ケース面接対策

戦略コンサルの新卒選考の準備はいつから何を始めるか|選考の段階ごとの対策を解説

戦略コンサルの新卒選考は時期が早いと聞いても、どんな段階があり、何から準備すれば間に合うのかが分からなければ、計画は立てられません。

たとえばベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの国内新卒採用では、書類審査とオンライン適性検査の後に複数回の面接があり、インターンシップと本採用面接を経て内定に至ります。同社が2028年対象として行う冬インターンシップ選考では、国内の大学・大学院に在学中の方の応募受付期限を2026年10月7日としています。

選考までの残り時間が限られているときは、書類や面接の直前対策より先に、答える力が身につくまで時間のかかるケース面接の練習から始めると、締切までに準備を間に合わせやすいでしょう。

こちらでは、選考の段階、準備を始める時期の決め方、段階ごとの準備の進め方を解説します。

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戦略コンサルの新卒選考は複数の段階を経て内定に至る

何から準備するかを決めるには、まず戦略コンサルの新卒選考にどんな段階があるかを知る必要があります。段階ごとに見られることも違うため、志望するファームの選考にどの段階があるかを確かめ、準備が必要な段階を書き出しましょう。

書類と適性検査を通過すると面接とインターンシップに進む

戦略コンサルの新卒選考には、面接を通過した後にインターンシップがあり、その後の面接を経て内定に至るものがあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの国内新卒採用の選考は、次の段階で進みます。

  • 書類審査
  • オンライン適性検査
  • 面接(複数回)
  • インターンシップ
  • 本採用面接
  • 内定

インターンシップより前に書類審査と適性検査と面接があるため、インターンシップに応募する段階で書類と面接の準備が必要です。選考プロセスは変更になる場合があるとされているので、応募する年度の採用ページで最新の段階を確かめましょう。

出典:Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」

ケース面接のほかに経験や志望動機を聞く面接もある

戦略コンサルの面接には、ビジネスの課題を解くケース面接のほかに、自分の経験や志望動機を聞かれる面接もあります。ボストン コンサルティング グループ(BCG)が新卒と経験者を分けずに示しているコンサルタント選考の流れも、応募の後はスキル面接、ケース面接、チーム面接の順です。

スキル面接では、経験とスキル、BCGへの志望動機を聞かれます。クライアント対応職の応募者は、ケース面接で問題解決力と分析力を、チーム面接ではそれに加えてコミュニケーション能力も評価されます。

ケース面接の練習だけでは経験や志望動機を聞く面接に備えられないため、両方の面接に向けた準備が必要です。

出典:BCG Careers「面接について」

面接の言語と求められる英語力は志望先の募集要項で確かめる

面接で使う言語や求められる英語力は、ファームの募集要項や応募資格に書かれていることがあります。たとえば、ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの国内新卒採用では、日本語と英語がともにビジネスレベルであることと、フルタイムでの職歴がないことが応募資格に含まれています。

マッキンゼー・アンド・カンパニー日本オフィスが2027年9月から2028年8月末に卒業予定の方を対象に行うBusiness Analystの国内大学新卒採用では、面接はすべて日本語です。内定後には、個々の英語レベルに応じた英語研修が行われます。

志望するファームの募集要項と応募資格を読み、面接で使う言語と英語力の条件を確かめたうえで、英語の準備を始める必要があるかを判断してください。

出典:Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」、McKinsey & Company「国内大学新卒採用情報」

戦略コンサルの応募時期は政府の日程と各社の募集要項の両方で確かめる

戦略コンサルのインターンシップや選考は、政府が要請する一般的な就職・採用活動の日程とは別に、各ファームが独自の時期に行うことがあります。一般的な日程だけを目安にせず、応募資格と同じく応募時期と締切も志望するファームの募集要項で確かめ、自分の卒業予定時期に合う募集の締切に間に合うよう、準備を始める時期を決めましょう。

政府の要請では面接などの採用選考は卒業する年度に始まる

就職・採用活動の日程には、政府が経済団体などに要請している原則のルールがあります。内閣官房が示す2027(令和9)年度に卒業・修了する予定の学生などの日程は、次のとおりです。

  • 広報活動の開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  • 採用選考活動の開始:卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日:卒業・修了年度の10月1日以降

春休み以降に行われる2週間以上の専門活用型インターンシップを通じて、高い専門的知識や能力があると判断された学生は、この原則の例外にあたります。そうした学生については、3月から始まる広報活動の期間を短くし、6月より前に採用選考を始められることになっています。

ここで示した日程は2027(令和9)年度に卒業・修了する予定の学生などが対象なので、自分の卒業年度がこれに当たるかを確かめてください。

出典:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」

ベインとBCGの冬のインターンシップは秋に応募が締め切られる

ファームによっては、冬のインターンシップの応募を秋のうちに締め切ります。締切や日程は年度によって変わるため、志望するファームの採用ページで、自分の卒業予定時期が募集の対象に当たるかと今年度の締切を確かめましょう。

ベインの冬のインターンシップは交換留学で秋に国外にいる方だけ別の選考になる

ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの2028年対象の冬インターンシップ選考は、2027年4月から2028年8月末に国内の大学・大学院を卒業予定で、2028年4月か9月に入社できる方が対象です。日本国内の大学・大学院に在学中の方向けの選考は、2026年11月26日から28日に東京オフィスで行われます。応募受付期限は2026年10月7日13時です。

日本国外の大学・大学院に交換留学中で、2026年10月から11月に日本国外にいる方は、ボストンキャリアフォーラムでのフルタイム採用選考の対象になります。この選考ではインターンシップが実施されません。その時期に日本へ帰国している場合は、国内の大学・大学院に在学中の方と同じ選考プロセスに応募してください。

出典:Bain & Company「国内新卒(東京オフィス)」

BCGの冬のインターンシップは国内の大学・大学院に在籍し卒業予定時期と職務経験の条件を満たす方が応募できる

BCGは、経営コンサルタント職(2028年対象)のWinter Internshipを12月に東京オフィスで開催し、応募締切を10月13日15時(日本時間)としています。応募資格は、国内の大学または大学院に在籍中で2027年9月から2028年8月に卒業予定であることと、フルタイムでの職務経験がないことです。

募集が始まる前から書類を用意し、面接にも備えておきましょう。

出典:BCG Careers「2028年新卒採用情報(国内大学/大学院在学中の方)」

海外の大学に在籍する方の選考は秋のうちにオファーまで進む

海外の大学に在籍する方向けに、国内とは別の日程で選考を行うファームもあります。ベイン・アンド・カンパニー東京オフィスは、日本国外の大学または大学院を2027年か2028年に卒業予定で、フルタイムの職務経歴がない方を対象に選考を実施しています。日程は次のとおりです。

  • 日本時間9月30日23:59:応募締切(ウェブテストの受験とフォームへの回答を含む)
  • 10月上旬:書類選考
  • 10月17・18日:1次面接(ケース面接、日本語)
  • 11月にかけて:2次面接以降
  • 11月:オファー

この日程では、9月末の応募締切から11月のオファーまで、選考が秋のうちに進みます。面接回数とスケジュールは変更となる場合があるとされているので、海外の大学に在籍する方は、応募する年度の案内で日程を確かめてください。

出典:Bain & Company「海外新卒(東京オフィス採用プロセス)」

ジョブなどのインターンシップで得た学生の情報をいつから本選考に使えるかは政府が考え方を示している

秋に締切を迎える冬のインターンシップには、戦略コンサルのジョブ(選考の一部として行われる短期のインターンシップ)のように、応募の段階で書類や面接の選考があるものもあります。ジョブに参加した後の選考の進み方は公式に示されていない場合もあるため、募集要項の記載や説明会で確かめ、企業が得た学生の情報の扱いについて政府が示す考え方も知ってから応募を決めましょう。

政府が定めるインターンシップには就業体験とフィードバックが含まれる

学生のキャリア形成を支援する企業の取組みには、政府の考え方ではインターンシップにあたらないものも含まれます。「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」が示した取組みの類型は、次のとおりです。

  • タイプ1:オープン・カンパニー
  • タイプ2:キャリア教育
  • タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  • タイプ4:高度専門型インターンシップ

このうちタイプ3とタイプ4は、三省合意(文部科学省・厚生労働省・経済産業省による考え方)でインターンシップとされています。タイプ3のインターンシップの要件は、次の4つです。

  • 実施期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充てること
  • 就業体験で職場の社員が学生を指導し終了後にフィードバックを行うこと
  • 実施期間が汎用的能力活用型で5日間以上、専門活用型で2週間以上であること
  • 大学の正課と博士課程を除き学部3年・4年または修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み)に行うこと

応募するジョブの募集要項では、実施期間や就業体験の内容、フィードバックの有無を確かめておきましょう。

出典:文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(通称:三省合意)

インターンシップで得た学生の情報を採用選考に使えるかは実施した時期とタイプで決まる

インターンシップなどで企業が得た学生の情報は、いつでも採用選考に使えるわけではありません。

卒業・修了前年次の2月末までに実施した取組で企業が得た学生の情報は原則として採用選考に使えない

令和5年度以降に実施されたタイプ1〜4の取組で企業が得た学生の情報の扱いは、取組を実施(開始)した時期ごとに次のとおりです。

  • 卒業・修了前年次の2月末までに実施:広報活動にも採用選考活動にも使えない
  • 卒業・修了前年次の3月から卒業・修了年次の5月末までに実施:広報活動に使える
  • 卒業・修了年次の6月以後に実施:学生の情報を使える

ただし、あらかじめ広報活動や採用選考活動の趣旨を含むと示されたタイプ3のインターンシップに限っては、企業は取得した学生の情報を次のように使えます。

  • 卒業・修了前年次の2月末までに実施:3月以降は広報活動に、6月以降は採用選考活動に使える
  • 卒業・修了前年次の3月から卒業・修了年次の5月末までに実施:6月以降は採用選考活動に使える

募集要項に、採用活動の開始以降に限り学生の情報を活用する旨が書かれていれば、そのインターンシップで企業が得た情報は6月以降に採用選考で使われることがあります。

出典:文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(通称:三省合意)

募集要項に学生の情報を活用する旨が書かれているかを応募前に確かめる

タイプ3のインターンシップでは、決められた項目の情報を募集要項などに記載し、ホームページなどで公表することも要件です。記載する項目には、たとえば次のものがあります。

  • プログラムの趣旨
  • 実施時期・期間、場所、募集人数、選抜方法、有給か無給か
  • インターンシップでのフィードバック
  • 採用活動の開始以降に限りインターンシップで得た学生の情報を活用すること

ジョブに応募する前に、募集要項に学生の情報を活用する旨の記載があるかを確かめてください。

出典:文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(通称:三省合意)

ESに書いたインターンシップへの参加は選考で使ってよいとされている

インターンシップに参加した経験は、エントリーシート(ES)に自分で書くことで、企業が選考で使ってよい情報になります。学生が自ら提出したESや成績表などにタイプ1〜4の取組への参加やフィードバックの結果が書かれていれば、企業はその記載を他の成績書類と同じく広報活動や採用選考活動に使ってよいとされています。

そのため、ジョブで受けたフィードバックや取り組んだ内容は、参加した直後に書き留めておくとよいでしょう。後でESを書くときに、その記録をもとに参加の経験を具体的に書けます。

出典:文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(通称:三省合意)

残り時間が限られているときは時間のかかるケース面接の練習から始める

ジョブや本選考の応募締切までの残り時間が短いときは、答える力が身につくまでに時間がかかるケース面接の練習を先に始め、ほかの準備は並行して進めることになります。応募する選考の締切から逆算して残り時間を確かめ、どの準備から始めるかを決めましょう。

ケース面接の練習は時間がかかるため最初に始める

ケース面接で答える力は、解き方の型を覚えるだけでなく、声に出して解く練習を重ねて身につくため、準備に時間がかかります。書類の準備や面接の直前対策は応募や面接の日が近づいてからでも進められるので、残り時間が短いときほど、ケース面接の練習を先に始めましょう。

まずは、ケース面接の練習をする曜日と時間を決め、予定表に書き込んでください。

ケース面接の練習と並行して行動面接の答えを用意する

ケース面接の練習に時間を使うほど、経験や志望動機を聞かれる面接の準備が後回しになりがちです。あるBCGのアラムナイ(BCGで働いた経験のある人)も、ケースの準備に集中するあまり、BCGの面接に行動に関する質問も含まれることを忘れないよう助言しています。行動面接(過去の行動や経験について聞く面接)で答えるときは、答えが仕事で求められる要件とつながるように話すことも勧められています。

ケース面接の練習と並行して、話せる経験を書き出す時間も予定に入れておきましょう。

出典:BCG Careers「面接について」

マッキンゼーのように同じ年度に再応募できないファームには準備を整えてから応募する

同じ年度に再応募できないファームには、準備が整ってから応募するほうが、一度きりの応募の機会を生かせます。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本オフィスの国内大学新卒採用では、選考に適性検査と面接があり、同じ年度での再応募は受け付けていません。

応募する前に、志望するファームの採用ページで再応募の条件を確かめてください。再応募できないファームには、ケース面接の練習と行動面接の答えの準備が進んでから応募しましょう。

出典:McKinsey & Company「国内大学新卒採用情報」

応募の締切までに書類と適性検査の準備を終える

応募の締切までには、ケース面接の練習と並行して、書類と適性検査の準備も終えておく必要があります。応募書類に書く経験を書き出し、受ける適性検査の形式を確かめて、締切までに何を終えるかを決めましょう。

ESやレジュメを書く前に学歴と実績を書き出す

ESで問われる設問は、ファームや年度によって異なります。公式に設問が示されていない場合もあるため、志望するファームの募集要項やマイページで今年度の設問を確かめましょう。

設問が分かる前でも、学歴と、スキルや実績を示せる学業や課外活動の経験を書き出し、志望理由も考えておくと、ESの答えを用意しやすくなります。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本オフィスの国内大学新卒採用では、学歴・スキル・実績をまとめたレジュメの提出が必須で、英語か日本語で提出できます。

海外の大学に在籍する方がベイン・アンド・カンパニー東京オフィスの選考を受けるには、応募の完了までに次の手続きが必要です。

  • ポジション別の応募フォームへの情報登録と英文レジュメのアップロード
  • 別途案内されるフォームへの回答
  • ウェブテストの受験

レジュメやESの下書きに入る前に、書き出した経験のそれぞれに、自分の役割と結果を添えておきましょう。

出典:McKinsey & Company「国内大学新卒採用情報」、Bain & Company「海外新卒(東京オフィス採用プロセス)」

Webテストは受ける形式を確かめてから練習する

適性検査やWebテストの形式も、ファームや採用区分、年度によって異なることがあります。公式に形式が示されていない場合もあるため、応募後の案内や募集要項で受ける形式を確かめてから練習を始めましょう。

ベインは応募者にデジタルアセスメントの受検を求めることがある

ベイン・アンド・カンパニーでは、インターンと正社員のどちらのコンサルティング職に応募する場合も、職種とオフィスの要件によって、デジタルアセスメントの受検が求められることがあります。受け方は同社のグローバル採用サイトで説明されています。所要時間は約30〜40分です。期限までに受検を終えないと、応募が選考の対象外になります。アセスメントでは、問題解決力やコミュニケーション、分析力といったコンサルティング職に欠かせない力が測られます。これはグローバル採用サイトの説明なので、国内の選考で同じ形式を受けるとは限りません。ベインに応募したら、受検を求められても期限までに終えられるよう、受検にあてる時間を空けておきましょう。

出典:Bain & Company「Digital assessment」(英語版・グローバル採用サイト)

ベインのデジタルアセスメントはSovaかTestGorillaかで準備の仕方が変わる

ベインのデジタルアセスメントでは、SovaとTestGorillaのどちらを受けるかが応募後に届くメールで知らされます。形式が分かったら、それに合わせて準備を進めてください。TestGorillaは事前の準備が不要です。Sovaの場合は、Sovaのウェブサイトの候補者向け準備ページにあるサンプル問題を確かめておくことが勧められています。

どちらの形式も、他の人の助けを借りずに受ける必要があります。AIツールの使用も禁止です。ペンと紙、電卓は使えますが、電卓はアセスメントの間に限って認められ、その後の面接では使えないので注意してください。

出典:Bain & Company「Digital assessment」(英語版・グローバル採用サイト)

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ケース面接では唯一の正解より課題への取り組み方が見られる

ケース面接の練習は、ファームが面接で何を見ているかを知ってから始めると、何を重点的に練習するかを決められます。各ファームが公式に示している評価の観点と練習問題を確かめ、最初に解く問題を選びましょう。

ファームはケース面接で課題を構造化して考えを積み上げる力を見ている

ケース面接では、唯一の正解を出せたかどうかより、課題への取り組み方が見られます。ベイン・アンド・カンパニーは、応募者がどのように考えて課題を構造化し、対話が進む中で考えを積み上げていくかを見ていると説明しています。同社では、ケース面接はコンサルティング職の選考でしか行われません。

BCGのケーススタディ面接(問題解決面接)では、実際に起こりうるビジネス上の課題が示されます。応募者は、アプローチの組み立て、的確な質問、データ分析、簡単な計算、重要な要因の見極めという段階を踏んで課題に取り組みます。BCGの面接でも課題への取り組み方と思考の質が重視されていて、必ずしも唯一の正解があるわけではありません。

練習では、答えを当てることより、課題を分けた理由や質問した意図を面接官に説明しながら解き進めることを心がけましょう。

出典:Bain & Company「Case interview preparation」、BCG Careers「ケース面接の準備」

その他のケース面接対策のコツや押さえておくべきポイントは、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書でご確認ください。

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ファームが公開している練習問題で面接の形式に慣れる

ケース面接の練習は、各ファームが公式に公開している練習問題から始めるのが一般的です。たとえば、BCGとベイン・アンド・カンパニーは、それぞれの採用ページでケース面接の練習問題を公開しています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、面接で見る観点の一つに「Problem Solving」を挙げています。架空のクライアントのケースを通じて、曖昧な課題を構造化し、重要な課題を見つけ、事実やデータが意味することを理解したうえで、結論と示唆を示すことが必要です。マッキンゼーは準備の方法として、模範解答を含む例題(ディコンサ、Electro-Lightなど)で繰り返し練習し、面接の形式や想定される質問に慣れることを勧めています。

まずは公開されている練習問題を一つ選び、模範解答を見る前に自分で最後まで解いてから、解答と比べて考え方が食い違った箇所に印を付けましょう。

出典:BCG Careers「ケース面接の準備」、Bain & Company「Case interview preparation」、McKinsey & Company「面接準備(日本オフィス)」

ケース面接の練習は独学と第三者との練習を組み合わせて進める

公式の練習問題は一人でも解けますが、一人で練習を続けるだけでは見つけにくい弱点もあります。独学で進める部分と第三者に見てもらう部分を分け、練習の計画を立てましょう。

評価の観点やフレームワークは独学でも理解できる

評価の観点やフレームワークの理解は、書籍や各ファームの採用ページを読んで一人でも進められます。解き終えた答えが各ファームの示す観点に沿っているかも、一人で確かめられるでしょう。

一方で、自分の思考の癖や説明の伝わり方のように、自分では気づきにくい弱点を見つけるには、模擬面接など第三者による確認が有効とされています。独学では観点を理解し、練習問題を解き進め、解いた様子を人に見てもらう機会を別に予定に入れましょう。

自分では気づきにくい弱点は模擬面接で第三者に指摘してもらう

模擬面接で面接官役に解く様子を見てもらえば、説明が伝わりにくかった箇所や、課題の分け方で足りなかった切り口を具体的に指摘してもらえます。Strategistsは、こうした指摘を受けては次の練習問題で直す練習を繰り返すことで、ケース面接で答える力が伸び、合格に近づくと考えています。

練習では、ケース面接の経験がある人に面接官役を頼み、練習問題を一つ通して解いた後に気づいた点を聞いてください。マッキンゼー・アンド・カンパニーのように、ワークショップやケースコーチングなどの選考に関するサポートの詳細を、採用担当者に問い合わせるよう案内しているファームもあります。志望するファームの採用ページで選考のサポートについての案内も確かめ、第三者と練習する日を応募の前に予定へ入れましょう。

出典:McKinsey & Company「面接準備(日本オフィス)」

ケース面接以外の面接では過去の経験をもとに答える準備が要る

ケース面接以外の面接で聞かれる経験や志望動機は、ケース面接と違って前もって答えの材料を用意できます。ファームが面接で確かめている点を知り、それぞれに当てはまる自分の経験を書き出しましょう。

マッキンゼーは人を巻き込む力や変化への適応力を過去の経験から確かめる

過去の経験を聞かれる面接では、ファームが見ている観点ごとに話せる経験を用意しておくと、どの質問にも答えやすくなります。マッキンゼー・アンド・カンパニーの面接では、ケース面接で見る「Problem Solving」のほかに、主に次の観点が見られ、それぞれ過去の具体的な経験を尋ねる質問で確かめられます。

  • Connection:他者と関わり巻き込む力
  • Drive:困難を乗り越えて目的を達成するために新しいアプローチを受け入れ学び続ける姿勢
  • Leadership:多様な人々をリードし力を引き出す力
  • Growth:大きな変化や先の見通せない状況に適応する力

学業や課外活動などの経験の中から、それぞれの観点に当てはまるエピソードを書き出してみてください。エピソードごとに、自分が取った行動と、その行動で状況がどう変わったかまで話せるようにしておきましょう。

出典:McKinsey & Company「面接準備(日本オフィス)」

BCGは面接官が重視する点として誠実さや知的好奇心を挙げている

面接で重視される点を事前に知っておくと、経験を話すときに何を伝えるかを決められます。BCGは、面接官が重視するポイントとして次の点を挙げています。

  • 誠実さ
  • 知的好奇心
  • 創造的思考
  • 協働的な姿勢
  • 意欲

これらの点は新卒と経験者を分けて示されたものではないため、新卒で応募する方も、書き出した経験の中からそれぞれの点に当てはまるものを探してください。見つけた経験を話すときは、その経験でどの点が伝わるかを一言添えられるように準備しておきましょう。

出典:BCG Careers「面接について」

まとめ

戦略コンサルの新卒選考では、ファームと年度によって選考の段階も応募の締切も違います。一方で、ケース面接で答える力は、どのファームを受けるにしても身につくまでに時間がかかります。

まずは志望するファームの採用ページで今年度の選考の段階と締切を確かめ、締切から逆算してケース面接の練習とESの下書きを始める日を予定表に書き込みましょう。

本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。

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※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。

支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。

こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
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・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

教科書・動画講座による体系的インプット

②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

課題ケース演習の流れ

③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

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