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コンサルの一次面接対策|ケース面接・パーソナル質問への対応と逆質問への備え方

コンサルの一次面接の日程が届いた後、面接までの限られた時間で何から準備すればよいのか悩んでいませんか?

一次面接では、経験や志望理由を聞くパーソナル質問、面接官と話しながら解くケース面接、面接の最後の逆質問の3つを想定しておく必要があります。ケース面接では結論の当たり外れより考え方が見られるので、過去問の答えを覚えるより、声に出して解く練習に時間を割きましょう。

この記事では、一次面接で聞かれることと見られることから、例題を使ったケースの解き方、面接の前後に済ませる練習と準備まで解説します。

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コンサルの一次面接では経験を聞く質問とケース面接と逆質問に備える

一次面接の準備は、ファームの公式の案内で面接の流れを確かめるところから始めましょう。ここでは、BCGとマッキンゼーの案内を例に確認します。

BCGでは面接の中で経験を話しケースを解き最後に質問をする

BCGの面接は、基本的に自己紹介、ケースインタビュー、質疑応答の3つのパートに分かれています。自己紹介では経験を話し、ケースインタビューではケースを解き、最後の質疑応答では応募者が面接官に質問をする機会があります。

この3つのパートはBCGの面接全般の説明で、何回目の面接で何をするかまでは書かれていません。面接プロセスは地域によって異なり、通常2回以上の選考(面接や筆記試験など)が行われるとされています。一次面接からこの3つの場面があると考えて準備しておきましょう。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

マッキンゼーの国内新卒採用では1次と2次の選考で人物面接と問題解決面接が行われる

新卒でマッキンゼーに応募する方は、1次選考から人物面接と問題解決面接の両方に備えておきましょう。2028年国内大学新卒採用(Business Analyst)の冬選考では、書類審査と適性検査(オンラインテスト)の案内の後、1次選考と2次選考を通じて計2~3回の面接が行われます。この面接で、応募者はPersonal Experience Interview(人物面接)とProblem Solving Interview(問題解決面接)を受けることになります。

案内には、1次選考と2次選考のそれぞれで何回、どちらの面接を受けるかまでは書かれていません。経験者採用や別の年度に応募する方は、応募先の採用ページで面接の回数と種類を確かめてください。

出典:マッキンゼー・アンド・カンパニー「2028年国内大学新卒採用情報」

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届いた案内と応募先の採用ページで一次面接の中身を確かめる

一次面接の中身は、ファームや年度、応募区分によって違うことがあります。たとえばベインは、コンサルティング職の応募プロセスでは通常、デジタルアセスメントを受けた後にケース面接に進むと説明しています。ケース面接が何回あり、そのうちどれが一次面接に当たるかまでは、この説明には書かれていません。

届いた案内に面接の種類が書かれていなければ、一次面接でもケース面接が行われる前提で練習を始めておきましょう。採用ページには年度ごとの選考の流れが載るので、応募する年度のページを見れば一次面接の中身を確かめられます。

出典:Bain & Company「Interviewing」

パーソナル質問では経験の中身と応募先を選んだ理由を聞かれる

経験や志望理由を聞くパーソナル質問は、答える材料を書き出すのに時間がかかります。ケースの練習を始める前に、話す経験と志望理由を決めておきましょう。

リーダーシップを発揮した経験や意見の違う人と働いた経験を聞かれることがある

BCGの面接では、自己紹介のパートで、応募者がBCGのどの領域で活躍できるかを判断するために、バックグラウンドやこれまでの経験が聞かれます。公式の案内には、リーダーシップを発揮した経験や、意見の違う人と働いた経験を聞く質問の例が次のように挙がっていますが、どれも必ず出る質問ではありません。

  • どんな分野でもよいので、リーダーシップを発揮したり影響力を及ぼしたりした経験(BCG)
  • 正反対の意見を持つ人と働いていたときに直面した困難な状況(マッキンゼーのConnection)
  • 限られた時間の中で、自分のコンフォートゾーンを超えた目標を達成しなければならなかったとき(マッキンゼーのDrive)

マッキンゼーの質問の例は、同社が面接で主に見ているConnection、Drive、Leadership、Growth、Problem Solvingの観点に沿って挙げられています。Problem Solving以外の観点ごとに、当てはまる経験を学業や課外活動、仕事の中から書き出しておきましょう。

ケースの練習を始めると、経験を聞く質問の準備は後回しになりがちです。BCGの社員も、回答を仕事の求める要件と結びつけるよう助言しているので、書き出した経験がコンサルタントとして働く場面のどこにつながるかも一言添えておきましょう。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」、マッキンゼー・アンド・カンパニー「面接準備」、ボストン コンサルティング グループ「面接について」

経験は状況と課題と行動と結果に分けて話す

書き出した経験は、状況、課題、行動、結果に分けておくと、面接官に深掘りされても話が途中で崩れにくくなります。Kearneyも、行動面接の質問にはSTAR法(状況、課題、行動、結果)で答えを組み立てるよう勧めています。

このうち、自分が何を考えてどう動いたかを行動に、周りの人や結果がどう変わったかを結果に書き分けておきましょう。行動と結果が書き分けてあれば、深掘りの質問で「そのとき何をしたのか」と聞かれても、書いた内容に沿って答えられます。

出典:Kearney「Ace the interview」

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志望理由はなぜコンサルかとなぜそのファームかを分けて話す

志望理由を聞かれたときは、なぜコンサルティングの仕事を選ぶのかと、なぜそのファームなのかを分けて答えられるようにしておきましょう。BCGのスキル面接では、経験やスキルとあわせてBCGへの志望動機が聞かれます。ベインも、どの職種でも、ほかでもなくベインに入りたい理由を説明できる人を求めていると説明しています。

Kearneyが勧めるように、ファームの価値観や文化、最近の取り組みを調べ、なぜそのファームに入りたいのかを自分の言葉で話せるようにしておきましょう。調べた取り組みの中から自分の経験とつながるものを一つ選び、その理由とあわせて書き出しておくと、なぜそのファームかという質問に具体的に答えられます。

出典:ボストン コンサルティング グループ「面接について」、Bain & Company「Interviewing」、Kearney「Ace the interview」

ケース面接では面接官と話しながら考えを深める力が見られる

経験の話の後に続くケース面接は、一次面接の中で最も練習に時間がかかります。まずは面接官が見ている点と、面接の場で気をつけることを確認しましょう。

面接官はケースの結論より結論に至る考え方を見ている

ケース面接で結論を当てにいく練習ばかりしていると、面接官が見ている点を外してしまいます。BCGは、ケースインタビューにはほとんどの場合「正しい答え」も「間違った答え」もなく、面接官は思考プロセスや戦略的アプローチ、説得力のある解決策を示す力を見ていると説明しています。練習でも、答えが合ったかより、答えまでの考えを面接官が追える形で話せたかを確かめましょう。

BCGのケースインタビューでは、BCGのコンサルティングスタッフが面接官を務め、応募者はケースを分析してクライアントが直面する課題の解決策を考えます。ケースは通常、実際のプロジェクトに基づいているため、コンサルタントの仕事を面接の中で疑似体験することになります。クライアント対応職では問題解決力と分析力も評価されるため、解き終えたら、課題の分け方と解決策の根拠にした数字を説明できるかも確かめてください。

過去問の答えを覚えて臨んでも、BCGの面接で同じ答え方が通じるとは限りません。BCGの面接では、新しいケースやデータが頻繁に取り入れられているためです。答えを覚えるより、初めて見るケースでも同じ進め方で考えを進められるよう、進め方そのものを練習しましょう。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」、ボストン コンサルティング グループ「面接について」

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分からない前提は分析に入る前に面接官に質問する

ケースの説明を聞き終えたときに分からない前提が残っていると、その後の分析がずれたまま進んでしまいます。分からない前提は、分析に入る前に面接官に確かめましょう。

面接官はケースを通じてさまざまな助言をするので、ケースインタビューでは遠慮せずにメモを取るよう勧められています。すぐに結論を出さず、メモを見ながら考えをまとめてから話し始めてください。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

論点が複数あればクライアントへの影響が大きいものから話す

前提をそろえて分析に入ると、検討したい論点が複数出てくることがあります。そのときは、すべてを同じ重さで話すより、クライアントにとって影響が大きい論点から検討しましょう。BCGも、複数の論点がある場合はクライアントにとってインパクトが大きいものに絞って考え、優先順位の理由も説明するよう案内しています。

理由を添えずに論点を選ぶと、面接官にはなぜその論点から始めたのかが伝わらないままになります。「売上への影響が最も大きいため、まずここから見ます」のように、選んだ理由を一言添えてから検討に入ってください。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

面接官が異なる意見を示したら自分の考えを見直す

論点を選んで話を進めていると、面接官が異なる意見や疑問点を示すことがあります。BCGは、そうした場面では自分の考えにこだわりすぎず、面接官が示す新しい視点に応じて発想を見直すよう案内しています。面接官は、応募者の思考が深まるように新しい視点を示しているためです。

面接官との対話の中で考えを見直すには、自分の筋道や考えの進め方が面接官に伝わっている必要があります。一人で黙って考え込まず、見直した理由も含めて考えを声に出しながら進めましょう。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

個別指導塾の生徒数を3年で2倍にするケースを例題に解き方を確かめる

前提を質問する、影響が大きい論点から話す、考えを見直すという進め方を、練習用の例題で試してみましょう。最後まで解いてみると、自分がどの手順で手が止まるかが分かります。

生徒数の数え方と期間と地域を面接官に確かめる

この例題はStrategistsが作った練習用の問題です。例題では、首都圏で個別指導塾を運営する会社から、3年で生徒数を2倍にしたいと相談を受けたときに、どうすればよいかが問われます。

説明を聞いたら、分析に入る前に次の点を面接官に確かめましょう。

  • 生徒数の数え方(在籍している生徒の数かどうか)
  • 対象の学年(小学生・中学生・高校生)と地域(首都圏のどこか)
  • 3年という期間を数え始める時期
  • 教室を増やす打ち手を含めるかどうか

前提によって分解する数字も打ち手の範囲も変わるため、面接官の答えはこの後の計算と打ち手の検討でそのまま使えます。

例題に置く数字も練習用の仮定で、実在の塾のデータではありません。面接官からは、次の答えが返ってきたとします。

  • 生徒数は在籍している生徒の数で、今は1万人
  • 対象は小学生から高校生までで、地域は首都圏にある今の教室
  • 期間は来年度の初めからの3年
  • 教室は増やさず、今の教室で生徒を増やす前提

この答えから、目標は3年後の在籍生徒数を2万人にすることです。

生徒数の増減を入塾と退塾に分けて改善の余地が大きい所を探す

前提がそろったら、生徒数の増減を要素ごとに分けて式に表しましょう。年度末の在籍生徒数は、年度初めの在籍生徒数に入塾した生徒の数を足し、退塾した生徒の数を引いた数になります。入塾した生徒の数は、問い合わせの数に、体験授業に参加する割合と入塾する割合を掛けて表せます。退塾する生徒は、学年が上がって卒業する生徒と、途中でやめる生徒に分けておきましょう。

面接官に昨年度のデータを示してもらい今の伸びを計算する

式に分けると、問い合わせ、体験授業、入塾、在籍の継続のどこで生徒が減っているかを調べられます。自分で数字を仮定せずに、面接官にデータを見せてほしいと伝え、示された数字から改善の余地が大きい所を絞り込んでください。

例題では、面接官から昨年度1年間の数字として次のデータが示されたとします。

  • 問い合わせの数は1万5,000件
  • 体験授業に参加する割合は60%(9,000人)
  • 入塾する割合は30%(2,700人)
  • 卒業で抜ける生徒は在籍の10%(1,000人)
  • 途中でやめる生徒は在籍の15%(1,500人)

式に当てはめると、昨年度の年度末の在籍生徒数は1万+2,700−(1,000+1,500)=1万200人です。今のままでは、1年の伸びは2%にとどまります。

成績の良い教室と比べて改善の余地が大きい段階を絞る

改善の余地を測るため、同じ会社で成績の良い教室の数字も面接官に尋ねます。体験授業に参加する割合は70%、入塾する割合は50%、途中でやめる割合は10%だったとしましょう。段階ごとに、成績の良い教室の水準まで上げたときの効果を計算すると、次のとおりです。

  • 入塾する割合を50%に上げた場合 9,000×50%=4,500人で、1,800人の増加
  • 途中でやめる割合を10%に下げた場合 1万×5%=500人の減少
  • 体験授業に参加する割合を70%に上げた場合 1万5,000×70%×30%=3,150人で、450人の増加

効果が最も大きい段階は、体験授業から入塾へ進む所で、次が途中でやめる生徒を減らす所です。この2つを改善の余地が大きい所として絞り込めます。

毎年の伸びを計算してから打ち手の優先順位を決める

改善の余地が大きい所を絞ったら、打ち手を考える前に、目標に届くには毎年どれだけ生徒数を増やす必要があるかを計算しておきましょう。毎年同じ割合で増やすとして、1年に1.26倍ずつ増やせば、1.26×1.26×1.26≒2.0なので、3年で約2倍になります。つまり、3年で生徒数を2倍にするには、毎年およそ26%ずつ増やすことが必要です。

例題に当てはめると、1年目の年度末には1万×1.26=1万2,600人の生徒が必要です。今の1年の純増は200人なので、純増を2,600人まで増やさなければなりません。

打ち手は効果の大きさと実行のしやすさで順位を付ける

1年でどれだけ増やせばよいかが分かれば、考えた打ち手の効果が目標に足りるかを判断できます。BCGも、ケースで計算を求められたときは、計算そのものより、数字を根拠に判断を示すことを心がけるよう案内しています。計算の結果は答えとして読み上げて終わりにせず、打ち手を選ぶ根拠として使いましょう。

打ち手は絞り込んだ箇所ごとに挙げ、効果の大きさと実行のしやすさで順位を付けると、どれから始めるかを決められます。面接官には、なぜその順に並べたのかを、毎年の伸びの計算と結び付けて説明してください。

例題では、効果の大きい順に次の3つの打ち手を置いたとします。

  • 体験授業の内容と講師との相性の見直し(入塾する割合を30%から45%へ)
  • 定期的な保護者面談と成績の共有(途中でやめる割合を15%から10%へ)
  • 体験授業の予約手続きの簡素化(参加する割合を60%から70%へ)

この3つの打ち手で目標に届くかは、次の計算で確かめます。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

1年目の年度末に目標の人数へ届くかを検算する

3つの打ち手がすべて効いた場合の1年目を検算します。入塾は1万5,000×70%×45%=4,725人で、抜ける生徒は1,000+1,000=2,000人です。年度末は1万+4,725−2,000=1万2,725人となり、目標の1万2,600人に届きます。

2年目以降は問い合わせも増やして3年後の2万人に届かせる

ただし、2年目以降は在籍生徒が増えるほど抜ける生徒も増えます。抜ける生徒は在籍の20%なので、2年目は1万2,725×20%=2,545人です。問い合わせが1万5,000件のままだと、2年目の年度末は1万2,725+4,725−2,545=1万4,905人になります。3年目の年度末も同じ計算で1万6,649人となり、3年で約1.66倍にとどまります。

そこで2年目からは、在籍生徒からの紹介と保護者向けの広告で、問い合わせも毎年26%ずつ増やす打ち手を加えましょう。問い合わせは2年目が1万8,900件、3年目が2万3,814件です。入塾に進む割合は70%×45%=31.5%なので、入塾は2年目が約5,954人、3年目が約7,501人となります。

  • 2年目の年度末 1万2,725+5,954−2,545=1万6,134人
  • 3年目の年度末 1万6,134+7,501−3,227(1万6,134×20%)=2万408人

この計算で、3年後に2万人に届くことを確かめられます。面接官には、入塾する割合の改善を最優先にし、途中でやめる生徒を減らしたうえで、2年目から問い合わせを毎年26%増やすと結論を伝えましょう。

一人での練習では、面接官に途中で前提を問い直されたときに、考えを組み立て直す練習ができません。Strategistsは、独学で解き方を学んだ後に、面接官役を相手にした実戦形式の練習と、終わった後に弱点を指摘してもらう客観的なフィードバックを組み合わせることを勧めています。

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逆質問に向けて面接官とファームについて知りたいことを書き出しておく

ケース面接の後、面接の最後に応募者から質問をする時間が設けられることがあります。何を聞くかをその場で考えるより、面接の前に書き出しておきましょう。

逆質問では面接官自身の経験やファームでのキャリアを聞ける

逆質問の時間を、面接官に自分の力を見せる場とだけ考える必要はありません。マッキンゼーは面接を双方向のプロセスと考え、応募者にとっては会社やコンサルタント、得られる機会を知る時間になると説明しています。Kearneyも面接を、応募者が自分のことを伝えながらKearneyを知る対話と捉えています。

BCGの面接の質疑応答でも、面接官の個人的な経験を含めてBCGでのキャリアについて質問する機会があるので、準備して臨みましょう。BCGのコンサルタントも、面接の最後にする質問は、BCGが自分に合っているかを知るうえでとても役立つと述べています。

面接官がこれまでどんな仕事をしてきたか、入社後にどんな経験を積めるかなど、会社や人、文化、仕事、機会について本当に知りたいことを質問として書き出しましょう。書き出した質問は、応募先を選ぶ判断に使えるものから順に並べておくと、限られた時間でも大事な質問から聞けます。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」、マッキンゼー・アンド・カンパニー「面接準備」、ボストン コンサルティング グループ「面接について」、Kearney「Ace the interview」

採用ページで分かることは先に調べて質問を具体的にする

採用ページを読めば分かることを逆質問で聞くと、限られた時間を面接官の経験を聞くことに使えなくなります。ファームの事業や選考の流れは先に採用ページで調べ、調べても分からなかった点や、面接官にしか答えられない点を質問に選んでください。たとえば、採用ページで読んだ最近の取り組みについて、面接官がその仕事にどう関わったかを尋ねると、質問が具体的になります。

逆質問では、質問への答えを聞く姿勢も大切です。BCGは、面接官が応募者の傾聴力や効果的にコミュニケーションを取る力、説得力をもってプレゼンテーションする力を見ていると説明しています。面接官の答えを受けてもう一歩踏み込んだ質問を返せるよう、書き出した質問ごとに続けて聞きたいことも一つ考えておきましょう。

出典:ボストン コンサルティング グループ「BCG の面接プロセス」

選考の手続きで分からない点は採用担当者に問い合わせる

選考の手続きや流れについての細かい疑問は、面接の中で聞かずに採用担当者に問い合わせましょう。マッキンゼーも、採用プロセスに不明な点がある場合や、ワークショップ、ケースコーチングなどの選考に関するサポートの詳細を知りたい場合は、採用担当者に問い合わせるよう案内しています。

出典:マッキンゼー・アンド・カンパニー「面接準備」

一次面接の前日までと面接の後にしておくこと

一次面接までの時間は、声に出してケースを解く練習に多く使いましょう。ここでは、面接の日までの練習と当日の準備、面接を終えた後にすることを確認します。

ケースは面接官役に途中で質問を挟んでもらいながら声に出して解く

ケースは一人で紙に解くだけでなく、面接官役を頼んで声に出しながら解くと、本番の面接に近い形で練習できます。Kearneyも、コンサルタント職に応募する方に向けて、ケーススタディやビジネスの問題、計算問題をプレッシャーのもとで解く練習をして、分析力と問題解決力を鍛えるよう勧めています。

面接官役には、途中で「その前提はなぜですか」「ほかの論点はありますか」と質問を挟んでもらいましょう。問いを挟まれるたびに、前提を質問し直したり考えを見直したりする練習を重ねられます。面接官役が見つからないときは、解いている声を録音し、説明が飛躍した箇所や黙り込んだ箇所がないか聞き直してみましょう。

出典:Kearney「Ace the interview」

対面なら早めに着きオンラインなら機器を前日に試して静かな部屋を用意する

面接が対面かオンラインかによって、前日までに用意しておくことは変わります。対面の面接なら、会場までの道順と移動にかかる時間を前日に調べ、当日は早めに着くように家を出ましょう。オンラインの面接なら、当日使う機器で前日にカメラとマイクと通信を試し、静かな部屋を用意しておくと、当日は面接に集中できます。

前日には、志望理由と逆質問を一度声に出して話しておくと、当日に言葉に詰まりそうな箇所を先に見つけられます。

出典:Kearney「Ace the interview」

【コンサル】ジョブとは|一般的なインターンシップとの違いと対策の進め方
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面接の後は答えに詰まった質問を書き出して次の選考に備える

一次面接を終えたら、記憶が新しいうちに、答えに詰まった質問と、ケースで手が止まった箇所を書き出しておきましょう。書き出した内容は、次の選考までに直す点の一覧になります。たとえばマッキンゼーの2028年国内大学新卒採用の冬選考では、1次選考と2次選考の後に、2027年2月と3月に開かれるインターンシップのいずれか1回への参加が必要です。次に受ける選考の内容は届いた案内で確かめ、それまでに一覧の点を直しておきましょう。

出典:マッキンゼー・アンド・カンパニー「2028年国内大学新卒採用情報」

まとめ

経験を聞く質問への答えと逆質問で聞くことは前もって書き出して用意できますが、ケース面接では面接官とやり取りしながら考えを進める練習が欠かせません。まずは個別指導塾の例題を、面接官役の前で声に出して解いてみましょう。準備した答えと声に出す練習がそろえば、一次面接で自分の考えを落ち着いて伝えられます。

本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。

Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
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我々のマンツーマン指導プログラムについて

2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)

※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。

支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。

こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

教科書・動画講座による体系的インプット

②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

課題ケース演習の流れ

③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

模擬ケース面接とフィードバック

メンタリングの質へのこだわり

皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。

『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。

我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
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と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。

ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

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