企業研究

NTTデータの選考プロセスと各部門の業務内容を徹底解説!企業研究シリーズ

「日本のIT業界を牽引するNTTデータに転職したいが、具体的な選考プロセスや求められる人物像がわからない」
「NTTデータには多様な部門があるけれど、どの部門が自分のキャリアに合っているんだろう?」
「特にコンサルティング領域に興味があるが、その実態や選考難易度は?」

国内最大手のシステムインテグレーター(SIer)であり、近年はコンサルティング領域にも力を入れているNTTデータ。その安定性と事業規模の大きさから、新卒・中途を問わず、多くのITプロフェッショナルにとって魅力的な転職先となっています。

しかし、巨大な組織であるがゆえに、その全体像や部門ごとの役割、選考プロセスの実態を正確に把握することは容易ではありません。

この記事では、NTTデータへの転職・就職を目指す方々、特にコンサルティング領域や上流工程に関心のある中途採用候補者をメインターゲットに、転職支援のプロフェッショナルである「Strategists」が、独自の視点と一次情報に基づき、NTTデータの企業研究から選考対策までを徹底的に解剖します。

それでは、まずNTTデータという企業の全体像から見ていきましょう。



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1. NTTデータとは?:SIerの巨人が描く未来と企業分析

NTTデータは、日本電信電話株式会社(NTT)のデータ通信事業本部を前身とし、1988年に分社化して設立された、日本最大手のシステムインテグレーターです。官公庁や金融機関といった社会インフラを支える大規模な基幹システム構築に圧倒的な強みを持ち、その安定した事業基盤と高い技術力で、長年にわたり日本のIT業界をリードしてきました。

NTTデータの事業概要と特徴

  • 幅広い事業領域:
    • パブリック&フィナンシャル分野: 官公庁、自治体、医療、金融機関など、社会公共性の高い領域のシステム開発・運用。NTTデータの祖業であり、現在も収益の柱。
    • 法人&ソリューション分野: 製造、流通、サービス業など、民間企業向けのシステム構築、コンサルティング、各種ITソリューションの提供。
    • グローバル分野: 海外のNTTグループ会社との連携を強化し、世界50以上の国・地域で事業を展開。近年、海外売上高比率が大きく伸長しています。
  • SIerから「Trusted Global Innovator」への変革:
    NTTデータは、従来のシステム開発・運用(SIer)の枠組みを超え、クライアントのビジネス変革を構想段階から支援する「Trusted Global Innovator(信頼されるグローバル・イノベーター)」となることを目指しています。これは、単なる「御用聞き」のシステム開発ではなく、クライアントのビジネスパートナーとして、ITを活用した新たな価値創造や課題解決をリードしていくという強い意志の表れです。
  • コンサルティング機能の強化:
    この変革を推進する上で、NTTデータが特に力を入れているのが「コンサルティング機能の強化」です。戦略コンサルティングファームの買収や、コンサルティング人材の積極採用を通じて、ビジネスの上流工程(戦略立案、業務改革構想)からシステムの実装・運用までを一気通貫で支援できる体制を構築しています。これにより、アクセンチュアやBIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)といった総合コンサルティングファームと直接競合する領域が増えています。

中途採用者が知るべきNTTデータの魅力と注意点

  • 魅力:
    • 大規模・社会貢献性の高いプロジェクト: 官公庁やメガバンクなど、日本の社会インフラを支える大規模なプロジェクトに携われる機会が豊富。社会貢献性を実感しやすい環境です。
    • 安定した経営基盤と福利厚生: NTTグループとしての安定性は抜群。福利厚生や研修制度も充実しており、長期的なキャリアを築きやすい環境です。
    • キャリアの多様性: 巨大な組織であるため、社内でのキャリアパスも多様。技術を極めるスペシャリスト、プロジェクトを率いるマネージャー、ビジネスを創るコンサルタントなど、様々な道が用意されています。
    • コンサルティングへの挑戦: SIerとしての経験を活かしながら、より上流のコンサルティング領域へ挑戦できる門戸が開かれています。特に、技術的なバックグラウンドを持つ人材がビジネスコンサルタントとして活躍する事例が増えています。
  • 注意点:
    • 巨大組織ならではの文化: 意思決定のスピード感や組織の縦割り構造は、ベンチャーや外資系ファーム出身者にとってはギャップを感じる可能性があります。
    • 部署によるカルチャーの違い: 事業部や部門によって、カルチャーや働き方が大きく異なります。転職活動においては、企業全体だけでなく、自分が応募する部門のミッションや文化を深く理解することが非常に重要です。
    • 求められる専門性: 「NTTデータ」という看板だけでは評価されません。中途採用では、これまでの職務経験で培った専門性やスキルが、どの部門でどのように貢献できるのかを明確に示す必要があります。

2. NTTデータ採用者の定量分析:出身大学・企業・業界から見る傾向

NTTデータがどのような人材を求めているのかを客観的に把握するために、転職・採用関連の公開データを基に、採用者のバックグラウンドを分析します。特に中途採用者がどのような企業・業界から転職してきているのかは、自身のキャリアとの接続性を考える上で重要な参考情報となります。

中途採用者の出身企業・業界分析

中途採用市場において、NTTデータは多様な業界から人材を積極的に受け入れています。特に近年は、コンサルティング機能の強化に伴い、従来型のSIerとは異なるバックグラウンドを持つ人材の採用が目立ちます。

主な中途採用者の出身業界・企業群:

  • 大手SIer・ITベンダー群:
    • 出身企業例: 富士通、NEC、日立製作所、日本IBM、アクセンチュア、日本オラクルなど
    • 傾向: NTTデータと同業のSIerやITベンダーからの転職が最も多い層です。大規模システムの開発・運用経験や、特定の技術領域(クラウド、ERP、セキュリティなど)における深い専門性を持つ人材が即戦力として求められています。特に、プロジェクトマネジメント経験を持つ人材は高く評価される傾向にあります。
  • コンサルティングファーム群:
    • 出身企業例: アクセンチュア、BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)、アビームコンサルティング、IBMなど
    • 傾向: 近年、最も採用を強化しているのがこの層です。ビジネスの上流工程(戦略、業務改革)の経験を持つコンサルタントを積極的に採用し、自社のコンサルティング部門の強化を図っています。特に、IT戦略やDX推進の経験を持つコンサルタントは、NTTデータの技術力と組み合わせることで大きな価値を発揮できるため、非常に親和性が高いと言えます。戦略ファーム(MBBなど)からの転職者は少数ですが、存在します。
  • 事業会社(ユーザー企業)のIT・企画部門群:
    • 出身企業例: 大手製造業、金融機関、通信キャリア、総合商社などの情報システム部門や経営企画部門
    • 傾向: ユーザー企業側でシステム導入やDXプロジェクトを推進した経験を持つ人材もターゲットとなります。クライアントの業界知識(ドメイン知識)や、事業会社の視点を持つことが強みとなります。自社のシステムを深く理解し、ビジネスサイドと円滑にコミュニケーションを取れる人材が求められています。
  • Web・インターネット業界群:
    • 出身企業例: 楽天、ヤフー(LINEヤフー)、その他メガベンチャーなど
    • 傾向: アジャイル開発の経験や、モダンな技術スタック(クラウドネイティブ、マイクロサービスなど)に精通したエンジニア、UI/UXデザイナー、プロダクトマネージャーなど、新しい技術や開発手法を取り入れるために採用されるケースが増えています。

分析から見えること:
NTTデータの中途採用は、「SIerとしての技術的基盤を強化する人材」「コンサルティングファームとしてビジネス変革をリードする人材」の二軸で構成されていることが分かります。特に後者の採用意欲は非常に高く、コンサルティングファーム出身者や、事業会社でDXを推進してきた人材にとっては、大きなチャンスがある市場と言えるでしょう。

新卒採用者の出身大学分析

新卒採用においては、旧帝大や早慶、MARCH・関関同立といった上位大学からの採用が中心ですが、全国の国公立・私立大学から幅広く採用しているのが特徴です。

主な採用大学ランキング(参考):

  1. 早稲田大学
  2. 慶應義塾大学
  3. 東京大学
  4. 東京理科大学
  5. 大阪大学
  6. 東京工業大学
  7. 東北大学
  8. 明治大学
  9. 同志社大学
  10. 九州大学

分析から見えること:
技術力と論理的思考力の素養が重視されるため、理系学生の比率が高い傾向にあります。しかし、文系学生もコンサルティング部門や営業部門で多数活躍しており、学部・学科を問わず採用の門戸は開かれています。重要なのは大学名そのものよりも、学生時代に何を学び、どのような経験を通じて論理的思考力や課題解決能力を培ってきたかです。

全体的な傾向と中途採用者への示唆

  • 「技術力」と「ビジネス理解力」の融合: NTTデータは、単なる技術者集団ではなく、技術を武器にビジネス課題を解決するプロフェッショナル集団へと進化しようとしています。そのため、採用においても、技術的なバックグラウンドとビジネスへの深い理解の両方を兼ね備えた人材、あるいはそのどちらかに秀でた専門性を持ち、もう一方を学ぶ意欲のある人材が高く評価されます。
  • 中途採用者へのメッセージ: あなたの持つ専門性が、NTTデータのどの部門で、どのように貢献できるのかを具体的に語ることが重要です。例えば、あなたが金融業界のSIer出身であれば、NTTデータの金融事業本部で即戦力として活躍できる可能性をアピールできます。また、コンサルティングファームで製造業のDX支援をしていたのであれば、法人コンサルティング&マーケティング事業本部などでその経験を活かせるでしょう。

3. NTTデータ主要部門の徹底解説:コンサルティング領域の実態に迫る

NTTデータは巨大な組織であり、多種多様な部門が存在します。ここでは、特に転職市場で注目度が高く、戦略コンサルティングファームや総合コンサルティングファームからの転職者が目指すことが多い「コンサルティング機能」を持つ主要部門に焦点を当てて解説します。

※組織名は変更される可能性があるため、応募時には必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。

NTTデータのコンサルティング部隊:その全体像

NTTデータのコンサルティングサービスは、単一の部門に集約されているわけではなく、複数の部門がそれぞれの専門性を活かして提供しています。大きく分けると、特定のインダストリー(業界)に特化した部隊と、特定のソリューション(経営課題)に特化した部隊に分類できます。

これらの部門は、旧来のシステム開発部門とは一線を画し、クライアントの経営層と直接対峙し、ビジネス戦略や業務改革の構想といった最上流工程からプロジェクトに参画します。

主要コンサルティング部門とそれぞれの特徴

1. 法人コンサルティング&マーケティング事業本部

  • ミッション・役割:
    製造、流通、サービス業といった民間企業(法人)を主なクライアントとし、ビジネスコンサルティングからデジタルマーケティング、システム構築までを一気通貫で提供します。NTTデータの中でも、最も戦略コンサルティングファームに近い動きをする部門の一つです。クライアントの事業戦略策定、新規事業開発、業務改革(BPR)、DX戦略立案などを手掛けます。
  • 業務内容の具体例:
    • 大手製造業の中期経営計画策定支援
    • 小売企業のOMO(Online Merges with Offline)戦略立案と実行支援
    • サービス業の顧客体験(CX)向上を目的とした業務・システム改革
    • デジタル技術を活用した新規事業の企画・立ち上げ支援
  • 求められるスキル・人材像:
    ロジカルシンキング、仮説構築力といったコンサルティングの基本スキルはもちろん、特定業界への深い知見(ドメイン知識)が求められます。事業会社やコンサルティングファームで、事業戦略や業務改革に携わった経験を持つ人材が活躍しています。
  • キャリアパスと魅力:
    多様な業界のトップ企業の経営課題に直接触れることができます。戦略立案から実行までを一貫して見届けられるため、絵に描いた餅で終わらない、手触り感のあるコンサルティングを経験できるのが魅力です。将来的には、プロジェクトマネージャーとして大規模な変革プロジェクトをリードしたり、特定業界の専門家としてクライアントから信頼されるパートナーになる道があります。

2. 金融事業本部 / 公共・社会基盤事業本部

  • ミッション・役割:
    それぞれ金融機関(銀行、証券、保険など)、官公庁・自治体・医療機関といったパブリックセクターをクライアントとし、業界特有の課題解決に特化したコンサルティングを提供します。NTTデータの祖業であり、業界内での圧倒的な実績と信頼、深いドメイン知識が最大の強みです。
  • 業務内容の具体例:
    • 金融: メガバンクの次世代システム構想、FinTechを活用した新規サービス開発、金融規制対応のための業務プロセス改革など。
    • 公共: 中央省庁のデジタル・ガバメント推進支援、自治体のスマートシティ構想策定、大規模社会インフラのシステム刷新計画など。
  • 求められるスキル・人材像:
    コンサルティングスキルに加え、対象となるインダストリーに関する極めて深い専門知識と業務理解が不可欠です。法規制や業界特有の慣習などを踏まえた上で、現実的な解決策を提示する能力が求められます。同業界の出身者や、特定業界に特化したコンサルタント経験者が多く活躍しています。
  • キャリアパスと魅力:
    日本の社会基盤を支える、極めて大規模かつインパクトの大きいプロジェクトに携われるのが最大の魅力です。業界の変革を最前線でリードする経験は、市場価値の高い専門性を構築することに繋がります。

3. テクノロジーコンサルティング&ソリューション事業本部

  • ミッション・役割:
    業界を横断し、AI、IoT、クラウド、データアナリティクスといった先端技術を活用したソリューションを提供します。技術を起点として、クライアントのビジネス変革や新たな価値創造を支援する、技術専門家集団です。
  • 業務内容の具体例:
    • AIを活用した需要予測モデルの構築と業務への導入支援
    • 全社的なデータ活用基盤(データレイク、DWH)の構想策定
    • クラウド移行戦略の立案とアーキテクチャ設計
    • 特定技術領域におけるR&DやPoC(概念実証)の推進
  • 求められるスキル・人材像:
    特定の技術領域における深い専門知識が必須です。しかし、単なる技術オタクではなく、その技術をいかにしてビジネス価値に転換するかを考え、クライアントに説明できる能力が求められます。技術コンサルタントや、事業会社のR&D部門、先進的な開発組織の出身者などがターゲットとなります。
  • キャリアパスと魅力:
    常に最新の技術トレンドに触れながら、それを社会実装していくダイナミズムを味わえます。技術の専門家としてキャリアを深めていく道と、技術を武器にビジネス全体をデザインするアーキテクトとしての道があります。

コンサルティング部門以外の主要部門(参考)

  • 各事業部の開発・運用部門: 上記のコンサルティング部門が描いた構想を、実際にシステムとして形にし、安定的に運用していく役割を担います。高い技術力とプロジェクトマネジメント能力が求められる、NTTデータの中核を支える部門です。
  • 技術革新統括本部: 全社横断的な技術戦略の策定や、先進技術の研究開発(R&D)を担う部門。NTTデータの未来の技術力を創造する役割を持ちます。

中途採用者への示唆:どの部門を目指すべきか?

  • 戦略コンサル/事業企画出身者: あなたの強みである「ビジネス課題の構造化」や「戦略立案」の経験を活かすなら、「法人コンサルティング&マーケティング事業本部」が第一候補となるでしょう。特定の業界に強みがあれば、「金融事業本部」「公共・社会基盤事業本部」も有力な選択肢です。
  • ITコンサル/SIer出身者: あなたの「技術知見」と「プロジェクトマネジメント経験」を活かす道は多様です。より上流のビジネス構想に挑戦したいならコンサルティング部門を、技術の専門性をさらに深めたいなら「テクノロジーコンサルティング&ソリューション事業本部」や各開発部門が視野に入ります。

重要なのは、自身の経験・スキルと、NTTデータが各部門で求めている役割を正確にマッチングさせ、「自分はここでこのように貢献できる」という明確なストーリーを描くことです。

4. NTTデータの選考プロセス徹底解説(新卒・中途別)

NTTデータの選考は、新卒採用と中途採用でプロセスや評価のポイントが異なります。ここでは、それぞれの選考フローと、特にコンサルティング部門を目指す上で重要となるステップについて詳しく解説します。

新卒採用の選考プロセス

新卒採用は、技術職、営業職、コンサルタント職など、職種別にコースが分かれている場合があります。ここでは、特にコンサルタント職を想定した一般的な選考フローを紹介します。

一般的な選考フロー(コンサルタント職の場合):

  1. エントリーシート(ES)+Webテスト
  2. グループディスカッション(GD)
  3. 複数回の面接(個人面接)
  4. 最終面接
  5. 内々定

各ステップのポイントと対策:

  • 1. ES+Webテスト:
    • ES: 学生時代の経験(ガクチカ)や志望動機が問われます。「なぜIT業界か」「なぜNTTデータか」「なぜコンサルタント職か」を自身の経験と結びつけ、論理的に説明する必要があります。課題解決経験リーダーシップ経験を示すエピソードを構造的に記述できると高評価に繋がります。
    • Webテスト: SPIや玉手箱が一般的。ボーダーラインは比較的高めとされているため、市販の対策本で十分な準備が必要です。ここで落ちてしまうのは非常にもったいないため、早期から対策を始めましょう。
  • 2. グループディスカッション(GD):
    • 形式: 5〜6人のグループで与えられたテーマについて議論し、結論を発表する形式。
    • お題例: 「日本の〇〇業界が抱える課題と解決策」「新しいテクノロジーを活用した新規事業を立案せよ」など、ビジネス系のテーマが多い。
    • 評価ポイント: 単なる発言量や奇抜なアイデアではなく、論理的思考力、傾聴力、協調性、議論を前に進めるファシリテーション能力などが総合的に評価されます。クラッシャー(議論を破壊する人)やフリーライダー(議論に参加しない人)は論外ですが、自分の意見を言うだけでなく、他者の意見を尊重し、議論を構造化しながら結論に導く姿勢が重要です。
  • 3. 複数回の面接:
    • 形式: 社員(若手〜管理職)との1対1の個人面接が2〜3回実施されます。
    • 内容: ESの内容の深掘り、志望動機の確認、自己PR、逆質問に加え、簡易的なケース面接が出題されることが非常に多いです。
    • ケース面接の傾向: 本格的な戦略コンサルティングファームのような長時間のケースではなく、「〇〇の売上を上げるには?」「〇〇の市場規模は?」といった問いに対し、その場で思考を組み立て、面接官とディスカッションする形式です。思考のプロセスや構造化能力、地頭の良さが試されます。
    • 過去の出題例(参考):
      • 「コンビニエンスストアの売上向上施策を考えてください」
      • 「日本のタクシーの市場規模を推定してください」
      • 「大学の学生食堂の課題を特定し、改善策を提案してください」
  • 4. 最終面接:
    • 形式: 役員クラスとの個人面接。
    • 評価ポイント: 論理的思考力といったスキル面に加え、「なぜNTTデータでなければならないのか」という強い入社意欲、キャリアプランの明確さ、カルチャーフィットといった人物面・志向性が最終確認されます。自信と熱意を持って、自分の言葉で語ることが重要です。

中途採用の選考プロセス

中途採用は、応募する部門やポジション、個人の経歴によってプロセスが大きく異なります。ここでは、コンサルティング部門における一般的な選考フローを紹介します。

一般的な選考フロー(コンサルティング部門の場合):

  1. 書類選考
  2. 1次面接(現場マネージャー/シニアコンサルタント)
  3. 2次面接(部門長/シニアマネージャー)+Webテスト
  4. 最終面接(役員/本部長)
  5. 内定・オファー面談

各ステップのポイントと対策:

  • 1. 書類選考:
    • 職務経歴書が最も重要視されます。これまでの実績を単に羅列するのではなく、どのような課題に対し、自分がどのような役割を果たし、どのようなスキルを用いて、どのような成果を出したかをSTARメソッド(Situation, Task, Action, Result)などを意識して具体的に記述します。
    • 応募する部門の業務内容と自身の経験・スキルがいかにマッチしているかを明確に示すことが鍵となります。
  • 2. 1次面接:
    • 現場のマネージャーやシニアコンサルタントが面接官となることが多いです。
    • 職務経歴の深掘りが中心。「なぜ転職を考えているのか」「なぜNTTデータなのか」「入社後、具体的にどのように貢献できるか」を問われます。
    • ここでも、簡易的なケース面接やディスカッションが行われる可能性が高いです。「弊社クライアントの〇〇社が抱える課題は何だと思いますか?」など、応募者の業界知見を問うような質問もあります。
  • 3. 2次面接:
    • 部門長クラスが面接官となることが多いです。スキルフィットに加え、カルチャーフィットやチームへの貢献可能性がより重視されます。
    • 本格的なケース面接が課される可能性が高まります。1時間程度の時間をかけて、特定の課題に対する分析と解決策の提案を求められます。プレゼンテーション形式の場合もあります。思考体力と、プレッシャー下での論理構築能力が試されます。
    • この段階でWebテスト(SPIなど)が課されることもあります。
  • 4. 最終面接:
    • 役員や事業本部長が面接官となります。
    • これまでの面接での評価内容を踏まえ、最終的な入社意思の確認と、長期的な視点でのキャリア志向、NTTデータへの貢献意欲が問われます。
    • スキル面は既に評価済みのため、人物面での評価が中心です。「この人物と一緒に働きたいか」「組織に新しい風を吹き込んでくれるか」といった観点で見られます。

選考におけるコンサルティング要素

NTTデータが「Trusted Global Innovator」への変革を目指す中で、選考プロセス全体を通じてコンサルタントとしての素養を測る傾向が強まっています。

  • 課題発見・解決能力: 過去の経験を語る際も、単なる業務内容の説明ではなく、「課題→分析→施策→成果」というストーリーで語れるか。
  • 構造化能力: ESの記述から面接での受け答えまで、常に構造を意識し、分かりやすく伝えることができるか。
  • 仮説思考: ケース面接はもちろん、逆質問などでも「〇〇という課題があるのではないかと考えているのですが、いかがでしょうか?」といった仮説に基づいた質問ができるか。

特にコンサルティング部門を目指す場合は、これらの能力を高いレベルで示すことが、選考突破のための必須条件となります。

5. NTTデータ選考突破のための具体的対策

NTTデータの選考、特にコンサルティング部門を目指す上で、どのような準備をすればよいのでしょうか。ここでは、書類選考からケース面接まで、具体的な対策法を解説します。

書類選考対策(ES・職務経歴書)

書類選考は、あなたとNTTデータの最初の接点です。ここで面接官に「会ってみたい」と思わせることが全てのスタートとなります。

  • 【新卒・中途共通】「コンサル適性」をアピールする:
    • ロジカル・構造的ライティング: 結論ファースト(PREP法など)を徹底し、一文を短く、簡潔に記述します。文章全体が構造化され、読み手がストレスなく理解できるように心がけましょう。
    • 課題解決のストーリーを語る: 学生時代の経験(ガクチカ)や職務経歴を語る際は、「どのような課題(Situation/Task)に対し、あなたがどのように考え、行動し(Action)、どのような成果(Result)を出したのか」というストーリーを明確に示します。特に、なぜその行動を取ったのかという「思考プロセス」を具体的に記述することで、論理的思考力をアピールできます。
    • 「なぜNTTデータか」の明確化: 「安定しているから」「規模が大きいから」といった理由だけでは不十分です。NTTデータが持つ技術力や顧客基盤、社会的なインパクトといったアセットと、あなたが成し遂げたいこと(キャリアビジョン)を接続させ、「NTTデータでなければならない理由」を具体的に語る必要があります。コンサルティング部門志望であれば、「ビジネスの上流から実装まで一気通貫で携わりたい」「日本の基幹産業のDXを内部から推進したい」といった志望動機が考えられます。
  • 【中途採用者向け】職務経歴の「翻訳」:
    • あなたのこれまでの経験やスキルが、NTTデータのどの部門のどのような業務に活かせるのかを明確に「翻訳」して記述します。応募部門の事業内容やプレスリリースを読み込み、求められている役割を正確に理解した上で、自身の経験との共通点や貢献可能性を強調しましょう。
    • 定量的な実績を示す: 「〇〇を改善した」だけでなく、「〇〇を導入することで、コストを△%削減し、××万円の利益向上に貢献した」のように、可能な限り具体的な数値で成果を示しましょう。

筆記試験・Webテスト対策

筆記試験は、対策すれば必ずスコアが向上する領域です。ここで機会を失わないよう、万全の準備で臨みましょう。

  • 早期からの対策: 特に新卒の場合、就職活動が本格化する前に、市販のSPIや玉手箱の対策本を最低でも2〜3周は解いておくべきです。
  • 時間配分の意識: Webテストは時間との戦いです。問題形式に慣れ、一問あたりにかけられる時間を把握し、時間内に解ききる練習を繰り返しましょう。苦手分野を特定し、重点的に対策することも重要です。
  • 模擬テストの活用: Web上で受験できる模擬テストなどを活用し、本番に近い環境での練習を積むことをお勧めします。

グループディスカッション(GD)対策

GDは、個人の能力だけでなく、チームの中でどのように価値を発揮できるかが見られています。

  • 役割を意識する: リーダー、書記、タイムキーパーといった明確な役割分担にこだわる必要はありません。重要なのは、議論のフェーズに応じて、「アイデアを出す」「議論を構造化する」「時間管理を促す」「意見をまとめる」「反対意見を尊重しつつ議論を前に進める」といった役割を柔軟に果たし、チームの結論に貢献することです。
  • フレームワークの戦略的活用: 議論が発散した際に、3CやSWOT、バリューチェーンといったフレームワークを「思考の整理道具」として提案できると、構造化能力をアピールできます。ただし、フレームワークに固執し、議論を硬直させるのは逆効果です。
  • 傾聴と尊重の姿勢: 自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を真摯に聞き、良い点は積極的に取り入れ、異なる意見も尊重する姿勢が重要です。議論を否定するのではなく、「〇〇さんの意見も非常に面白いですね。一方で、△△という観点も考えられませんか?」のように、建設的な対話を心がけましょう。

ケース面接対策

NTTデータの選考における最重要関門です。特にコンサルティング部門を目指すなら、戦略コンサルティングファームと同レベルの対策が求められます。

  • 思考の「型」を身につける:
    • フェルミ推定: 「アプローチ設定→構造化→数値設定→計算→リアリティチェック」という一連の流れを、様々なテーマで反復練習し、体に染み込ませます。
    • ビジネスケース: 「前提確認→現状分析→課題特定(論点設定)→打ち手立案→評価」という基本的な思考プロセスをマスターします。
    • 参考書や対策サイトを活用し、まずは基本的な解法パターンを学びましょう。
  • 「考える体力」を鍛える:
    • ケース面接は30分〜1時間、集中して思考し続ける必要があります。日頃から身の回りの事象に対して「なぜ?」「どうすればもっと良くなる?」と考える癖をつけ、思考の持久力を高めましょう。
    • ニュースや新聞記事を読み、「この課題の本質は何か?」「自分ならどう解決するか?」とシミュレーションするのも効果的なトレーニングです。
  • 実践練習とフィードバック:
    • 最も重要な対策です。一人で考えるだけでなく、友人や転職エージェント、ケース対策塾などを活用し、模擬面接を繰り返しましょう。
    • 重要なのは、解きっぱなしにしないこと。自分の思考プロセスを客観的に振り返り、「どこで思考が止まったか」「なぜその仮説を立てたのか」「もっと良い切り口はなかったか」「説明は分かりやすかったか」などを言語化し、他者からフィードバックをもらうことで、思考の質と伝達力は飛躍的に向上します。
  • NTTデータを意識した対策:
    • NTTデータが強みを持つ「IT・デジタル」「公共・金融」といったテーマのケース問題には、特に重点的に取り組むと良いでしょう。
    • 「新しい技術をどうビジネスに活かすか」「大規模システムの刷新をどう進めるべきか」といったお題は、NTTデータらしさがあり、頻出する可能性があります。関連するニュースや技術トレンドにもアンテナを張っておきましょう。

6. まとめ:NTTデータでキャリアを築くために

これまで、NTTデータの企業分析、採用傾向、主要部門の業務内容、そして具体的な選考対策について詳しく解説してきました。最後に、これまでの内容を総括し、NTTデータというフィールドでキャリアを築くことの意義と、そのために必要な心構えについて述べます。

NTTデータが提供するキャリアの価値

NTTデータへの転職・就職は、単に安定した大手企業に入るということ以上の、独自の価値を提供してくれます。

  • 社会基盤を支えるダイナミズム: 官公庁や金融機関といった、文字通り日本の社会を支える大規模システムの構築・運用に携わる機会は、他の企業では得難い経験です。自らの仕事が社会に与えるインパクトの大きさを日々実感しながら働けることは、大きなやりがいと誇りに繋がるでしょう。
  • 「ビジネス×テクノロジー」の最前線: 従来のSIerの枠を超え、ビジネスの上流コンサルティングから最先端技術の実装までを一気通貫で手掛けるNTTデータは、まさに「ビジネスとテクノロジーの交差点」です。ここでは、テクノロジーを理解したビジネスパーソン、あるいはビジネスを理解したテクノロジストとして、市場価値の高い稀有なキャリアを築くことができます。
  • 変革期ならではの挑戦機会: 「Trusted Global Innovator」への変革を掲げる現在のNTTデータは、組織として大きな変化の渦中にあります。これは、固定化された組織で働くのとは異なり、自らが組織や事業の変革をリードし、新しい価値を創造するチャンスに満ちていることを意味します。特に、コンサルティング部門や新規事業領域では、意欲と能力次第で大きな裁量を持って挑戦できる環境があります。
  • 安定と挑戦の両立: NTTグループとしての圧倒的な安定基盤の上で、これほど多様かつ挑戦的なキャリアの選択肢が用意されている企業は稀有な存在です。腰を据えて長期的な視点で専門性を磨きながら、キャリアの節目で新たな挑戦をすることが可能なプラットフォームと言えるでしょう。

選考突破、そして入社後に活躍するために

このような魅力的な環境で成果を出すためには、当然ながら高いレベルの能力とマインドセットが求められます。

  • 学び続ける姿勢: テクノロジーもビジネス環境も、猛烈なスピードで変化しています。特定のスキルや知識に安住せず、常に新しいことを学び、自身をアップデートし続ける知的好奇心と学習意欲が不可欠です。
  • 当事者意識と推進力: 与えられた業務をこなすだけでなく、クライアントの課題やプロジェクトの目標を「自分ごと」として捉え、周囲を巻き込みながら粘り強く物事を前に進める当事者意識が求められます。
  • 多様性へのリスペクトと協調性: NTTデータのプロジェクトは、様々な専門性を持つ社内外のメンバーとの協働で成り立っています。自分とは異なるバックグラウンドや意見を尊重し、チームとして最大の成果を出すための協調性は、極めて重要な資質です。

そして、これらの素養の根幹にあるのが、本記事で繰り返し強調してきた「論理的思考力」「構造化能力」「仮説思考」といった、本質的な課題解決能力です。

選考プロセス、特にケース面接は、あなたがこれらの能力とマインドセットを兼ね備えた人材であるかを見極めるための場です。付け焼き刃の対策ではなく、思考のOSそのものを鍛え上げる意識で準備に臨むことが、NTTデータへの扉を開くための最も確実な道となるでしょう。

この記事が、あなたの企業研究と選考対策の一助となり、NTTデータという素晴らしいフィールドで活躍するための第一歩に繋がることを心から願っています。

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YouTubeでは、MBB内定者によるケース面接の実演解説や、Strategists卒業生や現役メンターの生々しい体験談を公開中です!ブログでは伝えきれないリアルな声と具体的なノウハウを、ぜひ動画でご確認ください。

コンサルへの入社/転職を成功させるケース面接対策法

ここまで読んでくれたあなたは、

「ケース面接でライバルに差をつけたい!」
「絶対にコンサルに内定・転職したい」

という強い意欲がある方でしょう。

その意欲があるあなたは、
確実にコンサル内定・転職のポテンシャルを持っています。

そんなあなただからこそ、
対策不十分で本番のケース面接に臨んで爆死してしまったり、
間違った方向に努力をして時間を無駄にしたりは
してほしくないと我々は考えています。

何事も、自己流には限界があります。

最短距離で内定レベルのケース力を習得し
ボーダーラインギリギリではなく面接官を唸らせるレベルのアウトプットを出し
入社後も活躍したいのであれば、
プロからケース面接の正しい考え方や知識
さらに、対策の仕方や選考の戦略を教わりましょう。

独学でもある程度のレベルには達するかもしれませんが
あなたの目標は
「一次面接を通過すれば良い」
「ケース面接っぽいことができるようになれば良い」

ではなく

「志望ファームの合格ラインを堂々と超える
アウトプットが再現性高く出せるようになり
自信を持って面接に臨むことができること。
そして、内定を獲得することでしょう。」

プロからのアドバイスが不可欠です。

プロの指導は、やり方を教えるだけではなく
何が間違っていてどう改善すべきかを
的確に指摘し、あなたが気づいていない問題点を
明らかにしてくれます。

また我々のプログラムはマンツーマンのケース指導に加えて
フェルミ推定やケース面接の正しい思考法や
知っておかなければならない経営理論やビジネス知識を
網羅体系的にまとめた教科書を用意しており
受講生には必ずそれをみていただきます。

今なら、期間限定で無料で弊社の講師と1on1で話すことができるキャンペーンを行っております。

✅転職活動の悩みを相談したい
✅自分の今の実力を把握したい
✅ケース面接対策のプロに指導してもらいたい

といった方は以下のフォームから
初回メンタリング(60分/無料)
にぜひお越しくださいませ!

我々のマンツーマン指導プログラムについて

サービス開始の2022年以来、累計500名以上を指導し、
コンサル内定者を多数輩出、受講生の戦コン内定率(累計)約43% (新卒約45%/既卒約40%)、
2024年度に関しては卒業生16人のうち13人(82%)がトップ外資戦略コンサル(McK/BCG/Bain/KnY/S&/ADL/RB)の内定を獲得
通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
という驚異的な内定者輩出実績を誇る我々Strategistsが
多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したトップファーム面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
ケース面接初心者苦手意識のある方であっても
再現性高く最短距離で最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一才対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、
我々のチームが最初に考えたのが
「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき
「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったら
どういうやり方をするのが正解なのだろうか?
それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが
「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形で
さまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し
「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って
必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

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②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。
時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、
さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。
教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら
実際の過去問を題材に試行してみる。
あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが
このトレーニングの役割です。

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③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。
詳細なフィードバックをもらうことで
現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん
内定レベルの解答例や思考のポイントなど
1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

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メンタリングの質へのこだわり

皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。

『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。

我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある

と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。

ケース対策は量よりも圧倒的に質です。
質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

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扱った問題のポイントや解答例をまとめた資料をご共有。
復習にご活用いただけます
※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。

初回体験を申し込む

ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。

模擬面接+FBはもちろん、参加特典としてMBB過去問を題材に
『再現性高くライバルに差をつけるアウトプットを出す方法』
を徹底解説したPDF資料
をプレゼント!

単なる”模範解答例”ではなく、問題のポイントや次に活かせる学びをまとめています。

我々の初回メンタリングはありがちなサービス勧誘・営業の場ではなく
本プログラムの 『0講目』の扱いですから、
「これがStrategistsのクオリティか」とご実感いただける機会になることをお約束します。

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参加特典
大谷

新卒でMBB2社に内定。Strategists卒業生。通常半年から1年ほど対策期間を要する新卒の戦略コンサル就活において、たった3ヶ月で内定を獲得。「内定獲得の秘訣は対策の量ではなく、質である」という考えから、現在は質の高いコンテンツ作成や指導を行っている。

ケース面接対策塾Strategists
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