ベイン・アンド・カンパニーの選考を受けると決めたものの、内定までにどんな段階があり、それぞれにどのような対策が必要かまで調べるのは大変な労力です。
2028年国内新卒採用の選考は、現時点では書類審査、オンライン適性検査、複数回の面接、インターンシップ、本採用面接の順に進み、内定に至ります。段階ごとに課される形式が変わるため、準備も次に受ける段階に合わせて変えましょう。
この記事では、新卒本選考の各段階で見られる観点と準備、中途採用の選考フローとの違いについて解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
ベインの新卒本選考は募集要項にある順番で進む
ベインの新卒採用を受ける方は、応募する前に、内定までにどんな段階があるかと、自分が応募の条件に当てはまるかを確かめておきましょう。エントリーの方法もあわせて確認します。
書類審査から内定までの段階の並び
ベイン・アンド・カンパニーの2028年国内新卒採用は、現時点では次の段階を順に進みます。
- 書類審査
- オンライン適性検査
- 面接(複数回)
- インターンシップ
- 本採用面接
- 内定
いま自分がどの段階にいて、内定までにあといくつ段階が残っているかを確かめておきましょう。
面接のあとにインターンシップを挟んでから本採用面接へ進む
ベインの国内新卒採用では、複数回の面接を通過した後にインターンシップの段階があり、インターンシップを経てから本採用面接に進みます。このインターンシップは、戦略コンサルの選考でジョブ(選考の一部として行う短期インターンシップ)と呼ばれる段階に当たります。
冬インターンシップの内容や見られる観点と、本採用面接で何を見られるかは、募集要項には書かれていません。インターンシップはマイページの案内やジョブディスクリプションで、本採用面接は選考の案内で確かめましょう。
国内新卒採用に応募できる人の条件
ベインの2028年国内新卒採用は、次の条件に当てはまる方が対象です。
- 2027年4月~2028年8月の間に国内の4年制大学または大学院を卒業予定で、2028年4月または9月に入社できる方
- 日本語と英語がともにビジネスレベルの方(日本語が母国語でない方は、日本語能力試験N1またはそれ相当の上級レベルの日本語力〈会話・読解力〉が必要)
- 日本での就労ビザを取得できる方
- フルタイムでの職歴を持たない方
フルタイムでの職歴がある方は国内新卒採用の条件に当てはまらないため、中途採用の選考フローを確かめてください。
交換留学中の方が受けるボストンキャリアフォーラム選考
日本国外の大学・大学院に交換留学中の方には、国内の選考とは別にボストンキャリアフォーラム選考が用意されています。この選考は、採用選考を実施する2026年10月~11月に日本国外にいる方を対象としたフルタイム採用選考です。ボストンキャリアフォーラム選考では、インターンシップは実施されません。
交換留学中の方でも、その時期に日本へ帰国している場合は、国内の大学・大学院在学中の方と同じ選考プロセスに応募します。留学の予定と帰国の時期を確かめたうえで、どちらの選考に応募するかを決めましょう。
ベインの新卒選考へは2028MYPAGEに登録してエントリーする
国内新卒採用のインターンシップ選考やボストンキャリアフォーラム選考に応募するには、2028MYPAGEに登録したうえでエントリーする必要があります。冬インターンシップ選考の詳細もマイページで案内されるため、早めに登録しておきましょう。
国内新卒採用では、ベインの他オフィスとの併願はできません。他オフィスを希望する方は、グローバルサイトから応募します。
各段階の準備は課される形式に合わせて変える
エントリーを済ませたら、次に受ける段階に向けた準備を始めましょう。書類審査とオンライン適性検査は形式に、面接はベインが見ている観点に合わせて準備すると、時間を無駄なく使えます。
エントリーシート(書類審査)とWebテスト(オンライン適性検査)は課される形式に合わせて備える
ベインの国内新卒採用では、書類審査に続いてオンライン適性検査(Webテスト)が実施されます。
書類審査で提出するエントリーシートの設問は、募集要項には書かれていません。設問は新卒採用のマイページの案内で確かめ、経歴や志望動機の要点を絞って書きましょう。
オンライン適性検査の種類や形式も、募集要項には書かれていません。種類と形式は受検の案内で分かります。案内が届いたら、その形式の問題を時間を計って解く練習をしましょう。
面接では考えを声に出して構造で示す
ベイン・アンド・カンパニーの面接は、応募する職種に合わせて行われます。ベインは面接で、問題解決の力と、応募する職種に関わる分野の適性を見ています。面接の形式には質問票や行動面接(過去の経験での考え方や行動を尋ねる面接)、取り組み課題が含まれることもあるため、どの形式でも自分の強みと考え方を示せるように準備しておきましょう。
対面でもオンラインでも、面接では次の進め方で考えを示すことが勧められています。
- 取りかかる前に問いの目的を確かめ、必要に応じて確認の質問をすること
- 明確なフレームワークで考えを構造化し、進め方を面接官に示すこと
- 自信がなくても、考えの筋道や計算を声に出して伝えること
- 面接官の反応に注意を払い、それに合わせて進め方を変えること
- 重要な数字や洞察を強調し、面接官が後から参照しやすくすること
あわせて、熱意と誠実さを持って自分らしさを出すことと、ベインや面接官の経験について関心を持って質問することも勧められています。想定問答を覚えるだけでなく、考えを声に出しながら組み立てる練習も重ねておきましょう。
出典:Bain & Company「Hiring process」採用ページ(英語版)、Bain & Company「Case interview preparation」(日本サイト掲載・英語)
ケース面接はコンサルタントなどの職種に応募すると課されることがある
ケース面接は、答え方に慣れるまでに練習の時間がかかります。自分の応募でケース面接があるかと、そこで見られる力を確かめ、練習を始める時期を決めましょう。
ベインの採用プロセスは職種ごとに異なり多くの職種で複数回の面接がある
ベイン・アンド・カンパニーの採用プロセスは職種ごとに異なりますが、多くの職種では応募書類の確認と複数回の面接があります。コンサルタントなどの職種に応募する場合は、問題を解きながら進めるケース面接も課されることがあります。
ケース面接を行う回は公開されていないため、コンサルタント職を志望する方は、どの面接でも出される前提で準備しておきましょう。
出典:Bain & Company「Hiring process」採用ページ(英語版)
ケース面接では考え方の筋道と対話のなかでの適応が見られる
ベインのケース面接はコンサルティング職の選考だけで行われ、実際のビジネス問題を題材に面接官と対話しながら進みます。評価の対象は1つの正解ではなく、問題解決の考え方や構造化の力、対話の流れに合わせて考えを発展させる力です。練習でも、この3つを目安にしましょう。
面接官とのやり取りのなかで考えを組み立て直す力が問われるため、自分だけで解く練習に加えて、相手の問いかけを受けて考えを直す練習も必要です。面接で話す経験も、結論に至るまでにどう考えたかを話せるものを選んでおきましょう。
出典:Bain & Company「Case interview preparation」(日本サイト掲載・英語)
公式が公開する練習用ケースで手を動かす
ケース面接の練習には、ベインが公式サイトで公開している練習用ケースを使えます。練習用ケースには、友人がコーヒーショップを開くべきかを判断するCoffee Shop Co.と、売上の減少が続くファッション企業の原因を探るFashionCo.があります。
面接の段階に入る前から、練習用ケースを声に出して解いてみてください。練習の目安は、初めて見る問題でも、問いの目的を確かめ、考えを構造化し、声に出しながら結論まで話せるようになることです。
自分だけで練習用ケースを解いていると、考え方の癖に気づく機会が限られます。Strategistsは、本や記事で基礎を固めたうえで、実戦に近い練習と経験者からの客観的なフィードバックを重ねることが対策の鍵になると考えています。
出典:Bain & Company「Case interview preparation」(日本サイト掲載・英語)
ケース面接対策について詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
中途採用の選考フローは新卒と構成が異なる
フルタイムでの職務経験がある方は、国内新卒採用ではなく中途採用の選考を受けます。中途採用はポジションによって段階が変わるため、自分の実務経歴に合う流れと応募資格を確かめましょう。
一般ポジションは書類選考とオンラインテストを経て選考会で面接を受ける
ベインの中途採用のうち、実務経歴2年以上13年未満の方を対象とするアソシエイト コンサルタント~コンサルタントのポジションでは、次の順に選考が進みます。
- 書類選考
- オンラインテスト
- 選考会(1次・2次面接はオンラインで実施)
- 次回以降の面接(翌週以降の平日に対面で実施)
この流れの面接は原則として選考会で行われるため、選考会の日程までに1次・2次面接の準備を済ませておきましょう。
Recruit Portalへの登録時には、履歴書と職務経歴書の添付が必須です。書類を出したら、オンラインテストの練習も始めましょう。
マネージャー以上のポジションは別の流れで進む
マネージャー、シニア マネージャー、アソシエイト パートナーのポジションは、戦略コンサルティングでの実務経験があり、職務経歴が10年以上の方を対象としています。このポジションの選考は、一般ポジションとは別の流れで、応募、書類審査、複数回の面接、内定の順に進みます。一般ポジションにある選考会やオンラインテストの段階は、この流れには含まれていません。
応募する前に、実務経歴の年数と戦略コンサルティングでの経験の有無を確かめておきましょう。
中途の選考プロセスにはインターンシップの段階がない
新卒と中途の選考フローを比べると、インターンシップの段階の有無に大きな違いがあります。国内新卒採用では、面接の後にインターンシップを経て本採用面接へ進みます。一方、中途採用の選考プロセスには、どのポジションでもインターンシップの段階が記載されていません。
中途で応募する方は、書類選考(一般ポジションではオンラインテストも)を通過した後の面接に準備の時間を集中させましょう。
出典:Bain & Company「国内新卒」採用ページ、Bain & Company「中途採用」採用ページ
中途採用の選考会に申し込む前に募集要項の応募資格を確かめる
中途採用の一般ポジション向け選考会に申し込む前に、自分が応募資格を満たすかを確かめておきましょう。2026年10月度週末選考会の応募資格は、次のとおりです。
- フルタイムでの職務経験が2年以上13年未満の方
- アソシエイトコンサルタント、シニア アソシエイトコンサルタント、コンサルタントのポジションに応募する方
- 日本語と英語がともにビジネスレベルの方(日本語がネイティブでない方はJLPT N1相当)
- 日本(東京)で勤務できる方
- 2027年に入社できる方
- 以前応募したことがある場合は、前回の選考から1年以上たっている方
選考会の対象は、東京オフィスを第一希望の勤務地とする方です。東京オフィスが第2、第3希望の方は、選考会とは別の応募フォームから応募します。
応募資格は回ごとに変わることがあるため、申し込む回の応募資格を中途採用ページで確かめましょう。
選考の時期は公表されている日程から逆算する
応募する選考が決まったら、日程を確かめて、いつまでに何を準備するかを決めましょう。新卒と中途では、日程の示され方が違います。
2028年国内新卒採用の冬インターンシップ選考の日程と応募期限は現時点の募集要項で示されている
2028年国内新卒採用では、日本国内の大学・大学院に在学中の方向けに冬インターンシップ選考が案内されています。ほかの時期の選考は、現時点では案内されていません。
冬インターンシップ選考の実施日程は2026年11月26日(木)~11月28日(土)、応募受付期限は2026年10月7日(水)13:00までです。
冬インターンシップの募集に先立って、会社説明会が開かれます。開催日は、第1回が9月29日(火)、第2回が10月6日(火)で、どちらも18:30~20:00です。申込受付期間などの詳細は、マイページで案内されます。
応募受付期限から逆算して、エントリーシートの準備とオンライン適性検査の練習をいつまでに終えるかを決めておきましょう。
中途の選考会は年間を通して定期的に実施される
ベインの中途採用の一般ポジション向け選考会は、年間を通して定期的に実施されています。現時点で決まっている日程は、2026年12月5日(土)と2027年1月23日(土)です。これより後の日程は、詳細が決まり次第、中途採用ページで順次案内されます。
希望する回が決まったら、その回の応募締切から逆算して書類とオンラインテストの準備を進めましょう。
自分が応募する年度の募集要項で日程を確かめる
選考の日程は年度ごとに更新されるため、記事で紹介した日程をそのまま自分の年度に当てはめないようにしましょう。採用ページやマイページの案内を定期的に見ておくと、日程の追加や変更に気づけます。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
ネット上の数値と最新の選考内容は公式の案内で確かめる
選考について調べていると、通過率の数値や古い選考の情報を目にすることがあります。数値の扱い方と、最新の選考内容の確かめ方を確認しておきましょう。
通過率や難易度の数値は推定として受け止める
ベインの採用ページには、選考の難易度や通過率の数値は載っていません。インターネットで見かける数値は推定にすぎないため、数値よりも、次に受ける段階の準備がどこまで進んでいるかで練習の量を決めましょう。
国内新卒採用の選考プロセスは変更になる場合があるとベインが案内している
国内新卒採用の選考プロセスは、変更になる場合があるとされています。エントリーの前に、公式の採用ページで最新の選考プロセスを確かめてください。
まとめ
ベインの選考は、新卒ではインターンシップを挟み、中途ではポジションごとに段階の構成が変わるため、同じベインの選考でも何から準備するかは人によって違います。どの流れで進む場合も、準備は次に受ける段階から始めると無駄がありません。
自分が新卒と中途のどちらの流れで進むかを確かめたら、次の段階の準備と並行して、時間のかかるケース面接の練習も始めてみましょう。目の前の段階を一つずつ越えていけば、ベインの選考は遠い目標ではありません。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
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