今の会社に新卒で入ってまだ数年という第二新卒の立場でも、戦略コンサルファームの選考に応募できるのでしょうか。
Strategy&(PwCコンサルティング合同会社)のように、第二新卒を含む一定の実務経験を積んだ人の中途採用を通年で積極的に行っているところもあります。ただし第二新卒の範囲には明確な定義がなく、実務経験の年数で応募の対象を区切るファームもあるため、自分が対象に入るかどうかは志望先の採用ページで確かめることが欠かせません。
この記事では、自分が応募する採用枠の確かめ方、応募後の選考の流れとケース面接で評価される力、応募までに何から準備すればよいかについて解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
第二新卒でも戦略コンサルへ応募できるファームはある
第二新卒の立場で戦略コンサルに応募できるかどうかは、ファームが中途採用の対象をどう決めているかで変わります。対象の決め方が異なるファームの例から、自分が応募を検討できる立場にあるかを確かめましょう。
Strategy&は第二新卒を含む中途採用を通年で行っている
新卒で入社して数年の方でも、Strategy&(PwCコンサルティング合同会社)の中途採用には応募できます。Strategy&は、第二新卒を含めて一定の実務経験を積んだ人の採用を、通年で積極的に行っています。
募集が通年なので、新卒の就職活動のように決まった時期を待つ必要はありません。ケース面接の準備が整った段階で、応募の時期を自分で選べます。ただし、自分の経験が「一定の実務経験」に当たるかどうかは、応募する職種の募集要項で確かめておきましょう。
出典:PwC Japanグループ「Strategy&(PwCコンサルティング合同会社 中途採用)」
ベインの中途採用は実務経験の年数で応募の対象を区切っている
同じ第二新卒でも、入社からの年数によっては中途採用の対象から外れることがあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの中途採用では、アソシエイトコンサルタントからコンサルタントまでのポジションについて、フルタイムの職務経験が2年以上13年未満の人を対象にしています。2027年に入社できることも条件の一つです。
入社から2年に満たない方は、同じ第二新卒でもこのポジションでは対象外です。入社した月から数えて、フルタイムで働いた期間が何年になるかを先に確かめておきましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
ベインの東京オフィスを第一希望にする人は選考会の日程に合わせて応募する
フルタイムで働いた期間がベインの対象の年数に入る方は、応募の時期も確かめておきましょう。東京オフィスを第一希望とする方の場合、ベインでは応募の時期が選考会の日程で決まります。週末に開かれる選考会に申し込んで応募し、1次・2次面接も原則としてこの選考会で受けるためです。
選考会は年間を通して定期的に開かれています。現在確定している日程は、2026年12月5日と2027年1月23日です。応募したい回を決めたら、その日までにケース面接の準備を整えておきましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
自分がどの採用枠で応募する立場かを確かめる
Strategy&とベインの例はどちらも中途採用の条件ですが、新卒で入社して数年の方は、新卒採用の枠でも応募できるのかと迷うことがあります。第二新卒という言葉の範囲とファームが示す条件から、自分が当てはまる採用枠を確かめ、応募する採用ページを選びましょう。
第二新卒は採用区分では中途採用にあたる
第二新卒という言葉は、一般的には新卒で入社してから社会人経験が3年未満の若手を指して使われます。ただし明確な定義はなく、転職サイトや企業によっては漠然と若手を指している場合もあるので注意が必要です。
第二新卒は学校を卒業して新卒で一度就職しているため、就職していない既卒や、その年に卒業する新卒とは立場が異なり、企業の採用区分では中途採用に当たります。新卒向けの求人に「第二新卒歓迎」と書かれている例もあり、両者を明確に区別していない企業もあるようです。
戦略ファームの場合も、第二新卒を募集の対象として明記するところと、実務経験の年数で対象を区切るところがあります。自分が新卒採用と中途採用のどちらの枠に入るかは、言葉の意味から決めつけず、志望するファームの採用ページで確かめてください。
出典:doda「第二新卒とは」
ベインの新卒採用はフルタイムの職歴がない人が対象
新卒採用に応募できるかどうかも、ファームが示す条件で確かめられます。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの国内新卒採用は、フルタイムでの職歴を持たない人を対象にしています。
フルタイムで働いている第二新卒の方は、すでに職歴があるため、ベインの国内新卒採用の対象外です。ベインへの応募を考える場合は、中途採用の経験年数の条件を満たしているかどうかを確かめましょう。
出典:Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」
経験者向けの採用ページから応募先を選ぶ
中途採用の枠で応募すると決めたら、ファームの採用ページでも経験者向けの入口を選ぶ必要があります。マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本オフィスは、学生向けの採用と経験者採用を別の応募経路として案内しています。
ボストン コンサルティング グループ(BCG)の中途採用ページで選べる応募先は2つです。1つは経営コンサルタント、もう1つはTechnology and Digital Advantage領域のコンサルタント職(TDA)です。
同じファームの中でも職種によって応募先が分かれるため、自分の経験に合う職種の募集要項を開き、応募資格と、通年で募集しているか締め切りがあるかを確かめておきましょう。
出典:McKinsey & Company「経験者採用」、BCG Careers「中途採用」
中途採用の選考の流れを新卒採用と比べて確かめる
中途採用の枠で応募する方は、応募してから内定までにどの段階の選考があるかを知っておくと、いつ何を準備するかを決められます。新卒のときに受けた選考と比べながら、違いを確かめましょう。
ベインの中途採用は書類選考とオンラインテストの後に面接へ進む
中途採用で応募した場合、ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの選考は、書類選考、オンラインテスト、選考会での1次・2次のオンライン面接、翌週以降の平日に対面で行う面接の順に進みます。新卒採用と違い、途中にインターンシップの段階はありません。
面接より前に書類選考とオンラインテストがあるため、職務経歴書とテストの準備も応募の前から進めておきましょう。選考の段階はファームや年度によって異なることがあるため、志望するファームの採用ページで、応募する時点の流れを確かめてください。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」、Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」
ベインの新卒採用はインターンシップを経て本採用面接に進む
新卒の就職活動で戦略ファームを受けた方は、インターンシップも選考の一部だったことを覚えているかもしれません。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの国内新卒採用は、書類審査、オンライン適性検査、複数回の面接、冬のインターンシップ、本採用面接を経て内定に至ります。この選考プロセスは変更になる場合があるとされています。
中途採用にはこのインターンシップの段階がないため、面接の場で力を示さなければなりません。応募を決めてから慌てないよう、面接の練習は応募する前から始めておくとよいでしょう。
出典:Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」
第二新卒の選考ではケース面接での考え方と経験の伝え方が見られる
選考の段階が分かっても、面接で何を見られるかを知らなければ、何を練習すればよいかは決められません。ケース面接で何を鍛え、面接でどの社会人経験を話すかを、ファームの説明をもとに決めていきましょう。
ケース面接では唯一の正解より課題への取り組み方が見られる
ケース面接では、答えが合っているかどうか以上に、課題にどう取り組み、どう考えたかが評価されます。BCGとベイン・アンド・カンパニーはどちらも、ケース面接に唯一の正解があるわけではないと説明しています。
BCGのケーススタディ面接では、アプローチの組み立て、的確な質問、データ分析、簡単な計算、最も重要な要因の見極めという段階を踏むことが必要です。そのうえで、考えを明確に伝え、論理的に考え、ビジネス的な直感と創造性の両方を発揮することが求められます。ベインも、応募者が問題をどう構造化し、面接官との対話の中でアイデアをどう積み上げていくかを見ています。
解答例を覚えて臨んでも、こうした取り組み方を評価の場で示すことはできません。考えた筋道を声に出して面接官に伝えながら、課題を解き進める練習を重ねましょう。
出典:BCG Careers「ケース面接の準備」、Bain & Company「ケース面接について」
ケース面接対策について詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
マッキンゼーはケースに加えて経験を尋ねる質問で人物面を確かめる
戦略ファームの面接では、ケースを解く力に加えて、人物面やこれまでの経験も確かめられることがあります。マッキンゼー・アンド・カンパニーが面接で主に見ている点は、Connection、Drive、Leadership、Growth、Problem Solvingです。
このうちProblem Solvingは、架空のクライアントシナリオのケースを解く中で確かめられます。ほかの項目では、意見が正反対の人と働いたときの困難や、限られた時間で高い目標を達成した経験を尋ねる質問が例に挙がっているので、当てはまる場面を書き出してみてください。
出典:McKinsey & Company「面接準備(日本オフィス)」
マッキンゼーの面接では身につけた知識やスキルの生かし方を話し合う
マッキンゼーの面接では、これまで身につけた知識やスキルがクライアント企業にどう貢献しうるかについても、ディスカッションが行われます。社会人経験が短い第二新卒の方も、今の仕事で身につけた知識やスキルをどう生かせるかを話せるように準備しておきましょう。
出典:McKinsey & Company「面接準備(日本オフィス)」
第二新卒の採用では仕事への考え方も重視される
第二新卒を採用する企業は、スキルよりも仕事への考え方を重視する傾向があるといわれます。企業は経験や実績が少ないことを理解したうえで、社会人としてのマナーや知識、今までの仕事の進め方に固執しない柔軟さ、失敗を認めて次に生かそうとする素直さを見ているとされます。
一方で、社会人経験が半年に満たない場合は、最低限の知識やマナーが備わっていないのではと懸念されることもあるようです。第二新卒に対して、早期に辞めてしまわないか、入社後にていねいに育成できるかという懸念を持つ企業もあるとされています。
面接で転職の理由を聞かれたときは、今の仕事で何を学び、それを次の職場でどう生かしたいかを具体的に伝えて、こうした懸念に答えられるようにしておきましょう。
出典:doda「第二新卒とは」
今応募するか経験を積んでから応募するかを見極める
面接で何が評価されるかを踏まえて、今の経歴のまま応募するか、今の会社で経験を積んでから応募するかを決めましょう。どちらにも利点があるので、両方の材料を比べたうえで応募の時期を選ぶことが大切です。
第二新卒の採用では経験や実績より意欲やポテンシャルが期待される
今の経歴で応募する場合、社会人経験の短さをどう補うかが気になるかもしれません。多くの企業は第二新卒に対して、経験や実績よりも意欲やポテンシャルに期待しているとされます。
ただし、この傾向は企業全般についていわれているもので、戦略ファームの中には実務経験の年数を応募の条件にしているところもあります。今応募するなら、なぜ戦略コンサルで働きたいのか、入社後にどう力を伸ばしたいのかを、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
出典:doda「第二新卒とは」
現職で積んだ専門業務の経験は職歴として評価される
経験を積んでから応募する道を選ぶなら、今の会社でどのような専門業務を経験するかが大切です。大企業などで金融、財務、国際、技術、人事などの専門業務を経験した後、その経験を生かして経営コンサルタントに転身する人もいます。その場合は学歴よりも、どのような専門業務を経験してきたかという職歴が重視されます。
今の会社で経験を積めば、実務経験の年数を応募の条件にしている採用枠にも応募できるようになるのも、この道の利点です。経営コンサルタントは他の業界での経験を生かして就くこともできる職業なので、今の仕事で担う専門業務を、面接で具体的に話せるように書き留めておきましょう。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「経営コンサルタント」
ベインへの再応募には前回の選考から期間をあける必要がある
準備が足りないまま早く応募すると、不合格になったときに、次の応募まで待たなければならないことがあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの中途採用では、以前応募したことがある人は、前回の選考から1年以上たっていることが応募資格に含まれます。
志望度の高いファームほど、最初の応募でケース面接とそれ以外の面接の両方の準備を整えて臨むことが大切です。再応募の条件はファームによって異なるため、志望するファームの応募資格で再応募までの期間を確かめてから、応募の時期を決めましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
応募の時期は経験の伝え方と採用枠の条件から決める
今応募するか、経験を積んでから応募するかを決めるときは、次の二つの点を確かめてください。一つは今の職務経験を面接でどう伝えられるか、もう一つは志望するファームの採用枠が実務経験の年数をどう区切っているかです。
今の会社に入って間もない方は、転職しなければならない理由がない限り、新卒入社後の半年から1年は知識や経験を蓄える期間と考えるのもよいとされています。ただし、今の仕事を続けることで体や心の不調につながる場合は、無理をしないほうがよいとされます。
面接で伝えられる経験と採用枠の条件に自分の状況を当てはめて、話せる経験があり応募の条件も満たしているなら、応募の準備を始めましょう。条件を満たしていない場合は、今の会社で経験を積みながら、ケース面接の練習を先に始めておく方法もあります。
出典:doda「第二新卒とは」
戦略コンサルの仕事を総合コンサルと比べて志望先を絞る
応募の時期とあわせて、戦略ファームだけに応募するか、戦略以外の領域も手がけるファームまで志望先を広げるかも決めておきましょう。どちらにするかは、経営コンサルタントの仕事の流れとファームごとの違いを確かめ、入社後にどんな仕事をしたいかで判断できます。
経営コンサルタントは課題の把握から提案後の支援まで担う
経営コンサルタントは、企業に経営戦略や組織・人事戦略、マーケティング、業務改善などを提案し、その実現に向けて助言や支援を行います。経営コンサルタントの仕事の流れは、次のとおりです。
- 経営者や各層の社員からの情報の収集と整理
- 取引先を含む関係者との話し合いや現場の視察による実態の把握
- 集めたデータの分析による課題の明確化
- 報告書などでの解決策の提案
- 提案の承認後の具体的な計画やマニュアルの作成と従業員への研修
- 実施後の視察や聞き取りによる支援と助言
事業会社の社員が自社の課題に取り組むのに対し、経営コンサルタントはクライアント企業の課題に外部から関わり、提案した後も実行の支援を続けます。第二新卒の方が今の仕事で経験した情報収集や分析、提案の場面は、この流れの一部に当たるため、面接で話す経験を選ぶときの手がかりにもなります。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「経営コンサルタント」
戦略コンサルは経営層の戦略課題を中心に扱う
戦略コンサルの仕事では、経営層が抱える戦略課題が中心になります。これに対して総合コンサル(総合系のコンサルティングファームの総称)は、戦略に加えて業務改善やシステム導入などの実行支援まで手がけることが多いとされます。ただし戦略ファームの中にも実行まで支援するところがあり、線引きはファームごとに異なるため注意が必要です。
志望先を戦略コンサルに絞るか、総合コンサルも含めるかは、入社後に戦略を考える仕事を中心にしたいか、実行の支援まで関わりたいかで考えてみてください。
アクセンチュアの戦略コンサルティングは戦略を実行に移すところまで担う
戦略を考えるだけでなく実行にも関わりたい方は、アクセンチュアの戦略コンサルティングのように、両方を担う組織も志望先の候補に入ります。アクセンチュアは、事業やテクノロジー、各業務領域の戦略を策定し、その戦略をアイデアから実行に移すところまで担うとしています。
業界の専門知識とデータに基づくインサイトを、現場の知見や新しいテクノロジーと組み合わせることも、同社が挙げる進め方の一つです。こうした組織も志望先に加える場合は、応募する職種の募集要項を開き、仕事の内容と応募資格を確かめておきましょう。
出典:アクセンチュア「戦略コンサルティングの仕事と募集要項」
マッキンゼーでは所属オフィスにかかわらず世界のプロジェクトに関わる
入社後の働き方も、ファームによって違いがあります。マッキンゼー・アンド・カンパニーは、One Firm Policyのもとで、所属オフィスに関係なく産業別・機能別のグループに分かれ、世界中のプロジェクトに関わる体制をとっています。
日本オフィスに入社しても国内の案件だけに関わるとは限らないため、どの国のどんな業界のプロジェクトに関わりたいかも、志望先を比べる材料にするとよいでしょう。
出典:McKinsey & Company「様々なキャリアパス」
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
応募までの準備を採用ページの確認から順に進める
志望するファームと応募の時期の見当がついた方は、応募までの準備に取りかかりましょう。最初に採用ページを確かめ、その後はケース面接の練習と職務経歴書づくりを並行して進めると、限られた時間を無駄なく使えます。
志望ファームの採用ページで採用枠と選考日程を確かめる
志望するファームの採用ページを開いたら、まず応募できる採用枠と選考の日程を確かめましょう。採用枠が求める経験年数と選考の日程が分かれば、ケース面接の練習と、職務経験を短い時間で伝える準備を、いつまでに済ませるかを決められます。
説明会の日程も、採用ページで確かめておきたい情報の一つです。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスは、実務経歴2年以上13年未満の人を対象にCareer Seminarを開いています。オンラインで開かれた回もあります。Career SeminarまたはDiscover Bain Nightの今後の日程は、2026年11月5日と12月17日です。
選考会や説明会の日程が分かったら予定表に書き込み、その日から逆算して練習と書類の準備の期限を決めましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
ケース面接は第三者のフィードバックを受けながら声に出して解く練習をする
採用ページで日程を確かめたら、ケース面接の練習に取りかかりましょう。BCGは中途採用ページの「選考に向けた準備」で、ケース面接で力を発揮するには練習と心構えが大切だとして、参考資料や例題、アドバイスを用意しています。
一人で練習するときは、例題を解答を見ずに最後まで解き、途中の考えを声に出して録音しておきましょう。聞き返すと、説明の筋道が途切れた箇所や、黙って計算していた箇所に気づくことができるでしょう。
ただ、考え方の偏りや論点の抜けは、録音を聞き返しても自分一人では見つけにくいため、Strategistsは、本番に近い形で第三者から客観的な指摘を受ける練習が欠かせないと考えています。面接官役を経験者に頼み、練習のたびに指摘された点を次の例題で直すようにしましょう。
その他のケース面接対策のコツや押さえておくべきポイントは、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書でご確認ください。
職務経歴書を作りながら面接で話す経験を選ぶ
職務経歴書は応募の手続きで必要になるため、ケース面接の練習と並行して作り始めておきましょう。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの中途採用では、Recruit Portalに登録するときに履歴書と職務経歴書の添付が求められます。
職務経歴書に書いた業務の中から、面接で詳しく話せる経験を選び出し、自分が担った役割と取った行動、その結果を説明できるようにしておくと、面接の準備にもつながります。第二新卒の方は経験の期間が短いぶん、担当した業務の数より、一つの業務で何を考えてどう動いたかを具体的に話せるようにしておくことが大切です。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
資格や英語力が応募に必要かを応募資格で確かめる
資格の勉強や英語の学習を応募前の準備に加えるかどうかは、応募資格に何が書かれているかで判断できます。資格と英語力のそれぞれについて、応募の前に何を確かめ、何を学ぶかを決めましょう。
経営コンサルタントになるのに資格は必須ではない
経営コンサルタントに関係する資格には中小企業診断士や経営士などがありますが、これらの資格がなくても経営コンサルタントになることはできます。応募前の限られた時間を、資格の勉強より、ケース面接の練習と面接で話す経験の準備に充てる方法もあります。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「経営コンサルタント」
英語力を応募資格に含めるファームがある
資格は必須ではない一方で、英語力を応募資格に含めているファームはあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの中途採用では、日本語と英語の両方がビジネスレベルであることが応募資格に含まれ、日本語がネイティブでない場合はJLPT N1相当が求められます。
英語の要件はファームによって異なるため、志望するファームの応募資格を読み、英語についてどんな条件が書かれているかを確かめておくことが必要です。要件がある場合は、今の英語力で条件を満たせるかを見て、足りなければ応募前の学習に英語を加えましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
応募の経路を自分に合う方法で選ぶ
準備が整ってきた方は、採用ページから直接応募するか、転職エージェントを経由するかを決めておきましょう。経路ごとの手続きの違いを知っておけば、自分に合う方法を選べます。
応募の経路は直接応募と転職エージェント経由から選べる
応募の経路には、ファームの採用ページから直接応募する方法と、転職エージェントを経由して応募する方法があります。直接応募では、応募の時期や申し込みの手続き、提出する書類の準備を自分で管理することが必要です。
転職エージェントを経由すると、担当者に相談しながら応募を進められます。ただし、エージェントを経由しても、応募の手続きそのものは各ファームの応募フォームから行う場合があるとされます。
応募の時期や手続きを自分で管理したいか、第三者に相談しながら進めたいかを考えて、どちらの経路で応募するかを決めてください。
ベインではエージェント経由でも選考会の応募フォームから手続きする
エージェントを経由するときの手続きまで、ファームが採用ページで案内している例もあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの中途採用では、東京オフィスを第一希望とする方は選考会の応募フォームから、第2・第3希望とする方は別の応募フォームから申し込みます。エージェント経由で応募する方も選考会の応募フォームから手続きし、フォーム内でのエージェント名の入力が必要です。
エージェントを使う方も、応募フォームの入力を任せきりにせず、自分がどの選考会に申し込んだかを確かめておきましょう。
出典:Bain & Company「中途採用(東京オフィス)」
まとめ
第二新卒で戦略コンサルに応募できるかどうかは、第二新卒という言葉ではなく、ファームごとの採用枠が実務経験の年数をどう区切っているかで決まります。選考に進んでからは、ケース面接で考える過程そのものが見られるため、準備の時間の多くはその練習に充てることになります。
最初の一歩として、志望するファームの採用ページを開き、自分の経験年数が応募の対象に入るかと、次の選考会や説明会の日程を確かめましょう。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
我々のマンツーマン指導プログラムについて
2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。
支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。
こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。
我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。
実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。
再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由
最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。
スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。
結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」なのではないか?ということでした。
そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。
プログラムの全体像はこちらです。
①正しく学ぶ
Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

②反復練習で定着:課題ケース演習
厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

③実践&現状把握:模擬ケース面接
専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

メンタリングの質へのこだわり
皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。
『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。
我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある
と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。
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