企業研究

キャップジェミニ(Capgemini)の選考プロセスと各部門の業務内容を徹底解説!企業研究シリーズ

「キャップジェミニ(Capgemini)ってどんな会社?」
「戦略コンサル部門と他の部門の違いは?」
「選考プロセスや難易度、求められる人材について知りたい」

フランスに本社を置き、世界50カ国以上でビジネスを展開するグローバルITコンサルティングファーム、キャップジェミニ。日本では、旧来のコンサルティングファームの枠を超え、「ストラテジー」から「テクノロジー」、そして「オペレーション」まで、企業の変革をEnd-to-Endで支援するユニークな存在として知られています。

しかし、その多様な部門構成や、それぞれの業務内容、選考プロセスの違いについては、情報が少なく、全体像を掴むのが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、戦略コンサル転職支援のプロフェッショナルである「Strategists」が、キャップジェミニという企業を徹底的に解剖します。ファームとしての特徴から、各部門の業務内容、そして気になる新卒・中途採用の選考プロセスと難易度まで、解像度高く、網羅的に解説していきます。

この記事を読めば、キャップジェミニの全体像が明確になり、あなたが目指すべきポジションや、そのために必要な準備が見えてくるはずです。



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1. キャップジェミニとは?「Intelligent Industry」を掲げるグローバルファームの正体

キャップジェミニ(Capgemini)は、1967年にフランスで設立された、世界有数のコンサルティング、テクノロジーサービス、デジタルトランスフォーメーション(DX)のリーディングカンパニーです。世界50カ国以上、約35万人のプロフェッショナルを擁する巨大なグローバルファームであり、その歴史と実績は多岐にわたります。

キャップジェミニの基本情報:

  • 設立: 1967年
  • 本社: フランス・パリ
  • グローバル従業員数: 約35万人
  • 事業展開国: 50カ国以上
  • 日本法人設立: 2013年(旧日本法人設立は1982年)

キャップジェミニの最大の特徴:End-to-Endの変革パートナー

キャップジェミニを理解する上で最も重要なコンセプトは、「End-to-End(E2E)」という考え方です。これは、クライアント企業の課題に対し、「戦略策定」という最上流から、「テクノロジー導入・実装」「業務プロセスの構築・運用」という下流まで、一気通貫で支援することを意味します。

多くのコンサルティングファームが「戦略策定」や「IT導入支援」など、特定の領域に特化しているのに対し、キャップジェミニはこれら全てをカバーできる総合力を最大の強みとしています。

  • 戦略(Strategy & Transformation): 経営課題の特定、事業戦略の立案、DX構想策定など、企業の進むべき方向性を示します。これは主に、後述する戦略コンサルティング部門「Capgemini Invent」が担います。
  • テクノロジー(Applications & Technology): 戦略を実現するための具体的なシステム設計、アプリケーション開発、クラウド移行、データ分析基盤の構築など、テクノロジーの側面から変革を推進します。
  • オペレーション(Operations): 新しいシステムやプロセスが定着し、継続的に価値を生み出すための業務プロセスの設計、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、インフラ運用などを担います。

このE2Eのアプローチにより、「戦略を絵に描いた餅で終わらせない」、真に実効性のある変革を実現できることが、クライアントから高く評価されています。

ビジョン:「Intelligent Industry」の実現

キャップジェミニは、自社のビジョンとして「Intelligent Industry(インテリジェント・インダストリー)」を掲げています。これは、AI、IoT、5G、クラウド、データサイエンスといった最先端のデジタル技術と、深い業界知識を組み合わせることで、企業の製品・サービス、サプライチェーン、オペレーション、顧客体験といったあらゆる側面を「インテリジェント化」し、持続的な成長を支援するという考え方です。

特に、製造業、自動車、航空宇宙、ライフサイエンスといった物理的な世界とデジタルが融合する領域において、このビジョンを強力に推進しています。

日本におけるキャップジェミニの立ち位置

日本では、2013年に本格的に始動し、特に自動車、製造業、消費財・小売、金融などの大手企業を主要クライアントとしています。グローバルで培った豊富な知見と、日本の市場特性を理解したローカルな支援体制を組み合わせることで、多くの企業のDXパートナーとして確固たる地位を築いています。

特に、戦略部門である「Capgemini Invent」の存在は、キャップジェミニが単なるITベンダーではなく、経営層の懐刀として最上流から関与できるコンサルティングファームであることを示しています。

2. 【部門別徹底解説】キャップジェミニの主要部門と業務内容

キャップジェミニの強みである「End-to-End」のサービスは、専門性を持った複数の部門(グローバル・ビジネス・ライン)の連携によって実現されています。転職・就職を考える上では、まずこれらの部門がそれぞれどのような役割を担っているのかを理解することが不可欠です。

ここでは、特にコンサルティング要素の強い主要な部門を中心に、その業務内容と特徴を解説します。

Capgemini Invent(キャップジェミニ・インベント)

役割:戦略・変革コンサルティング部門

「Capgemini Invent」は、キャップジェミニグループにおける戦略コンサルティングとデジタルトランスフォーメーション(DX)を牽引するグローバルブランドです。伝統的な戦略ファームと同様に、企業の経営層が抱える最重要課題に対し、戦略策定から変革の実行までを支援します。

  • 業務内容:
    • 事業戦略・成長戦略: 全社戦略、事業ポートフォリオ戦略、新規事業立案、M&A戦略、海外進出戦略など。
    • デジタルトランスフォーメーション(DX): DXビジョン・ロードマップ策定、デジタル技術を活用したビジネスモデル変革、データドリブン経営の導入支援。
    • カスタマーエクスペリエンス(CX)変革: 顧客体験の向上を目的としたマーケティング戦略、営業改革、サービスデザイン。
    • サステナビリティ: ESG戦略の策定、サーキュラーエコノミーへの移行支援、カーボンニュートラル実現に向けたコンサルティング。
    • インテリジェント・インダストリー: スマートファクトリー構想、サプライチェーン最適化、コネクテッド製品・サービスの開発支援。
    • 組織・人材変革: DX推進のための組織設計、チェンジマネジメント、未来の働き方(Future of Work)の構想。
  • 特徴と魅力:
    • 戦略から実行までの一貫支援: 他の戦略ファームと異なり、Inventで描いた戦略を、グループ内のテクノロジー部門やオペレーション部門と連携して「実装・定着」まで見届けられるのが最大の魅力です。「絵に描いた餅で終わらない」リアルな変革に携われます。
    • 「テクノロジー×戦略」の強み: 最新のデジタル技術に関する深い知見を持つグループ内の専門家と協働できるため、テクノロジーを前提とした実現可能性の高い戦略を策定できます。
    • グローバルな知見: 世界中のInventのコンサルタントと連携し、グローバルなベストプラクティスや最新のトレンドを常にインプットできる環境です。
  • 求められる人材:
    論理的思考力、仮説構築力、構造化能力といった戦略コンサルタントとしての基本的なスキルセットに加え、デジタル技術への強い関心、クライアントを巻き込み変革を推進するリーダーシップ、そして創造性が求められます。

中途採用者にとってのポイント:
戦略ファーム経験者はもちろん、事業会社の経営企画、新規事業開発、マーケティング、あるいは特定業界の専門知識を持つ人材がターゲットとなります。単なる戦略策定経験だけでなく、実際にプロジェクトを動かし、変革をリードした経験は高く評価されます。

Digital Engineering and Manufacturing Services (DEMS)

役割:インテリジェント・インダストリーの実現を担う技術コンサルティング・エンジニアリング部門

DEMSは、キャップジェミニのビジョンである「Intelligent Industry」を技術的な側面から具現化する中核部隊です。製造業やハイテク産業などを中心に、製品の企画・設計から製造、保守・運用に至るまでのバリューチェーン全体を、デジタル技術を用いて変革する支援を行います。

  • 業務内容:
    • 製品開発・R&Dの高度化: IoTを活用したコネクテッド製品の開発、デジタルツインの導入、ソフトウェア開発プロセスの改革(アジャイル、DevOps)など。
    • スマートファクトリー・製造DX: 5GやAI、ロボティクスを活用した生産ラインの自動化・最適化、予知保全システムの導入、品質管理の高度化。
    • サプライチェーン・マネジメント(SCM)改革: デジタル技術を用いた需要予測、在庫最適化、トレーサビリティの確保。
    • サステナビリティ: 製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減、サーキュラーエコノミー実現のための技術コンサルティング。
  • 特徴と魅力:
    • 最先端技術へのアクセス: AI、IoT、5G、クラウド、AR/VRなど、世界最先端のテクノロジーに触れ、それを現実のビジネスに応用するダイナミックな経験ができます。
    • 物理世界へのインパクト: 自分たちが関わったプロジェクトが、工場の生産性を向上させたり、革新的な製品を生み出したりと、目に見える形で社会にインパクトを与える実感を得やすいのが特徴です。
  • 求められる人材:
    理系のバックグラウンド(特に機械、電気、情報工学など)を持つ人材や、製造業・ハイテク業界での実務経験者、組み込みソフトウェア開発経験者などが求められます。技術的な知見に加え、それをビジネス課題の解決に結びつけるコンサルティングマインドも必要です。

Cloud Infrastructure Services (CIS)

役割:クラウド活用とITインフラ変革を担う部門

CISは、企業のDXの基盤となるクラウドインフラの導入・運用を支援する専門部隊です。パブリッククラウド(AWS, Azure, GCP)の活用から、ハイブリッドクラウド環境の構築、さらにはITインフラ全体のモダナイゼーションまで、幅広いサービスを提供します。

  • 業務内容:
    • クラウド戦略策定・導入支援: クラウド移行のロードマップ策定、最適なクラウドサービスの選定、具体的な導入プロジェクトの推進。
    • クラウドネイティブ開発支援: コンテナ技術(Docker, Kubernetes)やマイクロサービスアーキテクチャの導入支援。
    • ITインフラ運用・最適化: クラウド環境の監視、セキュリティ対策、コスト最適化。
    • サイバーセキュリティ: 企業のITインフラ全体を守るためのセキュリティ戦略策定とソリューション導入。
  • 特徴と魅力:
    • 高まる需要と専門性: あらゆる企業のDXにおいてクラウド活用は不可欠であり、市場価値の高い専門性を身につけることができます。
    • グローバルな大規模案件: グローバル企業のITインフラ全体を刷新するような、ダイナミックで大規模なプロジェクトに携わる機会が豊富です。

その他の部門

上記以外にも、キャップジェミニには特定の業界やソリューションに特化した部門が存在します。

  • Business Services: 経理、人事、サプライチェーンなどの特定業務プロセスをBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)として請け負い、効率化・高度化を実現します。
  • Financial Services: 金融機関(銀行、証券、保険)に特化し、業界特有の課題解決を支援します。

これらの部門は、より専門的・オペレーショナルな役割を担いますが、「Capgemini Invent」や「DEMS」と連携し、E2Eのサービスを提供する上で重要な役割を果たしています。

転職・就職を考える際は、自身のキャリア志向や専門性と照らし合わせ、どの部門が最もフィットするのかを見極めることが最初のステップとなります。特に、「戦略策定」に関わりたいのであれば「Capgemini Invent」が、「技術でモノづくりを変革したい」のであれば「DEMS」が、主要なターゲットとなるでしょう。

3. キャップジェミニの採用動向:定量データで見る採用者バックグラウンド分析

キャップジェミニがどのような人材を求めているのかを客観的に理解するために、公表されている情報や各種プラットフォームのデータから、採用者のバックグラウンドを定量的に分析してみましょう。これは、自身の経歴やスキルがどの程度フィットするのか、またどのような点をアピールすべきかを考える上で重要な参考情報となります。

※本分析は、公表データやLinkedIn等の情報を基にした一般的な傾向分析であり、必ずしも全ての採用事例に当てはまるものではありません。

大学別 採用者バックグラウンド分析(新卒採用)

新卒採用においては、多様なバックグラウンドを持つ学生を積極的に採用していますが、一定の傾向が見られます。

  • 上位大学からの採用が中心:
    • 東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学といった旧帝大・トップ国立大学からの採用が多数を占めます。
    • 私立では、早稲田大学、慶應義塾大学からの採用が際立って多く、次いで上智大学、東京理科大学などが続きます。
    • これは、論理的思考力や学習能力といったコンサルタントの基礎能力が高い学生層をターゲットにしているためと考えられます。
  • 理系院生の比率の高さ:
    • 特に大学院卒(修士・博士)の理系学生の採用が目立ちます。これは、キャップジェミニが強みとする「Intelligent Industry」やDXの領域で、技術的な素養を持つ人材へのニーズが高いことを示しています。
    • 情報科学、物理学、機械工学、生命科学など、専門分野は多岐にわたります。重要なのは専門分野そのものよりも、研究活動を通じて培われた論理的思考力、課題設定能力、仮説検証能力です。
  • 文系学生の採用:
    • もちろん、文系学生も多数採用されています。経済学部、商学部、法学部などが中心ですが、学部は多様です。
    • 文系学生には、高いコミュニケーション能力、ビジネスへの深い洞察力、そして論理的思考力が求められます。留学経験や長期インターンシップ経験を持つ学生も多い傾向にあります。

新卒志望者への示唆:
学歴フィルターが明確に存在するとまでは言えませんが、基礎学力や論理的思考力のポテンシャルを示すという意味で、トップ大学の学生が有利であることは否めません。しかし、重要なのは大学名そのものよりも、そこで何を学び、どのような思考力を培ってきたかを具体的にアピールすることです。理系院生は自身の研究内容を、文系学生はゼミやインターンでの経験を、コンサルタントの業務内容と結びつけて語れるように準備することが重要です。

企業・業界別 採用者バックグラウンド分析(中途採用)

中途採用では、即戦力となる専門性や経験が重視されるため、出身企業・業界にも明確な傾向が見られます。

  • コンサルティングファーム出身者:
    • 最頻出セグメント。 アクセンチュア、PwC、デロイト、EY、KPMGといった総合系コンサルティングファームからの転職者が非常に多いのが特徴です。特に、ITコンサル、業務改革、SCM改革などの経験者は親和性が高いと言えます。
    • アビームコンサルティングやNTTデータ経営研究所などの日系コンサルからの転職者も見られます。
    • MBBや他の戦略ファームからの転職も少数ながら存在します。
  • SIer / ITベンダー出身者:
    • NTTデータ、日立製作所、富士通、NEC、IBM、Oracleといった大手SIerやITベンダー出身者も主要な採用ターゲットです。
    • 大規模なシステム導入プロジェクトの経験(PM/PL経験)、特定の技術領域(クラウド、データ分析、SAPなど)に関する深い専門知識が高く評価されます。
  • 事業会社出身者:
    • キャップジェミニが注力する業界からの採用が目立ちます。
      • 製造業・自動車産業: トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、デンソー、パナソニック、ソニーなど。製品開発、生産技術、SCM、品質管理といった領域での実務経験が「Intelligent Industry」関連のプロジェクトで活かせます。
      • 消費財・小売: P&G、ユニリーバ、イオン、セブン&アイ・ホールディングスなど。マーケティング、サプライチェーン、店舗運営などの経験が求められます。
      • 金融: 大手銀行、証券会社、保険会社など。金融サービス部門での採用が中心です。
    • 事業会社の企画部門(経営企画、事業企画、マーケティング)での経験も、戦略策定能力を示す上で有利に働きます。

中途志望者への示唆:
キャップジェミニの中途採用は、「コンサルティング経験」「特定領域の事業・技術知見」の二軸で評価されると言えます。コンサル未経験者の場合、単なる業務経験だけでなく、その中で自ら課題を発見し、分析し、周囲を巻き込みながら解決策を実行した経験を具体的に語れることが不可欠です。現職での実績を、コンサルタントの仕事内容(課題特定→仮説構築→分析→実行支援)に沿って構造的に整理し、アピールする準備が求められます。

特に「Capgemini Invent」を目指す場合は、戦略ファーム経験者や事業会社の経営企画経験者との競争になるため、より高いレベルの論理的思考力とビジネス洞察力が必須となります。

4. 【中途採用編】キャップジェミニの選考プロセスと対策

キャップジェミニの中途採用は、通年で実施されており、応募する部門や職種、個人のバックグラウンドによって選考プロセスが柔軟に変動します。ここでは、特にコンサルティング職(特にCapgemini Invent)を想定した、一般的な選考プロセスと各段階での対策を解説します。

中途採用の一般的な選考フロー

  1. 書類選考
  2. Webテスト / アセスメント(実施されない場合もある)
  3. 面接(複数回、通常2〜4回程度)
    • 1次面接(マネージャー / シニアマネージャークラス)
    • 2次面接(プリンシパル / ヴァイスプレジデントクラス)
    • 最終面接(部門統括役員クラス)
    • ※面接回数や面接官の役職は応募ポジションにより異なる
    • ※この過程でケース面接が必ず含まれる

選考段階別の対策ポイント

書類選考

  • 提出書類: 職務経歴書、履歴書(英文レジュメを求められる場合もある)
  • 評価ポイント:
    • コンサルタントとしての親和性: これまでの経験が、キャップジェミニのどの部門・領域で活かせるか。
    • 論理的思考力と構造化能力: 職務経歴が分かりやすく構造的に記述されているか。
    • 課題解決能力と実績: どのような課題に対し、どのように考え、行動し、どのような成果を出したかが具体的に示されているか。(STARメソッドなどを意識すると良い)
    • リーダーシップと主体性: チームやプロジェクトを牽引した経験、自発的に動いた経験。
  • 対策:
    • 徹底した自己分析とキャリアの棚卸し: 自身の経験・スキルを棚卸しし、キャップジェミニで活かせる強みと、入社後に成し遂げたいことを明確にする。
    • 応募部門との接続: 応募する部門(例: Capgemini Invent)の業務内容を深く理解し、自身の経験がどのように貢献できるかを具体的に記述する。「なぜ他の部門ではなく、この部門なのか」を明確にする。
    • 定量的な実績のアピール: 「売上を〇%向上させた」「コストを〇〇円削減した」など、具体的な数値を用いて実績をアピールする。
    • 転職エージェントの活用: コンサル業界に強い転職エージェントを活用し、職務経歴書の添削を受けることを強く推奨します。過去の通過事例に基づいた効果的なアピール方法についてアドバイスを得られます。

Webテスト / アセスメント

中途採用では、Webテストが課される場合と、面接での評価を重視して省略される場合があります。課される場合は、GABや玉手箱、TG-WEBといった標準的な適性検査が多い傾向にあります。

  • 対策:
    • 油断は禁物: 書類選考を通過しても、ここで基準に達しないと次に進めません。市販の対策本で問題形式に慣れ、スピーディかつ正確に解く練習をしておきましょう。
    • 最新情報の確認: 選考を受ける時期によってテスト形式が変わる可能性もあるため、転職エージェントなどを通じて最新の情報を確認することが重要です。

面接

面接は、「ビヘイビア面接(人物面接)」「ケース面接」の二本柱で進められます。

ビヘイビア面接(人物面接)

  • 質問内容例:
    • 自己紹介、職務経歴の要約
    • 転職理由、志望動機(なぜコンサル?なぜキャップジェミニ?なぜこの部門?)
    • これまでの成功体験、失敗体験
    • 困難を乗り越えた経験、リーダーシップを発揮した経験
    • チームで成果を出した経験、意見の対立を乗り越えた経験
    • 自身の強み・弱み
    • キャリアプラン、入社後の貢献イメージ
    • 逆質問
  • 評価ポイント:
    • 論理的コミュニケーション能力: 質問の意図を正確に理解し、結論ファーストで簡潔に分かりやすく話せるか。
    • コンサル適性: 知的好奇心、粘り強さ、成長意欲、主体性、プロフェッショナリズム。
    • カルチャーフィット: キャップジェミニのカルチャー(協調性、創造性、E2E志向など)と合致しているか。
    • 志望度の高さ: キャップジェミニでなければならない理由が明確か。
  • 対策:
    • 想定問答集の作成と深掘り: 上記の質問例に対し、自身の経験をSTARメソッドで構造化し、簡潔に話せるように準備します。「なぜそう考えたのか」「他に選択肢はなかったのか」といった深掘りを自問自答し、思考を深めておくことが重要です。
    • キャリアの一貫性: これまでのキャリアと、キャップジェミニへの転職、そして将来のキャリアプランに一貫したストーリーを描けているかを意識します。
    • 逆質問の準備: 企業理解度と志望度の高さを示す絶好の機会です。HPやニュースリリースを読み込んだ上で、面接官の役職に合わせて、事業戦略や組織、キャリアに関する鋭い質問を複数用意しておきましょう。

ケース面接

キャップジェミニの中途採用(特にInvent)では、候補者の思考力を測るためにケース面接が必ず実施されます。

  • 出題形式:
    • 「〇〇の売上向上」「〇〇の市場規模推定」といった典型的なお題から、面接官とのディスカッション形式で進むことが多い。
    • BCG出身者が多いこともあり、自由な発想やディスカッションを通じて思考を深めていくスタイルが好まれる傾向にあります。
  • 評価ポイント:
    • 論理的思考力、構造化能力、仮説構築力といった基本的なスキル。
    • ビジネスセンス: 現実的な市場や企業活動に対する理解。
    • 思考の柔軟性: 面接官とのディスカッションの中で、新たな視点を取り入れ、自分の考えを修正・進化させられるか。
    • コミュニケーション能力: 思考プロセスを分かりやすく言語化し、議論を建設的に進める力。
  • 過去の出題例(あくまで参考):
    • 「地方のスーパーマーケットの売上向上施策」
    • 「国内のEV充電スタンドの市場規模と今後の普及戦略」
    • 「あるBtoBメーカーの新規事業立案」
    • 「日本の食品ロス問題を解決するには?」
  • 対策:
    • 思考の「型」の習得: 戦略コンサル転職のプロ(Strategistsなど)が提供する教材や講座を通じて、ケース面接の基本的な解き方(前提確認→構造化→仮説設定→分析→打ち手考案)を徹底的に習得します。
    • 実践演習とフィードバック: 最も重要な対策です。一人で考え込むだけでなく、コンサル業界に精通した第三者(転職エージェント、プロの指導者、コンサル在籍の知人など)を相手に模擬面接を繰り返し、客観的なフィードバックを受けることが不可欠です。自分の思考の癖や弱点を早期に発見し、修正していくことが合格への最短距離です。

中途採用では、これまでの職務経験がケース面接の思考に深みを与えます。自身の経験業界に関するお題が出た際には、深い知見を示しつつも、業界の常識にとらわれない客観的な視点で分析する姿勢が求められます。

5. 【新卒採用編】キャップジェミニの選考プロセスと対策

キャップジェミニの新卒採用は、夏と冬のインターンシップ選考が主なルートとなりますが、本選考も実施されています。部門ごとに採用活動を行っているため、応募段階で自身のキャリア志向に合った部門を選択することが重要です。

新卒採用の一般的な選考フロー

  1. エントリーシート(ES) & Webテスト
  2. グループディスカッション(GD)
  3. 面接(複数回)
    • 通常、マネージャークラスから始まり、徐々に上位の役職の社員が面接官となる。
    • この過程でケース面接が必ず含まれる。
  4. ジョブ(インターンシップ)
    • 複数日間にわたり、チームで課題解決に取り組む。最終日に役員へのプレゼンテーションを行う。
  5. 最終面接

※選考フローや内容は年度、部門によって変更される可能性があります。

選考段階別の対策ポイント

エントリーシート(ES)

  • 設問例:
    • 「これまでの人生で最も困難だった経験と、それをどう乗り越えたか」(リーダーシップ、課題解決能力)
    • 「チームで何かを成し遂げた経験」(協調性、リーダーシップ)
    • 「キャップジェミニで何を成し遂げたいか」(志望動機、キャリアプラン)
    • 「最近関心を持った社会課題やビジネストピックとその考察」(知的好奇心、思考力)
  • 評価ポイント:
    • 論理的思考力: 結論ファーストで、自身の経験や考えが構造的に分かりやすく記述されているか。
    • コンサル適性: 設問から、知的好奇心、成長意欲、粘り強さ、リーダーシップといったコンサルタントに必要な素養が感じられるか。
    • 志望度の高さ: なぜキャップジェミニなのか、なぜその部門なのかが、自身の経験や価値観と結びつけて具体的に語られているか。
  • 対策:
    • 自己分析: ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を深く掘り下げ、自身の行動原理や強みを言語化する。「なぜその行動を取ったのか?」「他にどんな選択肢があったか?」「その経験から何を学んだか?」を自問自答する。
    • 企業・部門理解: キャップジェミニのビジョン(Intelligent Industry)、部門ごとの役割、プロジェクト事例などを徹底的にリサーチし、自分のやりたいことと接続させる。
    • 第三者による添削: OB/OGやキャリアセンター、信頼できる友人など、客観的な視点で添削してもらい、分かりにくい表現や論理の飛躍がないかを確認する。

Webテスト

  • 形式: SPI、玉手箱、GABなど、標準的な形式であることが多い。
  • 評価ポイント: 基礎的な計算能力、読解力、論理的思考力、そして処理速度
  • 対策:
    • 早期からの対策: コンサルティングファームのボーダーは総じて高い傾向にあります。苦手分野を把握し、市販の参考書を繰り返し解いて、問題形式に慣れ、時間内に高得点を取る訓練が不可欠です。
    • 複数回受験: 他社の選考も利用して、本命ファームの前に複数回テストセンターで受験し、場慣れしておくことが推奨されます。

グループディスカッション(GD)

  • 形式: 5〜6人のグループで、与えられたテーマ(ビジネスケースが多い)について議論し、時間内に結論をまとめて発表する形式。
  • 評価ポイント:
    • 論理的思考力・構造化能力: 議論の前提を整理し、論点を構造化して議論を進められるか。
    • リーダーシップと協調性: 議論を前に進める推進力(ファシリテーション)と、他者の意見を尊重し、建設的な議論を促す協調性の両方が見られます。クラッシャー(議論を破壊する人)やフリーライダー(発言しない人)は論外。
    • 積極性・貢献意欲: 自分の役割(ファシリテーター、書記、タイムキーパー、アイデアマンなど)を見つけ、チームの結論に貢献しようとする姿勢。
  • 対策:
    • 役割の意識: 必ずしもファシリテーターになる必要はありません。自分の得意な役割を認識し、その役割でチームに貢献することを意識します。
    • フレームワークの活用: 時間が限られているため、議論を構造化するための簡単なフレームワーク(例:3C、4P、SWOTなど)を頭に入れておくと役立ちます。
    • 他者の意見の尊重と発展: 他人の意見を否定するのではなく、「良いですね。その視点に加えて〇〇という観点も考えられませんか?」のように、肯定的に受け止めつつ、議論を発展させる姿勢が重要です。
    • 実践練習: 大学のキャリアセンターや就活イベントが開催するGD練習会に積極的に参加し、場数を踏むことが最も効果的です。

ケース面接

新卒採用においても、個人面接ではケース面接が中心となります。基本的な評価ポイントや対策は中途採用と同様ですが、よりポテンシャルが重視される傾向にあります。

  • 評価ポイント(新卒向け追記):
    • 思考体力・粘り強さ: 分からない問題に対しても諦めずに、粘り強く考え抜く姿勢。
    • 素直さと学習能力: 面接官からのフィードバックを素直に受け入れ、その場で思考を修正・改善できるか。
    • 議論を楽しむ姿勢: 知的なディスカッションそのものを楽しんでいるか。知的好奇心の現れとして評価されます。
  • 過去の出題例(あくまで参考):
    • 「あるアパレル企業のECサイト売上向上施策」
    • 「コンビニコーヒーの市場規模推定」
    • 「日本の大学の国際競争力を高めるには?」
    • 「自動運転タクシーが普及した社会で、新規事業を立案せよ」
  • 対策:
    • 基礎の徹底: まずは市販の対策本(『東大生が書いた〜』シリーズなど)を読み込み、ケース面接の基本的な解法パターンを身につけます。
    • 模擬面接: これが最も重要です。友人や先輩、キャリアセンター、そしてStrategistsのようなプロの指導者と、最低でも10回以上は模擬面接を行いましょう。自分の思考の癖を客観的に指摘してもらい、ディスカッション形式に慣れることが不可欠です。
    • 日々の思考トレーニング: 日常のニュースや身の回りの事象に対し、「なぜ?」「どうすれば解決できる?」と考える癖をつけ、思考体力を養います。

ジョブ(インターンシップ)

ジョブは、数日間にわたって実際のコンサルタントの業務を疑似体験する、選考のクライマックスです。

  • 評価ポイント:
    • アウトプットの質: チームで作成する最終成果物(プレゼンテーション)の論理的整合性、分析の深さ、提言の質。
    • チームへの貢献: 自分の役割を果たし、チーム全体の生産性を高めるために主体的に動けているか。
    • プロフェッショナリズム: 高いプレッシャーの中で、長時間粘り強く思考し、最後までやり抜く姿勢。
    • 社員とのコミュニケーション: 社員(メンターやレビューワー)からのフィードバックを的確に理解し、アウトプットに反映できるか。
  • 対策:
    • 体力・気力の準備: ハードな数日間になることを覚悟し、万全の体調で臨むこと。
    • 基礎スキルの習熟: ケース面接対策を通じて、論理的思考、構造化、仮説思考のスキルは事前に高いレベルに仕上げておく。ジョブの場で初めて学ぶのでは遅すぎます。
    • 積極的なコミュニケーション: チームメンバーやメンター社員と積極的に議論し、認識のズレをなくし、アウトプットの質を高めていく姿勢が重要です。

キャップジェミニの新卒採用は、部門ごとの専門性と、コンサルタントとしての汎用的な思考力の両方が求められる、総合的な選考プロセスと言えるでしょう。

6. まとめ:キャップジェミニの選考突破に向けて

この記事では、グローバルコンサルティングファーム「キャップジェミニ」について、その企業としての特徴から、主要部門の業務内容、採用動向、そして中途・新卒それぞれの選考プロセスと対策まで、網羅的に解説してきました。

キャップジェミニを理解するための3つのキーワード

  1. End-to-Endの変革パートナー: 戦略策定(Strategy)から、テクノロジー導入(Technology)、業務運用(Operations)までを一気通貫で支援できる総合力が最大の強みです。
  2. Intelligent Industry: AIやIoTといった最先端技術と深い業界知見を組み合わせ、クライアントのビジネス全体を「インテリジェント化」することを目指すという明確なビジョンを持っています。
  3. 多様な専門家集団: 戦略コンサルタント(Invent)、技術コンサルタント(DEMS)、インフラ専門家(CIS)など、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが連携することで、実効性の高い変革を実現しています。

選考突破のための核心

キャップジェミニへの転職・就職を成功させるためには、以下の点が不可欠です。

  • 深い企業・部門理解: なぜ数あるファームの中でキャップジェミニなのか、そしてなぜその部門なのか。自身のキャリア志向と、キャップジェミニが提供する価値を明確に結びつけて語れることが全ての出発点です。
  • 論理的思考力と課題解決能力: これは全てのコンサルティングファームに共通する必須要件です。特に、「構造化能力」「仮説構築力」「論点思考」は、ケース面接やグループディスカッションを通じて徹底的に評価されます。
  • 専門性とポテンシャルの両立: 中途採用では、これまでの経験に裏打ちされた専門性が、新卒採用では、将来の成長を期待させるポテンシャル(知的好奇心、学習能力、粘り強さ)が重視されます。
  • 実践的なケース対策: 知識として知っているだけでは意味がありません。模擬面接などの実践的なトレーニングを繰り返し、制限時間内に質の高いアウトプットを出し、建設的なディスカッションを行うスキルを磨き上げることが、選考突破の最も確実な道です。

キャップジェミニは、「戦略だけでは物足りない」「テクノロジーの力でリアルな変革をドライブしたい」と考える方にとって、非常に魅力的で、他にはない成長機会を提供してくれるファームです。

この記事が、あなたの企業研究と選考対策の一助となり、輝かしいキャリアへの扉を開くきっかけとなることを心から願っています。

【ケース面接対策TV】おすすめ動画

YouTubeでは、MBB内定者によるケース面接の実演解説や、Strategists卒業生や現役メンターの生々しい体験談を公開中です!ブログでは伝えきれないリアルな声と具体的なノウハウを、ぜひ動画でご確認ください。

コンサルへの入社/転職を成功させるケース面接対策法

ここまで読んでくれたあなたは、

「ケース面接でライバルに差をつけたい!」
「絶対にコンサルに内定・転職したい」

という強い意欲がある方でしょう。

その意欲があるあなたは、
確実にコンサル内定・転職のポテンシャルを持っています。

そんなあなただからこそ、
対策不十分で本番のケース面接に臨んで爆死してしまったり、
間違った方向に努力をして時間を無駄にしたりは
してほしくないと我々は考えています。

何事も、自己流には限界があります。

最短距離で内定レベルのケース力を習得し
ボーダーラインギリギリではなく面接官を唸らせるレベルのアウトプットを出し
入社後も活躍したいのであれば、
プロからケース面接の正しい考え方や知識
さらに、対策の仕方や選考の戦略を教わりましょう。

独学でもある程度のレベルには達するかもしれませんが
あなたの目標は
「一次面接を通過すれば良い」
「ケース面接っぽいことができるようになれば良い」

ではなく

「志望ファームの合格ラインを堂々と超える
アウトプットが再現性高く出せるようになり
自信を持って面接に臨むことができること。
そして、内定を獲得することでしょう。」

プロからのアドバイスが不可欠です。

プロの指導は、やり方を教えるだけではなく
何が間違っていてどう改善すべきかを
的確に指摘し、あなたが気づいていない問題点を
明らかにしてくれます。

また我々のプログラムはマンツーマンのケース指導に加えて
フェルミ推定やケース面接の正しい思考法や
知っておかなければならない経営理論やビジネス知識を
網羅体系的にまとめた教科書を用意しており
受講生には必ずそれをみていただきます。

今なら、期間限定で無料で弊社の講師と1on1で話すことができるキャンペーンを行っております。

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初回メンタリング(60分/無料)
にぜひお越しくださいませ!

我々のマンツーマン指導プログラムについて

サービス開始の2022年以来、累計500名以上を指導し、
コンサル内定者を多数輩出、受講生の戦コン内定率(累計)約43% (新卒約45%/既卒約40%)、
2024年度に関しては卒業生16人のうち13人(82%)がトップ外資戦略コンサル(McK/BCG/Bain/KnY/S&/ADL/RB)の内定を獲得
通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
という驚異的な内定者輩出実績を誇る我々Strategistsが
多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したトップファーム面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
ケース面接初心者苦手意識のある方であっても
再現性高く最短距離で最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一才対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、
我々のチームが最初に考えたのが
「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき
「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったら
どういうやり方をするのが正解なのだろうか?
それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが
「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形で
さまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し
「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って
必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

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②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。
時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、
さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。
教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら
実際の過去問を題材に試行してみる。
あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが
このトレーニングの役割です。

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③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。
詳細なフィードバックをもらうことで
現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん
内定レベルの解答例や思考のポイントなど
1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

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メンタリングの質へのこだわり

皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。

『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。

我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある

と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。

ケース対策は量よりも圧倒的に質です。
質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

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扱った問題のポイントや解答例をまとめた資料をご共有。
復習にご活用いただけます
※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。

初回体験を申し込む

ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。

模擬面接+FBはもちろん、参加特典としてMBB過去問を題材に
『再現性高くライバルに差をつけるアウトプットを出す方法』
を徹底解説したPDF資料
をプレゼント!

単なる”模範解答例”ではなく、問題のポイントや次に活かせる学びをまとめています。

我々の初回メンタリングはありがちなサービス勧誘・営業の場ではなく
本プログラムの 『0講目』の扱いですから、
「これがStrategistsのクオリティか」とご実感いただける機会になることをお約束します。

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参加特典
大谷

新卒でMBB2社に内定。Strategists卒業生。通常半年から1年ほど対策期間を要する新卒の戦略コンサル就活において、たった3ヶ月で内定を獲得。「内定獲得の秘訣は対策の量ではなく、質である」という考えから、現在は質の高いコンテンツ作成や指導を行っている。

ケース面接対策塾Strategists
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