- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
1. P&Eディレクションズとは?戦略と実行を一気通貫で支援する独立系ファーム
戦略コンサルティング業界には外資系の大手ファームが並びますが、P&Eディレクションズは日本発の独立系として、提言から実行支援までを自社で担う体制を築いています。
会社概要と「Plan & Execution」の由来
株式会社ピー・アンド・イー・ディレクションズは、2001年9月に設立された独立系の戦略コンサルティングファームです。代表取締役CEOは島田直樹氏が務め、本社は東京都中央区銀座、社員数は60名規模となっています。
社名のP&Eは「Planning(戦略の策定)」と「Execution(策定された戦略の実行)」の頭文字から来ており、計画策定と実行支援のどちらも重視する企業コンセプトをそのまま表しています。戦略を描くだけで終わらせず、実行段階まで併走する姿勢が、同社の一貫した特徴です。
戦略立案と実行支援を両輪で手がける強み
P&Eディレクションズの最大の特徴は、戦略提言で終わらせず、現場に入り込んで実行まで併走する点にあります。創業から25年にわたり、500社を超えるクライアントを支援してきました。
手がける案件は、売上拡大や付加価値向上、新規事業立ち上げといった「攻めの戦略」に軸足があります。コスト削減だけでなく、事業そのものを伸ばすテーマに強みを持つ点が、他の戦略ファームと比べたときの輪郭になります。
北米・東南アジア・東アジアの現地ファームと提携し、シンガポールには現地法人も構えているため、海外進出をともなう案件にも対応できる体制です。
中途入社者が得られるキャリアの魅力
中途入社者にとっての魅力は、事業会社に近い感覚で現場に深く関わりながら、戦略コンサルタントとしての専門性も磨ける点です。キャリアステップはAssociate(内定者)からConsultant、Senior Consultant、Manager、Principal、Managing Directorまでの6段階に分かれています。
昇格の機会は半期ごとに設けられており、プロジェクト単位のコンピテンシー評価を積み上げた結果が半期の評価につながる仕組みです。プロジェクトのラインとは別に、育成とキャリアに寄り添うキャリアカウンセラーが一人ひとりに付く制度もあります。
勤務形態はオフィス勤務とリモートワークの併用が認められ、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度も導入されています。
2. P&Eディレクションズが求める人材像
P&Eで身に付く力として公式サイトが挙げるのは、「自ら主体的に考えて動く力」や「決める力・判断する力」です。選考で見られる資質も、この方向と重なります。
中途・新卒を問わず重視される思考力と当事者意識
複雑な事象を構造的に捉え、本質的な課題を見抜いて解決策を導き出す論理的思考力は、新卒・中途を問わず共通して見られるポイントです。
同時に重視されるのが、「自分がこの事業を動かす」という当事者意識でしょう。戦略を描くだけでなく実行まで併走するファームの性質上、評論家的な姿勢ではなく、泥臭い現場の仕事も厭わずに成果へコミットする姿勢が評価されます。
公式サイトが掲げる「自分の目で耳で足で情報を集める力」「熱意・行動をもって周りを仲間にする力」という表現も、デスクワークだけで完結しない働き方を前提にしたものです。
このほか、特定の領域にとどまらず新しい知識を吸収し続ける学習意欲、クライアントの経営層から現場まで幅広い相手と信頼関係を築くコミュニケーション能力も、面接を通じて確認されます。
選考体験に見る面接の進め方の傾向
公開されている選考体験の記録では、選考の初期段階の面接が1対1のオンライン形式で実施され、30分から1時間程度で進むケースが報告されています。
アイスブレイクを挟まず冒頭から質問に入る例もあり、要点を絞った受け答えができるかどうかが問われる場面です。学生時代だけでなく、中学・高校時代までさかのぼって人生の選択を深掘りされたという報告もあります。
面接の終盤に逆質問の時間が設けられる例も複数あるため、企業研究に基づいた質問をあらかじめ用意しておきましょう。
新卒採用では、サマージョブへの参加者に早期選考の案内が送られる例も報告されており、インターンへの参加が選考の入口のひとつになっていることがうかがえます。
3. P&Eディレクションズの事業領域とプロジェクトの特徴
P&Eディレクションズは業界や機能で部門を厳密に分けておらず、コンサルタントは多様な業界・テーマのプロジェクトを横断しながら経験を積みます。
事業戦略・成長戦略の立案支援
ひとつ目は、企業の持続的な成長に向けた方向性を定め、具体的な戦略を策定する領域です。
- 全社成長戦略・中期経営計画の策定
- 新規事業開発・市場参入戦略
- マーケティング戦略・営業改革
- M&A・アライアンス戦略
全体の案件のうち、戦略案件が70.5%、経営トップの意思決定が関わるトップマネジメント案件が71.2%を占めるとされており、企業戦略の上流に関わる機会の多さがうかがえます。
クライアントの規模は売上高1兆円以上の超大手から中堅・中小企業、ベンチャー企業までと幅広く、業種も消費財メーカーや産業財メーカー、IT・エレクトロニクス、ヘルスケア、バイアウトファンドなど多岐にわたります。
社員の声として紹介されているのは、中食や給食といった業種に対する中期経営計画の策定に、コンサルタントやシニアコンサルタントの段階から参画した例です。
現場に入り込む実行支援(ハンズオン)
ふたつ目は、策定した戦略を絵に描いた餅で終わらせず、クライアントの現場に入り込んで実行まで併走する領域です。
- 事業再生・ターンアラウンド支援
- 業務プロセス改革(BPR)
- M&A後の統合(PMI)支援
- 組織改革・チェンジマネジメント
机上の議論にとどまらず、現場を巻き込みながら具体的な成果を創出するところまでを担うため、プロジェクトマネジメント能力や、困難な状況を乗り越える実行力が必要になります。
クライアントからは「助言だけでなく、一緒に行動して結果を出す」「事実にこだわり意思決定を迫る」といった評価が寄せられているとされており、この領域の仕事の性格がよく表れた言葉です。
在庫の最適化のようにオペレーションへ踏み込むテーマでも、マネージャーが案件を率いた例が紹介されています。
事業投資・ベンチャー支援
3つ目は、コンサルティングにとどまらず、自社の知見やネットワークを活かしてクライアントや投資先の事業成長を支援する領域です。
- ベンチャー企業への出資・経営支援
- PEファンド向けビジネスデューデリジェンス
- 大企業のカーブアウト支援
コンサルタントは1年間で平均6.1件のプロジェクト、4.1業界、4.3の経営テーマを経験するとされており、特定の領域に限定されない幅広い経験を積める環境です。
若手のうちから多様なプロジェクトを経験し、そのなかで自分の専門性や関心のある領域を見つけていく流れになります。面接で志望動機を語るときは、これらの領域のどれに関心があるのかを具体的に示せると、企業研究の深さが伝わるでしょう。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
4.【中途採用】P&Eディレクションズの選考プロセスと対策
中途採用は戦略コンサルタント職の募集で、コンサルタントからプリンシパルまで、経験に応じた等級で採用が行われています。
中途採用の選考フロー(応募資格・書類選考・Webテスト・面接)
中途採用の応募資格は、4年制大学または大学院の卒業資格です。業界や職種の経験を問う条件は示されておらず、コンサルティング未経験からの応募も対象に入ります。
- 書類選考
- Webテスト
- 面接(平均3〜4回)
- 内定・オファー面談
面接の回数はあらかじめ定められていません。勤務地は東京都中央区銀座のオフィスで、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークが採用されています。
福利厚生には通勤交通費の支給や各種社会保険、リモート手当が含まれ、教育制度としてはOJTとOffJTを組み合わせた階層別の研修プログラムが用意されています。
書類選考(職務経歴書・志望動機)の対策
書類選考では、単なる経歴の羅列ではなく、「なぜP&Eディレクションズなのか」「なぜコンサルタントなのか」を明確に示すことが重要です。
職務経歴書では、これまでの業務でどのような成果を出したのかを、具体的な数値とともに記述します。売上の伸び率やコスト削減額、リードタイムの短縮日数といった形で、成果の大きさが読み手に伝わる状態にしておきましょう。
どんな課題に対してどう考え、どのように行動して成果につなげたのかという思考プロセスを、「課題→分析→施策→結果」の構造で伝えると説得力が増します。特に「戦略を実行に移した経験」や「部署を横断してプロジェクトを推進した経験」は、P&Eディレクションズの強みと重なるため、積極的に盛り込みたいポイントです。
志望動機では、戦略と実行の両輪というファームの特徴に、自分のキャリア志向をどう結びつけるかが問われます。MBBや総合系ファームとの違いを自分の言葉で説明できる状態にしておくと、面接での深掘りにも耐えられるでしょう。
Webテスト・筆記試験の対策
選考体験の記録によれば、P&EディレクションズのWebテストは企業独自のオンライン形式で、言語と非言語の問題を短時間で解く構成になっているという報告があります。市販の対策本で一般的な問題形式に慣れておくと同時に、制限時間内に正確に解き切る練習を積んでおきましょう。
素早く正確に処理する力は、ケース面接で数字を扱う場面にも直結します。特にコンサルティング業界以外から応募する場合は、ここでつまずかないよう早い段階から演習を重ねておくと安心です。
普段から数的処理や論理パズルに触れておくことも、本番での時間配分に役立ちます。
ケース面接の評価ポイントと対策
中途採用のケース面接では、オーソドックスな売上向上や利益改善といったお題が多い一方、議論の深さと思考の柔軟性が見られるとされています。
評価のポイントは、問題をMECEかつ本質的な切り口で分解し議論すべき核心を特定する構造化力、分析に入る前に質の高い仮説を立てる仮説構築力、机上の空論で終わらせないビジネスセンス、面接官との対話を通じて思考を深めるディスカッション能力の4点です。
対策としては、まず前提確認から構造化、仮説構築、施策の考案までの基本的な思考プロセスを身につけることが土台になります。そのうえで、数多くの模擬面接を重ね、解きっぱなしにせず毎回フィードバックを受けて自分の思考の癖を修正していくことが欠かせません。
前職での実務経験を踏み込んだ洞察につなげられると、他の候補者との差がつきます。日頃からビジネスニュースや業界レポートに触れ、さまざまな業界のビジネスモデルをインプットしておきましょう。
ケース面接対策についてより詳しく知りたい方は、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書をご覧ください。
人物面接(ビヘイビア面接)の対策
人物面接では、志望動機や自己PRに加え、過去の経験を深く掘り下げる質問が中心になります。「状況・課題・行動・結果」を意識したSTARメソッドで、具体的に語れるよう準備しておきましょう。
「なぜコンサルタントを志望するのか」「数あるファームの中でなぜP&Eディレクションズなのか」「これまでのキャリアで最も困難だった経験」といった質問が聞かれることが多いとされています。
対策としては、これまでのキャリアを棚卸しし、当事者意識や実行力といった評価される人物像と合致するエピソードを複数準備しておくと安心です。「なぜコンサルか」「なぜP&Eか」「入社後何をしたいか」という一連のストーリーに一貫性を持たせることも意識しましょう。経験の棚卸しが浅いと、深掘りされた瞬間に説明が止まってしまいます。
逆質問は、ファームへの理解度を示せる場面です。事業領域のうち関心のあるテーマについて、最近のプロジェクトでの課題意識を尋ねるなど、企業研究に裏打ちされた質問を複数用意しておきましょう。
5.【新卒採用】P&Eディレクションズの選考プロセスと対策
新卒採用は経営コンサルタント職の募集で、5月頃に始まる早期選考と9月頃に始まる本選考の2つのルートが用意されています。
早期選考(5月頃開始)の流れ
早期選考のルートでは、エントリーシートの提出後に面接があり、そのあとに1日完結のSummer Jobが組み込まれています。
- エントリーシート提出
- 面接
- 1day Summer Job
- 面接(数回)
- 入社意思確認
- 内定
本選考と違ってWebテストが課されない代わりに、Summer Jobでのアウトプットが評価の対象に入る構成です。
Summer Jobは本社オフィスで実施され、終了後に懇親会が開かれた回も報告されています。社員と直接話せる機会になるため、志望動機を固めるうえでも参加の価値があるでしょう。
本選考(9月頃開始)の流れ
本選考は、エントリーシートを提出した方から順次選考が始まる方式です。提出のタイミングがそのまま選考開始の時期を左右します。
- エントリーシート提出
- Webテスト
- 面接(数回)
- 入社意思確認
- 内定
早期選考との違いは、面接の前にWebテストが置かれている点です。エントリーの受付開始は毎年9月頃にアナウンスされるため、夏の段階でエントリーシートを書き上げておくと動きやすくなります。
エントリーシート(ES)の対策
エントリーシートでは、どの設問に対しても、まず結論を最初に書くこと、そのあとに具体的なエピソードや理由を構造的に記述することが基本です。
選考体験の記録では、サマージョブへの応募理由を問う設問や、新卒採用というテーマについて自分なりの考えを述べさせる設問が報告されています。後者のように抽象度の高い問いでは、自分の視点を筋道立てて説明できるかどうかが見られます。
学生時代に力を入れたことでは、単に何をしたかだけでなく、なぜその課題に取り組んだのか、どのような仮説を立てて行動し、結果どうなったのか、そこから何を学んだのかという思考プロセスを明確に示しましょう。
志望動機では、戦略と実行の両輪というファームの特徴を正しく理解したうえで、自分の経験や価値観、キャリアプランとの接点を具体的に書きます。テンプレート的な内容は避けましょう。
ケース面接で見られるポテンシャルと対策
新卒のケース面接では、完成されたスキルよりも、思考のポテンシャルや学習意欲がより重視される傾向にあります。
市場規模推定や売上向上施策、新規事業立案といったテーマが過去に出題されたという報告がありますが、毎年同じ問題が出るとは限りません。特定のお題を暗記するのではなく、どんなテーマでも前提を確認して構造化できる状態をつくるほうが有効です。
ケース面接は知識だけで上達するものではないため、場数を踏むことが何より重要です。優秀な友人や先輩、プロの講師と壁打ちを繰り返し、フィードバックをもらいながら思考を磨いていきましょう。
面接官とのディスカッションを楽しむ姿勢も評価されるポイントです。分からないことは素直に認め、新しい視点を吸収しようとする前向きな態度を見せると、学習意欲の高さが伝わります。
Webテスト・筆記試験の対策
本選考で課されるWebテストは、年によって形式が変更される可能性があります。多くの学生が対策する部分であり、ここで通過できなければ面接に進むことすらできないため、早期からの準備が欠かせません。
遅くとも大学3年生の春には対策を始め、主要なテスト形式の問題集を繰り返し解いておきましょう。戦略ファームを志望する学生は総じてスコアが高い傾向にあるため、時間を計って全問解き切る練習を重ね、高い正答率を目指すのが安全です。
早期選考のルートに乗れた場合はWebテストが課されませんが、本選考に回る可能性も考えて準備しておくと選択肢が狭まりません。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
6. P&Eディレクションズの選考に関するよくある質問
応募資格や待遇、インターンの位置づけについて、公式サイトで確認できる範囲を整理します。
コンサルティング未経験でも中途採用に応募できますか?
公式の募集要項に示されている応募資格は、4年制大学または大学院の卒業資格だけです。業界や職種の経験を条件として挙げてはおらず、事業会社から応募する道も開かれています。
ただし選考では、これまでの経験をコンサルタントとしての価値にどう転換するかが問われます。前職で担ってきた役割を棚卸しし、戦略を実行に移した場面を具体的に語れるよう準備しておきましょう。
給与や待遇、入社後の研修制度はどうなっていますか?
給与は新卒・中途ともに「当社規定に準ずる」と定められています。福利厚生は、通勤交通費の支給、各種社会保険、定期健康診断、リモート手当です。
研修は階層別に組まれており、新卒の場合は内定者研修でロジカルシンキングやプレゼンスキル、PowerPointとExcelの操作を学ぶ流れです。入社後はエントリー研修でコンサルティングの基本スキルや調査・分析、数値計画の作成を扱い、その先にプロジェクトマネジメントやクライアント対応を学ぶアドバンスト研修が続きます。
インターンに参加しないと新卒の内定は難しいですか?
P&Eディレクションズのインターン・プログラムの参加人数は、年間50〜100名とされています。早期選考のルートはSummer Jobを経由する構成になっているため、インターンが入口のひとつになっているのは確かです。
一方で、9月頃から始まる本選考のルートも別に用意されています。インターンに参加できなかった場合でも、エントリーシートとWebテストから選考に乗る道は残っているため、夏の時点で諦める必要はありません。
7. まとめ:P&Eディレクションズの内定に向けて
公式サイトの募集要項で、自分が早期選考と本選考のどちらに該当するかを確認するところから始めましょう。早期選考であればSummer Jobへの応募を、本選考であればエントリーシートの提出を、それぞれ早めに動き出すことが欠かせません。
職務経歴書やエントリーシートは、成果を数値で語れる状態まで書き直しておきます。ケース面接と人物面接は、模擬面接を重ねてフィードバックを受けることが上達への近道です。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
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