Strategy&の過去問を探すといくつものお題が見つかりますが、これは本物の過去問なのかと気になったことはありませんか?
ネットで紹介されている過去問は選考を受けた人の体験談がもとで、Strategy&が公開したものではありません。報告されているお題は、数量の推定、売上やシェアの改善、新規事業や社会の課題の3つの種類に分けられます。設問を覚えるより、種類ごとに初めて見るお題を解き、打ち手を実行できるかまで話す練習に時間を使いましょう。
こちらでは、Strategy&の過去問の出どころ、報告されているお題の種類、中古車の例題を使った練習の計画について解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
Strategy&は過去問を公開せず選考の段階だけを案内している
Strategy&の過去問を探しても、新卒・中途の採用ページやよくある質問には載っていません。まずは採用ページで自分が受ける選考の段階を確かめ、筆記試験と面接が始まるまでに練習を済ませておきましょう。
新卒の選考では筆記試験と面接を経てインターンシップに進む
2028年度入社の新卒採用でStrategy&のAutumn Internshipに応募すると、選考の段階は次のとおりです。
- エントリーシート提出
- 書類選考
- 適性検査
- 筆記試験
- 面接
- インターンシップ
インターンシップ以外の段階は、オンラインで行われます。インターンシップは、東京の大手町オフィスで3日間終日開催されます。
公式の案内には、面接の種類や筆記試験の中身は書かれていません。このAutumn Internshipのエントリーの受付は、すでに終了しています。選考の段階は変わる場合があるので、次に応募する回の案内が出たら、筆記試験と面接の時期を確かめてください。
出典:PwC’s Strategy& Japan「新卒採用」
中途の選考では書類選考の後に筆記試験か個人面接の案内が届く
Strategy&の中途採用では、応募を受け付けた後に書類選考が行われます。書類選考に合格した人には、その後の選考として筆記試験または個人面接の案内がStrategy&から届きます。
面接の回数や種類は、中途採用のページに書かれていません。直近2年以内にStrategy&の中途採用選考を受けた人は、応募の対象から外れます。一度受けると次に応募できるまで間が空くため、応募する前から過去問で練習を始めておきましょう。
出典:PwC’s Strategy& Japan「中途採用」
ネットで紹介されている過去問は選考を受けた人の体験談がもとになっている
ネットで見つかるStrategy&の過去問は、選考を受けた人がケース面接などで出されたお題を、体験談として書き残したものがもとになっています。体験談では、面接官の判断や応募者の経歴によってお題が決まる場合があるとも報告されています。
そのため、集めた過去問と同じ設問が自分の面接で出るとは限りません。それでも、市場の規模を問うのか、売上の伸ばし方を問うのかといったお題の種類までは、設問が変わっても共通する場合があります。
報告されているお題を3つの種類に分けて種類ごとの解き方を練習する
体験談のお題は、数量の推定、売上やシェアの改善、新規事業や社会の課題の3つの種類に分けられます。このうち売上やシェアの改善と新規事業のお題は、Strategy&の戦略コンサルタントが手がける既存事業の改善と新価値の創造に重なります。種類ごとに、練習で何を話せるようにするかを決めておきましょう。
市場規模や数量を推定するお題では前提に置いた数字の理由まで話す
市場規模や利用者数を推定するお題では、答えの数字が合っているかより、途中で置いた前提の数字の理由を話せるように練習しましょう。面接官から「なぜその値にしたのか」と聞かれたときに理由を言えないと、答えの数字も説明できなくなります。練習では、前提の数字を1つ置くたびに、その値にした理由を一言メモに書き添えてください。
売上やシェアを伸ばすお題では伸ばす数字を要素に分けてから打ち手を考える
売上やシェアを伸ばすお題で思いつく打ち手をすぐに挙げると、どの数字を伸ばす案なのかが面接官に伝わりにくくなります。打ち手を考える前に、売上を台数と単価、客数と客単価のような要素に分けましょう。
Strategy&は既存事業の改善や改革の仕事として、コストの削減やマーケットシェアの拡大を支援しています。要素に分けた後は、どの要素を伸ばす打ち手を最初に選ぶかまで決めて答えてください。
出典:PwC’s Strategy& Japan「採用情報」
新規事業や社会の課題を扱うお題では誰のどんな困りごとを解決するかを先に決める
新規事業や社会の課題を扱うお題は数字の条件が少なく、どこから考え始めるかを自分で決める必要があります。最初に、誰のどんな困りごとをどう解決するのかを一文で書いてから、市場や打ち手を考えましょう。
Strategy&では、新規事業開発や業態開発、ビジネスモデルの抜本的な改革などのプロジェクトが急速に増えているとされています。新規事業のお題では、その事業を誰がどう始めるかまで話せるようにしておきましょう。
出典:PwC’s Strategy& Japan「採用情報」
打ち手は実行して効果が出るところまで考えて答える
どの種類のお題でも、打ち手を挙げるだけで答え終えず、その打ち手を実行するときに何が妨げになりそうかまで考えておきましょう。世界のトップ企業は理想論ではなく実現できる戦略を目指しているとされ、Strategy&自身も、立てた戦略が実行されて効果を生むところまで支援してきたとしています。
売上を伸ばす打ち手なら人手や予算が足りるか、新規事業なら最初の客をどう集めるかを考えると、妨げになりそうな条件が見つかります。練習では、挙げた打ち手の横に、実行する人と時期、妨げになりそうな条件を書き込んでおいてください。
出典:PwC’s Strategy& Japan「採用情報」
ケース面接対策について詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
中古車を題材にフェルミ推定とビジネスケースを続けて解いてみる
数量の推定と売上の改善のお題は、同じ中古車を題材にすると、前提の置き方から打ち手の選び方までを続けて練習できます。次の2問はStrategistsが練習用に作ったもので、Strategy&で出されたお題ではありません。答えを覚えずに、手を動かして解いてみましょう。
中古車の年間の流通台数を保有台数と保有期間から推定する
1問目は「日本で1年間に持ち主が替わる乗用車は何台か」というフェルミ推定です。持ち主が替わる台数を中古車の年間の流通台数とし、次の仮定を置いて計算しましょう。
- 乗用車の保有台数は6,000万台(計算しやすく丸めた練習用の値で、公表値ではない)
- 1人の持ち主が車を手放すまでの保有期間は平均6年
- 車が廃車になるまでの寿命は平均12年
- 廃車にならずに手放された車の行き先は、すべて次の持ち主
6,000万台を保有期間の6年で割ると、1年間に手放される車は1,000万台です。同じ6,000万台を寿命の12年で割ると、1年間に廃車になる車は500万台になります。手放される1,000万台から廃車の500万台を引いた500万台が、1年間に持ち主が替わる中古車の台数です。
面接で答えるときは、500万台という数字だけを伝えず、保有期間と寿命をなぜその年数にしたかを一言ずつ添えましょう。
推定を公表統計と比べる前に統計の数え方を確かめる
推定した500万台を公表されている統計と比べて見直したくなりますが、比べる前に、その統計が何を数えた数なのかを確かめる必要があります。
中古車の登録台数は、新規登録、所有権の移転登録、使用者(車を使う人)の名義を変える変更登録の三つの手続きを合算した数です。公表されているのは登録台数で、小売台数ではありません。
持ち主が替わった台数と、三つの手続きを合わせた件数は、同じものを数えているとは限りません。統計と比べるときは、1台の売買でいくつの手続きが数えられるか、軽自動車を含むかを統計の注記で確かめましょう。
中古車販売店の売上を台数と単価に分けて3年で1.5倍にする道筋を考える
2問目は、中古車販売店A社の売上を3年で1.5倍にするには何をすべきかというビジネスケースです。A社は仮想の会社で、年間に売る台数を3万台、1台あたりの平均単価を150万円と仮定しましょう。
売上を台数と単価に分けると、A社の現在の売上は3万台×150万円で450億円です。目標は450億円×1.5で675億円なので、3年で225億円を上乗せする必要があります。単価を変えずに台数だけで目標を達成するには、675億円÷150万円で4.5万台、今より1.5万台多く売らなければなりません。
台数と単価の両方を動かす組み合わせもあります。たとえば台数を1.2倍の3.6万台にするなら、単価を1.25倍の187.5万円に上げると、3.6万台×187.5万円で675億円に届きます。台数を増やす打ち手と単価を上げる打ち手の例は、次のとおりです。
- 台数を増やす打ち手:来店数の増加、来店した客の成約率の向上、客が求める車種に合わせた品ぞろえの見直し
- 単価を上げる打ち手:保証や整備などの付帯サービスの販売、状態のよい車の仕入れの拡大
面接では、どの打ち手を最初に選ぶかとその理由を話しましょう。たとえば来店数を増やすには広告の費用と時間がかかる一方、付帯サービスの販売は今来店している客に勧めることから始められます。打ち手ごとに誰が何から始められるかを考えておけば、3年のうちどの時期に何を実行するかまで答えられます。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
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- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
集めた過去問は3つの種類に仕分けてから練習するお題を選ぶ
中古車の2問で使った前提の置き方や、売上を台数と単価に分ける手順は、ネットや体験談で集めた過去問を解くときにもそのまま使えます。手元の過去問が限られていても、どの種類から解くかと、解き終えたお題をどう使い回すかを決めておけば、同じお題を何度も練習に使えます。
集めたお題を数量の推定と売上の改善と新規事業の3つに仕分ける
集めた過去問は、1問ずつ解き始める前に、数量の推定、売上やシェアの改善、新規事業や社会の課題の3つの種類に仕分けましょう。1枚の紙に3つの列を作り、お題を1問ずつ当てはまる列に書き分ければ、種類ごとの数が一目で分かります。
集めたお題は、どこから集めたかによって特定の種類に偏るでしょう。手元のお題が少ない種類か、前に解いたときに答えに詰まった種類から、最初に練習するお題を選んでください。
仕分けたお題は練習相手に選んでもらい初めて見る状態で解く
自分でお題を選ぶと、設問も答えも知った状態で解いてしまいます。そこで、仕分けたお題から練習相手に種類だけを伝えて1問を選んでもらい、その場で読み上げてもらいましょう。
解いている途中で「なぜその前提にしたのか」と問い返してもらえば、初めて見るお題でも前提の理由を話せるかを確かめられます。中古車の例題なら、保有期間を6年と仮定した理由を聞いてもらうのも一つの方法です。
Strategistsは、答えを知らないお題を相手の前で解き、置いた前提の理由をその場で問い返される練習を重ねてこそ、面接で考えを説明する力がつくと考えています。解き終えたら、練習相手が聞き返したくなった箇所を挙げてもらいましょう。
解いたお題は前提を1つ変えてもう一度解く
一度解いたお題も、前提を1つ変えれば、答えを知らない新しいお題として使い直せます。中古車の例題なら、保有期間の仮定を6年より短くしたときや、寿命の仮定を12年より長くしたときに、流通台数がどう変わるかを計算し直してみましょう。
過去問のお題でも同じように、売上のお題なら目標の倍率を、新規事業のお題なら対象の客を1つ変えて解き直すと、1問から別の問いを作れます。変えた前提と、そのとき答えがどう変わったかをノートに1行ずつ書いておけば、次に練習相手と解くときに、前提を変えた理由まで説明できます。
その他のケース面接対策のコツや押さえておくべきポイントは、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書でご確認ください。
まとめ
出どころを追えないStrategy&の過去問でも、1問ごとに前提の理由と、打ち手を実行する人や時期まで言葉にできたかを確かめれば、練習の材料になります。
過去問を3つの種類に仕分けたら、最初の1問を練習相手に選んでもらいましょう。出される設問は当てられなくても、初めて見るお題を説明し切る力は、練習で確実に伸ばせます。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
我々のマンツーマン指導プログラムについて
2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。
支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。
こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。
我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。
実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。
再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由
最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。
スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。
結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」なのではないか?ということでした。
そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。
プログラムの全体像はこちらです。
①正しく学ぶ
Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

②反復練習で定着:課題ケース演習
厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

③実践&現状把握:模擬ケース面接
専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

メンタリングの質へのこだわり
皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。
『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。
我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある
と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。
ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。
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ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください。無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。
模擬面接+FBはもちろん、参加特典としてMBB過去問を題材に『再現性高くライバルに差をつけるアウトプットを出す方法』を徹底解説したPDF資料をプレゼント!
単なる”模範解答例”ではなく、問題のポイントや次に活かせる学びをまとめています。
我々の初回メンタリングはありがちなサービス勧誘・営業の場ではなく、本プログラムの『0講目』の扱いですから、「これがStrategistsのクオリティか」とご実感いただける機会になることをお約束します。


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