織、サプライチェーン&オペレーション、M&Aといった機能別のコンサルティングと、業界別のコンサルティングが含まれます。
戦略を考えるグループと、機能別・業界別のコンサルティングを行うグループは、同じ本部の中で別々に置かれています。採用ブログや募集要項で本部やグループの名前が出てきたら、戦略職とビジネス職の仕事内容と混同しないよう、職種ではなく組織の説明として読みましょう。
出典:アクセンチュア「アクセンチュア募集職種にご関心をお持ちの方へ<ビジネス コンサルティング本部編>」
仕事内容は戦略の策定に重きを置くか実行まで担うかで分かれる
戦略職とビジネス職では、入社後に担う仕事の重点が違います。戦略職が扱う戦略テーマと本部内のグループの分担を確かめ、戦略の策定と改革の推進・実行のどちらに自分の関心が近いかを考えてみましょう。
戦略職は業界や階層を問わず幅広い戦略テーマを扱う
戦略職が扱う戦略テーマは、特定の業界や経営の階層に限られていません。アクセンチュアの戦略コンサルタントは、イノベーション戦略、全社構造改革(組織再編・AI BPRなど)、事業ポートフォリオ刷新、ブランド戦略、M&A戦略/アクティビスト(物言う株主)対応などを扱います。
会社全体の構造や事業の組み合わせを見直すような、経営に近いテーマに関わりたい方は、この中に取り組んでみたい戦略テーマがあるかを確かめてみてください。
本部内のグループは構想と改革の推進で役割を分けて紹介されている
ビジネス コンサルティング本部のストラテジーグループは、業界横断で戦略とテクノロジーを融合した将来像を構想するグループとして、採用ブログで紹介されています。ストラテジーグループは、顧客企業の企業価値の向上を目的に、「0→1」の段階のコンサルティングを行うとされています。
同じ本部のコンサルティンググループの役割は、機能別・業界別のアプローチで顧客企業の改革を推進し、「1→10」の段階で効果を生み出すことです。機能別コンサルティングは、CxO(CEOやCFOなどの経営幹部)と向き合う立場で機能改革のシナリオを立案し、改革の実行や全社にまたがるトランスフォーメーションをリードします。業界別コンサルティングは、特定の業界への深い知見を武器に、顧客企業の社会的価値・企業価値を高めるプランの策定や、産業をまたぐ新産業の創出と社会問題の解決をリードします。
これらはビジネス コンサルティング本部の中のグループの説明で、戦略職とビジネス職の職種の説明として書かれたものではありません。それでも、構想を描く「0→1」と改革を推進する「1→10」という分担は、戦略の策定に重きを置くか、推進・実行まで担うかという職種の重点の違いを考えるときの参考になります。改革の推進に関わりたい方は、機能ごとの改革と特定の業界の改革のどちらに関心が近いかも考えておきましょう。
出典:アクセンチュア「アクセンチュア募集職種にご関心をお持ちの方へ<ビジネス コンサルティング本部編>」
戦略職も社内の専門家と組んで構想を実行に移す
戦略職の仕事は、戦略を策定して終わりではありません。戦略コンサルティングでは、業界の専門知識とデータにもとづくインサイトを現場の知見や新しいテクノロジーと組み合わせ、戦略をアイデアから実行に移すところまで取り組むためです。
戦略コンサルタントは、社内外や国内外の専門家の力を借り、組織をまたいで連携することで、より大きな成果を上げるとされています。顧客企業のビジネスリーダーから信頼されるパートナーとして、さまざまな分野の専門家とともに、顧客企業の組織変革や成長を支えることも仕事に含まれます。
社内の専門家とチームを組む進め方は、ビジネス コンサルティング本部でも同じです。この本部ではプロジェクトごとに、さまざまな専門性を持つ社内のメンバーとチームを組み、テーマによってはテクノロジー コンサルティング本部などの他の本部やグローバルのメンバーとも協働します。AIやIoT、データサイエンスなどの最新技術を戦略策定やトランスフォーメーションに活用できる点も、この本部の強みとされています。
戦略職を選んでも、構想を描いたまま実行から離れるわけではなく、社内の専門家と組んで実行に関わる場面があると考えておきましょう。
出典:アクセンチュア「戦略コンサルティングの仕事と募集要項」、アクセンチュア「戦略コンサルタント育成プログラム」、アクセンチュア「アクセンチュア募集職種にご関心をお持ちの方へ<ビジネス コンサルティング本部編>」
選考で求められる力は公式に示された人物像とスキルで確かめる
志望する職種がどちらでも、選考で見られる力を知っておくと、対策で何を伸ばすかを決められます。戦略職は育成プログラムで示された人物像を、ビジネス職は経験者採用で職種を問わず求められるスキルを手がかりに、自分の経験の中から選考で話せるものを探しましょう。
戦略職では変革の構想を描きたいという意欲が求められる
戦略職で求められる人物像を知るには、戦略コンサルタント育成プログラムの案内を読むとよいでしょう。このプログラムの案内では、求める人材として次の3つが挙げられています。
- Intellectual Leadership:知的挑戦や探求を楽しみ、変革の構想を描いていきたいというマインド
- Business Impact:経営者と共に、記事になるほどのインパクトや新規性のある仕事をしたいというマインド
- Practice Building:個人の市場価値を高め、社内外で通じる人材になりたいという意向
参加をすすめる人としては、企業価値の向上にこだわり、経営者と共に企業や業界の変革をリードしたい人が挙げられています。テクノロジーの進化や経営環境の変化に応じて新たな挑戦を続け、自分を進化させ続ける意欲がある人も対象です。
求める人材の項目のうち、Intellectual LeadershipとBusiness Impactは、変革の構想を描くことや経営者と共に仕事をすることへの意欲に関わります。これまでの経験の中から、自分で構想を考えて周りを動かした場面を書き出し、選考で話せるように準備しておきましょう。
経験者採用では職種を問わず業務を推進した経験を数字で伝える
ビジネス職については、戦略職の育成プログラムのような職種別の人物像が公式の採用情報で示されていません。そのため、経験者採用の案内で職種を問わず求められているスキルを手がかりにしましょう。
アクセンチュアのクライアントワークで特に必要とされているスキルや経験は、プロジェクトや業務の推進力、スピード感、ロジカルシンキング、熱意、知的好奇心、自己研鑽などです。面接では、これらを具体的な数字を交えて話すと面接官に伝わりやすいとされています。システム導入や部門横断の改善業務、新規ビジネスの開発、部門の立ち上げ、チームリードやマネジメントといった非定型業務の経験があれば、アピールするよう勧められています。
ビジネス コンサルティング本部で活躍している社員は、コンサルティングファームの経験者だけではありません。事業会社やITサービス企業の出身の社員も多く活躍していると、採用ブログで紹介されています。今の仕事で推進した業務のうち、自分の役割と成果を数字で説明できるものを選び、面接で話す順に書き出しておきましょう。
新卒でビジネス職に応募する方は、学業や課外活動の中で自分が中心になって進めた取り組みを選び、その中で果たした役割と結果を同じように書き出してみてください。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアではココを見ます!面接時のポイント」、アクセンチュア「アクセンチュア募集職種にご関心をお持ちの方へ<ビジネス コンサルティング本部編>」
応募の入口は新卒と中途で職種ごとに異なる
応募できる職種は、新卒、第二新卒、中途のどの区分で応募するかによって変わります。戦略職とビジネス職のどちらに応募できるかを、自分の区分で確かめておきましょう。
新卒採用では職種ごとに募集と選考の流れを確かめる
新卒で応募する方は、戦略職とビジネス職の両方を候補に入れて検討できます。アクセンチュアの新卒採用は、エンジニアから戦略コンサルタント、デザインからマーケティングまで、さまざまな職種・領域で実施されています。
ただし、エントリーシートや適性検査があるか、面接が何回あるかといった職種ごとの選考の流れは、一覧の形では公表されていません。選考の流れや募集の内容は、年度によって変わることもあります。戦略コンサルタントとビジネスコンサルタントのどちらに応募する場合も、応募する年度の募集要項で、その職種の選考の流れと、応募をいま受け付けているかどうかを確かめましょう。
戦略職の仕事を体感する3日間の育成プログラム
戦略職を考えている方には、戦略コンサルタントの仕事を体感できる育成プログラムもあります。戦略コンサルタント育成プログラムは、本気で取り組む3日間のプログラムとして案内されています。
2026年度は、オンラインのプレセッション(参加必須)に続き、4つのタームに分けて実施されました。各タームは9時から18時までの3日間で、場所は東京、人数は各ターム40名程度でした。2026年度の募集はすでに終了しています。
次の年度に参加を考えている方は、募集が始まったときに日程を選べるよう、プログラムの案内が更新されていないかをときどき確かめておきましょう。
第二新卒の募集職種に戦略職は含まれない
社会人になってから応募する方は、自分がどの採用タイプに当たるかで応募できる職種が変わります。アクセンチュアの採用ページでは、インターンシップ&学生キャリア登録、新卒採用、第二新卒採用、経験者採用のように、採用タイプ別にも募集情報がまとめられています。
第二新卒採用の対象は、大学・大学院を卒業し、応募日の時点で社会人としての経験(インターンは除く)が4か月以上5年未満の方です。募集職種はビジネスコンサルタント、ソリューション・エンジニア、デジタルコンサルタントの3職種で、戦略コンサルタントは含まれていません。第二新卒採用で応募する方は、この3職種の中から応募する職種を選びましょう。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアの採用職種・領域」、アクセンチュア「第二新卒 採用情報」
キャリアチェンジ採用の募集職種にも戦略職は含まれない
社会人歴やコンサルティング・IT経験の有無を問わないキャリアチェンジ採用も、募集職種は第二新卒採用と同じ3職種で、戦略職は含まれていません。キャリアチェンジ採用の対象は35歳未満の方です。採用された方は、新入社員と一緒に共通研修に参加するなど、新入社員と同等の処遇を受けます。
キャリアチェンジ採用で応募する方も、同じ3職種の中から応募する職種を選びましょう。第二新卒の条件に当たらない経験者として応募する方は、戦略職の募集があるかを、経験者採用の募集情報で確かめてください。
中途の面接で聞かれる項目は部門やポジションで変わる
中途でアクセンチュアに応募する方は、面接で主に聞かれる項目を採用ブログの質問例で確かめられます。紹介されている質問例は次のとおりです。
- 自己紹介
- 職務経歴(経験した業務、自分のスキル)
- 性格(長所、短所、自分の強み)
- 志望動機(転職を考えたきっかけ、アクセンチュアで実現したいこと)
- 中長期的なキャリアの希望と今後の働き方の希望
- 転職活動に関する情報(他の応募企業、志望度、会社選びの判断基準、希望条件)
- 逆質問(アクセンチュアに関する質問)
質問の内容は部門やポジションによって異なるとされているため、この一覧は準備の目安として使いましょう。戦略職とビジネス職のどちらに応募する場合も、職務経歴と志望動機を応募する職種の仕事内容と結びつけて話せるようにしておけば、なぜその職種を選んだのかを面接官に説明できます。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアではココを見ます!面接時のポイント」
応募する職種を決める前に比べておきたい条件
応募できる職種を確かめたら、難易度や待遇、入社後のキャリアの差を、職種選びの判断材料にするかどうかも決めておきましょう。どの条件も、公式に公表されている情報と公表されていない情報を分けて読むことが大切です。
採用の難易度は公表されている情報の範囲で判断する
戦略職とビジネス職のどちらが入りやすいかは、公式の数字では比べられません。それぞれの採用人数や選考倍率は公式に公表されていないため、外部で見かける難易度は推定や目安として扱う必要があります。
難易度の目安だけで応募先を決めず、どちらの仕事に関わりたいかと、選考までに何を準備できるかを基準にすれば、職種を選んだ理由を自分の関心と準備の状況から説明できます。
待遇は各職種の募集要項に公表された金額で確かめる
第二新卒採用の3職種(ビジネスコンサルタント、ソリューション・エンジニア、デジタルコンサルタント)は、募集要項で待遇の金額が公表されています。標準年収額は6,630,000円で、個人・法人業績賞与と各種手当を含んだ場合の理論値とされています。年額基本給は4,800,000円、月額基本給は年額基本給を12分割した400,000円です。
一方、戦略職の初任給や標準年収は、第二新卒採用の募集要項のようには公式に公表されていません。待遇を比べたいときは、新卒か中途かにかかわらず、応募する職種の募集要項に金額が公表されているかを確かめ、外部で見かける金額は推定や目安として扱いましょう。
入社後のキャリアの広がりを職位と異動の制度で確かめる
入社後にキャリアの方向を変えたくなったときの制度として、アクセンチュアには「キャリアズ・マーケットプレイス」という社内転職制度があります。公式採用ブログの体験談記事によれば、希望する職種やポジションの求人があれば、国内だけでなく世界中の求人に応募でき、応募すると転職活動と同じように書類選考と面接があるとのことです。
ビジネス コンサルティング本部では、社員のこれまでの経験やスキルを活かしたプロジェクト配属や、キャリアカウンセラー制度などの仕組みがあると採用ブログで紹介されています。こうした仕組みのもとで、幅広いバックグラウンドを持つ社員が活躍しているとされています。
ただし、社内転職制度が戦略職とビジネス職の間の異動にどう当てはまるかは、職種ごとには公式に示されていません。入社後の職位の上がり方も職種ごとの説明はないため、気になる方は面接の逆質問や説明会で確かめましょう。
出典:アクセンチュア「社内転職制度で希望のキャリアを掴んだ4児のパパの仕事術(テクノロジーコンサルタント(通信・メディア・ハイテク領域))」、アクセンチュア「アクセンチュア募集職種にご関心をお持ちの方へ<ビジネス コンサルティング本部編>」
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- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
戦略職とビジネス職のどちらに応募するかを決める基準
戦略職とビジネス職のどちらに応募するかを決めるときは、自分の区分でどちらに応募できるかを先に確かめ、そのうえで関わりたい仕事で選びましょう。応募できない職種を先に候補から外しておけば、仕事内容を比べる段階で迷う選択肢が減ります。
応募できる職種の中から戦略の策定と実行のどちらに関わりたいかで選ぶ
応募する職種を選ぶときは、最初に、自分の採用区分で応募できる職種と、応募の時期に間に合うかを確かめて候補を絞りましょう。第二新卒採用やキャリアチェンジ採用で応募する方は、戦略職の募集がないため、ビジネスコンサルタントを含む職種の中から選ぶことになります。
両方の職種に応募できる場合は、仕事の重点の違いから応募先を決めましょう。戦略コンサルタントは、事業やテクノロジーの戦略を策定し、その戦略をアイデアから実行に移すことに取り組みます。ビジネスコンサルタントは、企業や公的機関の改革の道筋を描き、先端テクノロジーを活用してプロジェクトを推進・実行する役割を担います。
戦略の策定に重きを置く仕事と、改革の道筋を描いて推進・実行まで担う仕事のどちらの進め方に関心があるかを、自分に問いかけてみてください。どちらにも関心があり、両方に応募できる区分であれば、両方への応募を検討する方法もあります。
戦略ファームと併願するなら実行部隊を持つ会社の戦略職として比べる
MBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)などの戦略ファームとの併願を考えている方は、戦略ファームと比べたときのアクセンチュアの戦略職の特徴を確かめておきましょう。アクセンチュアの戦略職では、実行支援や業界・デジタルの専門部隊を社内に持つ総合コンサルティング会社の中で、戦略の構想・策定に携われます。応募先を比べるときは、構想を描いたあとに社内の専門家と組んで実行まで関われる環境を求めるかどうかで判断してください。
中途で応募する方は、併願先との比べ方を面接で説明する場面もあると考えておきましょう。経験者採用の面接では、他の応募企業や志望度を聞かれることがありますが、それを理由に不合格にすることはないとされています。一方で、他の応募企業を答えるときは、会社選びの判断基準がある程度はっきりしていることを意識するよう助言されています。
戦略ファームとアクセンチュアの戦略職をどんな基準で比べて応募を決めたのかを、面接で一文にして話せるようにしておきましょう。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアではココを見ます!面接時のポイント」
応募する職種を決めたら選考の準備に取りかかる
応募する職種を決めた方は、まず募集要項で応募資格と日程を確かめ、続いてケース面接(与えられたビジネス課題を解く形式の面接)の練習を始めましょう。中途で応募する方は、転職の理由を面接で説明する準備も並行して進めることになります。
募集要項で応募資格と日程を確かめる
準備の最初の作業は、応募する職種の募集要項で応募資格と日程を確かめることです。戦略職とビジネス職では、応募資格や選考の要件、スケジュールが異なる場合があるため、応募の前に各職種の募集要項を読んでおく必要があります。
締切と選考の日程を確かめたら、書類をいつまでに用意し、面接の練習をいつから始めるかを決めておきましょう。応募したい職種の募集がまだ始まっていないときは、アクセンチュアの採用ページでキャリア登録をしておくと、関心に合った募集職種の新着情報や採用イベントの案内を受け取れます。
出典:アクセンチュア「戦略コンサルティングの仕事と募集要項」
ケース面接の練習を早めに始める
日程が決まったら、ケース面接の練習を早めに始めましょう。ケース面接は、与えられたビジネス課題を構造化して分析し、解決策を提案しながら面接官と議論する形式の面接を指します。アクセンチュアの採用ブログでは、ビジネス コンサルティング本部や一部のコンサルティング職種の選考でケース面接を実施すると説明されています。応募する職種の選考でケース面接が行われても対応できるよう、準備しておきましょう。
練習では、採用ブログが挙げる心構えも取り入れてみてください。面接官の質問の意図や用語が分からないときはその場で質問すること、アイデアを説明する際には必要に応じて紙やホワイトボードを使うことが勧められています。説明を展開するときは、前提や仮説を明らかにしたうえで、課題解決に最も影響があるテーマに絞って話すよう助言されています。
ケース面接対策について詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
キャリアの質問にもケース面接にも対応できるよう準備する
ケース面接の練習と並行して、これまでのキャリアを説明する準備も進めておきましょう。アクセンチュアの面接はさまざまな観点で行われるため、事前に内容を特定することはできません。面接官がキャリアについて聞くことに多くの時間を使うこともあれば、面接を始めて5~10分後にケース面接に移ることもあり、どちらにも柔軟に対応できるよう準備することが勧められています。
Strategistsは、キャリアの質問からケース面接へ切り替わるような面接の流れには、一人で例題を解く練習だけでは慣れにくいと考えています。経験者に面接官役を頼み、面接と同じように話しながら解いて、その場で指摘を受ける練習も取り入れましょう。
中途なら今の職場で実現できない理由を説明できるようにする
中途で応募する方は、転職の理由を面接で説明できるよう準備しておきましょう。経験者採用の面接では、今の職場や環境ではやりたいことができない理由と、コンサルティング業界やアクセンチュアならそれができそうな理由を、あらかじめ用意しておくよう勧められています。
戦略職とビジネス職のどちらに応募する場合も、選んだ職種の仕事内容と結びつけて、なぜ今の職場ではやりたいことを実現できないのかを説明できるようにしておくことが大切です。答えを書き出したら、声に出して話し、理由がつながっているかを確かめてください。
出典:アクセンチュア「アクセンチュアではココを見ます!面接時のポイント」
まとめ
アクセンチュアで戦略職とビジネス職のどちらを選ぶかは、自分の採用区分で応募できるかどうかと、戦略の策定と改革の推進・実行のどちらに重きを置いて働きたいかの2点で決まります。難易度や待遇の差は公式に比べられる情報が限られているため、職種選びの決め手にはしにくいでしょう。
応募する職種が決まったら、その職種の募集要項を開き、応募資格と選考の日程を書き出すところから始めましょう。日程が分かれば、ケース面接の練習とキャリアの説明の準備に、それぞれどれだけ時間を使えるかも決められます。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
我々のマンツーマン指導プログラムについて
2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。
支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。
こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。
我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。
実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。
再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由
最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。
スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。
結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」なのではないか?ということでした。
そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。
プログラムの全体像はこちらです。
①正しく学ぶ
Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

②反復練習で定着:課題ケース演習
厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

③実践&現状把握:模擬ケース面接
専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

メンタリングの質へのこだわり
皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。
『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。
我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある
と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。
ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。
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