アクセンチュアの選考に際し、ケース面接に不安を覚えている方はいませんか?
ケース面接は、2026年10月時点の公式の案内ではビジネスコンサルティング本部や一部コンサルティング職種の選考で行われます。面接ではクライアント役の面接官が課題を解くための情報を持っているので、練習では面接官に数字を聞き、聞いた数字を比べて最も影響の大きい点に絞る解き方を中心にしましょう。
こちらでは、アクセンチュアでケース面接がある選考と面接の進み方から、健診センターの例題と練習の進め方まで解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
アクセンチュアでケース面接がある選考
アクセンチュアの公式の案内では、ケース面接を実施する部門と職種が示され、選考の流れは応募区分ごとに分かれています。自分の応募先がどれに当たるかを確認し、ケース面接を見込んで準備するかを決めましょう。
ケース面接を実施する部門
アクセンチュアは、ビジネス コンサルティング本部や、一部コンサルティング職種の選考でケース面接を実施しています。公式の案内には、どのコンサルティング職種で行うかまでは書かれていません。ビジネス コンサルティング本部に応募する方はケース面接がある前提で、ほかのコンサルティング職種に応募する方も行われる場合に備えて、練習を始めてください。
経験者採用の面接回数
2026年10月時点の公式採用ページでは、アクセンチュアの経験者採用は社会人経験4年以上の方が対象です。ポジションによってはWebテストもありますが、選考の大きな流れは次のとおりです。
- ウェブ応募
- 書類選考
- 面接
- オファー
- 入社
書類選考に合格すると面接に進み、面接は2〜3回を予定しています。回数は応募部門によって異なり、形式はオンラインか対面です。公式の案内には何回目の面接でケース面接を行うかまでは書かれていないので、どの回でケースの問題を出されても対応できるよう練習しておきましょう。
第二新卒と新卒は別の採用ページ
社会人経験が4か月以上4年未満の方は、第二新卒採用に応募します。新卒採用と第二新卒採用は経験者採用とプロセスが異なるため、選考の流れはそれぞれの採用ページで確認してください。
2026年10月時点で、アクセンチュアは新卒採用で2028年卒のエントリーを受け付けています。募集中の職種や募集要項などの詳細と最新の情報は、MyPageに掲載されています。新卒で応募する方は、プレエントリーしてMyPageに登録し、募集中の職種と募集要項をそこで確認しましょう。
出典:アクセンチュア「採用プロセス(経験者採用)」、アクセンチュア「新卒採用」
アクセンチュアのケース面接の進み方
ケース面接がある部門や職種に応募すると決めたら、面接の中で何をするかを先に知っておきましょう。面接の始まり方と面接官とのやり取り、考えの示し方が分かれば、練習で何を試すかを決められます。
経歴の質問からケースへ移る場合
アクセンチュアの面接では、面接官がこれまでのキャリアについて時間をかけて聞くこともあれば、面接を始めて5〜10分後にケース面接を始めることもあります。キャリアの話とケースの両方に備えておけば、どちらの進み方になっても落ち着いて対応できます。キャリアについては、これまでの経験を、自分が何をしてどんな結果になったかまで具体的に話せるようにしておきましょう。
面接官はクライアント役
クライアントプロジェクトの仕事では、課題が何かを理解し、はっきりさせるための質問が欠かせません。アクセンチュアのケース面接でも、面接官はクライアントであり、課題を解くための情報を持っている唯一の相手です。解くのに必要な数字や条件は、面接官と対話しながら集めましょう。
面接官の質問に分からない用語や略語があるときや、質問の意図がつかめないときも、その場で面接官に確認してください。
紙やホワイトボードで説明する
アクセンチュアのケース面接では、アイデアを説明するときに、必要に応じて紙やホワイトボードを使ってかまいません。書きながら話すと面接官が考えの筋道を目で追えるので、遠慮する必要はありません。ケーススタディでは、出された課題を解決できると示し、それを面接官に分かりやすく伝えることが最も重要とされています。紙に書いた図や計算は、最後に結論を伝えるときの根拠としても示しましょう。
ケース面接対策について詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
健診センターの受診者を増やす例題
面接の進み方を確認しただけでは、面接官にどの数字を聞き、どの数字を比べればよいかまでは決められません。健診センターの例題を最後まで解き、何を聞いて何を比べれば直す工程を選べるかを確認しましょう。
面接官に工程ごとの数字を聞く
例えば、L社が企業の従業員の健康診断を受託する健診センターを1か所運営しているとします。予約が取りにくいという声を受け、L社は1日の受診者数を増やしたいと考えています。この健診センターで1日に受診できる人数を増やす方法を考えるお題です。受診者は全員が、受付、身体測定、採血、胸部X線、診察の5つの工程を順に通る設定です。
計算に入る前に、今の受診者数と目標、営業時間を面接官に尋ねましょう。面接官の答えは次のとおりだとします。
- 今の受診者:1日160人
- 予約の希望:1日200人ほどで、入りきらない分は断っている状態
- 営業時間:1日8時間で、5つの工程とも同じ時間の稼働
- 目標:予約の希望どおり1日200人の受け入れ
- 受診料:1人15,000円
- 営業日:月20日
続けて工程ごとの担当数と1人あたりの時間を尋ね、次の答えが返ってきた場合を考えます。
- 受付:窓口2つ、1人2分
- 身体測定:担当2人、1人4分
- 採血:看護師3人、1人5分
- 胸部X線:装置1台、1人3分
- 診察:医師2人、1人5分
面接官があわせて、現場から医師が足りないという声が出ていると伝えてきたとします。現場の声どおりに医師を増やす案にすぐ決めず、5つの工程がそれぞれ1日に何人を処理できるかを計算してから、直す工程を決めましょう。
工程ごとの1日の処理人数
受診者は全員が5つの工程を順に通るので、1日に受診できる人数は、5つの工程のうち1日の処理人数が最も少ない工程で決まります。工程ごとの処理人数は、60分を1人あたりの時間で割って1人の担当が1時間にこなせる人数を出し、それに担当数と8時間を掛けて求めましょう。計算した結果は次のとおりです。
- 受付:60分÷2分=30人、30人×2窓口=60人、60人×8時間=480人
- 身体測定:60分÷4分=15人、15人×2人=30人、30人×8時間=240人
- 採血:60分÷5分=12人、12人×3人=36人、36人×8時間=288人
- 胸部X線:60分÷3分=20人、20人×1台=20人、20人×8時間=160人
- 診察:60分÷5分=12人、12人×2人=24人、24人×8時間=192人
5つの工程の1日の処理人数を比べると、胸部X線の160人が最も少なくなります。計算した胸部X線の160人は、面接官から聞いた今の受診者1日160人と一致します。工程ごとに聞いた数字で今の受診者数を説明できると確認できたので、この計算をもとに直す工程を決めましょう。
処理人数が最も少ない胸部X線から直す
L社の受診者数を増やすには、5つの工程の1日の処理人数のうち最も少ない、胸部X線の160人を増やす必要があります。現場の声どおりに医師を終日1人増やすと、診察は3人×12人×8時間=288人になります。それでも胸部X線の160人は変わらないので、受診者は160人のままです。
胸部X線の時間を面接官に詳しく聞くと、1人3分のうち1分は撮影室での着替えだと分かったとします。着替えを採血の後の待ち時間に移せば撮影室の時間は1人2分になり、この変更にはほとんど費用がかからないという答えも返ってきたとしましょう。着替えを前に移すと、胸部X線は60分÷2分=30人で、30人×8時間=240人になります。
面接官には、聞いた前提と、処理人数を比べた計算の過程を示したうえで、課題解決に最も影響がある胸部X線に絞って説明しましょう。
胸部X線の次に直す診察
胸部X線を240人にすると、5つの工程の1日の処理人数は480人、240人、288人、240人、192人に変わります。同じように比べると、今度は診察の192人が最も少なくなり、目標の200人まではあと8人です。面接官に医師の追加の条件を聞くと、半日(4時間)単位で追加でき、費用は1回8万円だと分かったとします。
午後の半日だけ医師を1人追加すると、診察は12人×4時間=48人増えて、192人+48人=240人になります。5つの工程の1日の処理人数は480人、240人、288人、240人、240人となり、最も少ない240人でも目標の200人を上回ります。医師を先に追加しても受診者数は胸部X線の160人で頭打ちになるので、胸部X線を先に、診察を後に直しましょう。
売上の増加から医師の費用を引く
胸部X線と診察を直すと、L社は予約の希望どおり1日200人を受け入れられ、受診者は今より40人増えます。1日の売上は40人×15,000円=60万円増え、月20日では60万円×20日=1,200万円の増加です。医師の費用は8万円×20日=160万円なので、売上の増加から差し引くと、利益は毎月1,200万円−160万円=1,040万円増えます。
直した後の5つの工程は1日の処理人数がすべて200人以上で、最も少ない240人と目標の200人の差の40人が余力として残ります。医師を終日追加すれば診察は12人×8時間=96人増えて288人になりますが、身体測定と胸部X線が240人なので、1日に受け入れられる人数は240人より増えることはありません。半日の追加で目標を達成でき、医師の費用も終日の場合の半分にとどまります。
面接官には、「胸部X線の着替えを前に移し、午後に医師を1人追加すれば、1日200人を受け入れられ、売上の増加から医師の費用を引いても月1,040万円の利益の増加が見込めます」と結論から伝えましょう。
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ケース面接に向けた練習
先ほどの例題では、面接官に数字を聞き、処理人数を比べて直す工程を決めるところまで解きました。この解き方を本番でも使えるよう、どんな形で練習するかを決めましょう。
面接官役に数字を持ってもらう
例題の解き方を練習するときは、友人や経験者に面接官役を頼み、工程ごとの担当数や時間などの数字を相手に持ってもらいましょう。面接官役が聞かれた数字だけを答える形にすると、解く側は必要な数字を自分から聞き出さなければなりません。例題の数字を使い回す場合は、面接官役に担当数や時間を変えてもらうと、答えを覚えたままでは解けない問題になります。
戦略コンサルティングファームのケース面接過去問をデータベースで一覧化しています。ぜひご覧ください。
紙に書きながら声に出して解く
面接官役と練習するときも、紙やホワイトボードに5つの工程と処理人数を書きながら、考えを声に出して解きましょう。黙って計算を進めると、面接官役はどの数字を比べているのかを追えなくなります。書いた工程の横に計算の式と答えを並べておけば、1日の処理人数が最も少ない工程を指さしながら結論を伝えられます。一人で練習する日は、解いている声を録音し、比べた数字を口に出さないまま結論へ進んだ箇所がないかを聞き直してください。
経歴の話からケースへの切り替え
アクセンチュアのケース面接は経歴の質問に時間を使ってから始まることもあるため、練習でも経歴の話を終えたらそのままケースに移ってみましょう。面接官役に、最初の数分はこれまでの経験を聞いてもらい、途中からお題を出してもらう形にすると、話を切り替える練習になります。経歴を話した後にお題を出されても、すぐに計算を始めず、最初に面接官へ数字を尋ねられたかを確認してください。
種類の違うお題も同じ手順で解く
例題で使った手順は、受診者を増やすお題に限らず、費用が膨らんだ原因を探すお題や、いくつかの打ち手から1つを選ぶお題のように、比べる候補が複数あるお題でも使えます。どのお題でも、前提と数字を面接官に聞き、同じ基準で比べて最も影響の大きい点に絞り、その点を直した効果を計算するという順に解きましょう。題材の違うお題を解くたびに、聞き忘れた数字をノートに書き出しておくと、自分が聞き漏らしやすい数字の種類が分かります。
ほかのお題タイプの例題は、ケース面接の例題集(お題タイプ別)にまとめています。
まとめ
アクセンチュアのケース面接では、クライアント役の面接官から数字を聞き出し、比べた数字をもとに最も影響の大きい点に絞って伝えることが求められます。健診センターの例題でも、工程ごとの担当数と時間を聞いて1日の処理人数を比べなければ、胸部X線から直すという結論は出せませんでした。
L社の例題を、今度は面接官役に数字を伏せてもらった状態で最初から解き、お題を聞いた直後に自分が何を尋ねたかを書き残してください。書き残した質問に工程ごとの担当数と時間が入っていなければ、その2つが、次の練習でお題を出された直後に尋ねる数字になります。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
我々のマンツーマン指導プログラムについて
2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。
支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。
こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。
我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。
実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。
再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由
最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。
スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。
結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」なのではないか?ということでした。
そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。
プログラムの全体像はこちらです。
①正しく学ぶ
Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

②反復練習で定着:課題ケース演習
厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

③実践&現状把握:模擬ケース面接
専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

メンタリングの質へのこだわり
皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。
『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。
我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある
と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。
ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。
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ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください。無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。
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