ATカーニーの中途採用を調べる際、採用枠の少なさや倍率の高さを示す数字はすぐに見つかる一方、コンサルの経験やMBAのない方が応募できるかどうかまでは判断が難しいのではないでしょうか。
ATカーニーは、中途採用の応募者にコンサルタントとしての経験を求めていません。選考は仕事で直面した問題にどう取り組んできたかと、ケース面接で問題を解く力に左右されます。
こちらでは、ATカーニーの転職難易度を左右する力、中途採用の応募資格と入社する職位、応募までの準備について解説します。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
ATカーニーの転職難易度はケース面接で問題を解く力に左右される
ATカーニーの転職難易度は数字だけでは判断できません。まず数字の受け取り方を確認し、そのうえでケース面接で求められることを確認しましょう。
出回っている採用人数や内定率は目安として受け取る
ATカーニーの採用人数や内定率として出回っている数字は、公式に公表されたものではありません。情報の出どころによって数え方も時期も異なるため、数字を比べても自分が選考を通過できるかどうかは判断できないでしょう。
そもそも戦略コンサルティングファームの選考は、応募者の人数と採用枠の比率だけで難しさが決まるわけではありません。出回る数字で準備の量を決めず、選考で課される面接の中身に合わせて準備しましょう。
ケース面接では面接官がクライアント役になって解決策を求める
ATカーニーのケース面接では、面接官を務めるコンサルタントがクライアント役になって問題を示し、応募者に解決策の提言を求めます。この面接は、コンサルティング・プロジェクトの縮図にたとえられています。
中途で応募する方も、問題を受け取ってから解決策を説明するまでの練習に、準備の時間を多く割きましょう。
ATカーニーの中途採用はコンサル未経験でも応募できる
ケース面接の練習を始める前に、自分の学歴と職歴でATカーニーの中途採用に応募できるかを確かめましょう。応募資格に加えて、選考で見られる経験と英語力の扱いも紹介します。
応募資格は四年制大学卒以上で実務経験1年以上が目安
ATカーニーの中途採用には、四年制大学卒以上で実務経験が1年以上あり、日本で就労できる方が応募できます。実務経験の1年は目安で、1年未満でも実務経験があれば中途採用に応募できるとされています。
ただし、大学を卒業してからフルタイムで働いた経験がない方は、中途ではなく新卒として選考を受ける場合もあるので注意が必要です。求人票の応募資格と自分の学歴・職歴を見比べ、実務経験が1年に満たない方やフルタイムで働いた期間がない方は、応募の前にATカーニーへ問い合わせましょう。
出典:A.T. カーニー株式会社「戦略コンサルタント(中途採用)」、Kearney「FAQ」
コンサル経験やMBAは応募の条件にならない
コンサルティングファームで働いた経験がなくても、ATカーニーの中途採用には応募できます。また、MBAも応募の条件ではありません。
ATカーニーには、MBAを持たずに活躍しているコンサルタントも数多くいるとされています。コンサル経験やMBAがないことを理由に応募を見送る必要はないので、自分の職歴で取り組んできた問題を書き出してみてください。
出典:Kearney「FAQ」
選考では仕事の問題にどう取り組んできたかが見られる
ATカーニーの選考では、コンサルティングファームでの経験の有無より、仕事の問題にどう取り組んできたかが見られます。具体的には、問題に直面したときにどう考え、どう解決し、何を発見できたのかが重視されています。コンサルタントには、状況をさまざまな視点から見て論理的に分析し、原因や解決策を探ることが求められるためです。
求人票は、求めるスキルとして次の五つを挙げています。
- 分析力
- 問題解決力
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力(クライアントに対するインタビューやプレゼンテーション、社内での議論)
- チームワーク
スキルを一つずつ見て、それを使った仕事の場面を職歴から書き出しておくと、書類や面接で具体的に話せます。
出典:Kearney「FAQ」、A.T. カーニー株式会社「戦略コンサルタント(中途採用)」
応募の時点では英語力をTOEICの点数で問われない
英語力に自信がない方も、TOEICの点数が足りないことを理由に応募を見送る必要はありません。応募の時点では、TOEICの点数も海外経験も条件になっていません。
ただし、入社後はプロジェクトやトレーニングで英語を使う機会があり、英語力が高いほどコンサルタントとしての可能性が広がるとされています。ATカーニーには教育研修補助制度もあり、それを使って英語力を伸ばしているコンサルタントもいるとのことです。応募の準備と並行して、英語の学習も進めておきましょう。
出典:Kearney「FAQ」
入社する職位はこれまでの経験から選考の中で判断される
入社後の職位は、これまでの経験によって変わります。職位ごとに期待される役割を知り、自分の経験に近い役割の見当をつけましょう。
中途の入社ポジションはビジネスアナリストからプリンシパルまである
ATカーニーの中途採用では、ビジネスアナリストからプリンシパルまでの五つの入社ポジションが募集されています。
- ビジネスアナリスト
- シニア・ビジネスアナリスト
- アソシエイト
- マネージャー
- プリンシパル
中途採用は、応募者が職位を選んで応募する形ではありません。ATカーニーは、中途で入社する方がどのポジションから始めるかを、これまでの経験の内容に応じて選考の途中で判断します。
応募の前に職位を一つに絞る必要はないので、書類と面接で担った役割の大きさが伝わるように、経験を書き出しておきましょう。
出典:A.T. カーニー株式会社「戦略コンサルタント(中途採用)」、Kearney「KEARNEYでのキャリアパス」
ビジネスアナリストには分析のスピードと正確さの両立が求められる
ビジネスアナリストとシニア・ビジネスアナリストには、分析のスピードと正確さの両立が求められます。この職位では、さまざまな情報をもとに定性・定量の両面から分析し、いろいろな形の成果物にまとめるまでを担います。
資料の読み込みや数字の分析を、期限までに正確に進めてきた経験がある方は、その経験をこの役割に近いものとして書き出しましょう。
アソシエイトはプロジェクトの一部を責任者として担う
アソシエイトは、小規模なプロジェクトの全体や、大規模なプロジェクトの一部を責任者として担います。マネージャー以上のサポートを受けながら、クライアント企業の期待を上回る成果物を届けることが求められています。
職歴の中で業務やプロジェクトの一部を任され、成果物に責任を持った経験がある方は、その経験をアソシエイトの役割と見比べておくとよいでしょう。
マネージャーはプロジェクトの現場責任者としてチームを率いる
マネージャーは、プロジェクトの現場責任者として重要な論点を考え抜いて自分の見解を固め、クライアント企業の経営陣やプロジェクト責任者に確信を持って提言します。メンバーの強みや弱みを理解したうえで、一人ひとりの潜在能力を引き出すコーチングの力を身につけ、実際の指導に生かすことも期待されています。
チームを率いてクライアントや経営層への提案をまとめてきた方は、その経験を書類と面接で具体的に示しましょう。
中途で応募する方は第三者との練習と公式の勉強会でケース面接に備える
書き出した経験は書類と面接の材料になりますが、ケース面接で問題を解く力は練習を重ねて伸ばす必要があります。働きながら応募する方は、誰と、どの機会に練習するかを応募の前に決めておきましょう。
自分では気づきにくい思考の癖は第三者との練習で確かめる
ケース問題の練習で、問題の分け方がいつも同じ切り口に偏っていても、解いている本人にはそれが普段の考え方なので、答えを自分で見直すだけではその偏りに気づけません。偏りに気づかないまま解き続けると、同じ思考の癖が本番まで残る可能性があります。
働きながら準備する方は練習に使える時間が限られるため、癖が直らないまま解いた回数の分だけ、本番までに癖を直せる機会が減ってしまいます。
Strategistsは、仕事の合間に練習する方ほど、経験者などの第三者に面接官役を頼み、客観的な指摘を受ける機会を早めに作るべきだと考えています。指摘を受けるときは、解き終えた後に直す点を具体的に挙げてもらいましょう。
その他のケース面接対策のコツや押さえておくべきポイントは、Strategistsが無料で公開しているケース面接の教科書でご確認ください。
中途向けセミナーでケース勉強会と休日選考会の案内を受ける
第三者との練習とは別に、ATカーニーが開いている中途向けセミナーでも、ケース勉強会の案内を受けられます。このセミナーは社会人・第二新卒・海外キャリアの方を対象にオンラインで開かれ、会社紹介に加えて、休日選考会の案内なども用意されています。
セミナーの開催日は採用情報ページには載っていないため、求人の一覧で次の回の案内を確かめ、応募の前に参加を申し込みましょう。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
職務経歴書とケース面接の準備が整ってから応募する
応募してから書類選考の結果が届くまでの期間は短いため、応募する時期は、職務経歴書とケース面接の準備の進み具合を見て決めましょう。
職務経歴書には問題に取り組んだ経験を役割と行動まで書く
ATカーニーの中途採用では、応募の時点で履歴書と職務履歴書をPDF形式でアップロードする必要があります。求人票の「職務履歴書」は一般に職務経歴書と呼ばれる書類で、和文と英文のどちらで作ってもかまいません。
職務経歴書には、経歴を並べるだけでなく、仕事で問題に取り組んだ経験ごとに、自分が担った役割と取った行動まで書きましょう。こう書いておけば、選考で重視される問題への取り組み方が書類から伝わるはずです。
出典:A.T. カーニー株式会社「戦略コンサルタント(中途採用)」
1年以内の再応募は控えるよう求められているため応募の時期を決めておく
ATカーニーの中途採用に応募すると、書類選考の結果は応募日から2週間以内に届きます。一方で、ATカーニーは求人票で、1年以内の再応募を控えるよう求めています。
準備が整わないまま応募して結果が出てしまうと、次の応募まで時間を空けることになるため、応募の時期には注意が必要です。職務経歴書が書き上がり、第三者との練習で直す点が減ってきた段階を目安にして、応募日を予定表に書き込みましょう。
求人票の条件や案内は時期によって変わることがあるため、応募する時点の求人票と採用情報ページも確かめておく必要があります。
出典:A.T. カーニー株式会社「戦略コンサルタント(中途採用)」
まとめ
ATカーニーの中途採用には、コンサル経験やTOEICの点数がなくても、応募資格を満たせば応募できます。そのぶん選考では、職歴の中で問題にどう向き合ってきたかと、面接の場で問題をどう解くかが問われます。
応募日を決める前に、職歴の中から仕事で問題に直面した場面を一つ選び、自分が下した判断とその結果までを職務経歴書の下書きに書いてみてください。下書きができた時点で、中途向けセミナーの次の回の開催日と、第三者にケース問題の練習相手を頼む日を予定に入れておけば、応募日をいつにするかを準備の進み具合から決められます。
本記事のテーマを頭で理解しても、実際のケース面接で使いこなせるかどうかは別問題です。
「示唆が出せない」「分析が浅い」といった課題は独学では気づきにくく、放置すると本番まで改善されないまま終わることも少なくありません。
Strategistsでは、MBB内定者・出身者によるマンツーマンの模擬ケース面接指導を提供しています。
初回メンタリング(60分)は無料で受講可能です。
- 本番形式で模擬ケース面接を実施
- 現状のレベル・改善点をフィードバック
- 内定への戦略がわかる
※少数精鋭での運営のため、枠が埋まり次第締め切ります。
我々のマンツーマン指導プログラムについて
2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了して転職活動を実施した方の戦略コンサル転職成功率は61%。そのうち8割が外資戦略ファームTier1・2(McK/BCG/Bain/Kearney/S&/ADL/RB)への転職を実現しています。(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
※戦略コンサル転職成功率61%は、2025年4月〜2026年3月の入塾者100名以上のうち、受講を修了し転職活動を実施した方を対象とした数値です(当社調べ)。
支援範囲は未経験からの転職からMUPまで幅広く、新卒向けの戦略コンサル特化就活塾においても業界トップレベルの実績を挙げています。
こうした実績を積み重ねてきた我々Strategistsが、多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。
我々のプログラムの最大の特長は、
・ケース面接初心者や苦手意識のある方であっても
・再現性高く、最短距離で、最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。
実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一切対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
の「初心者」ないし「初級」のお客様です。
再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由
最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、我々のチームが最初に考えたのが「理想的な上達プロセス」についてでした。
スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったらどういうやり方をするのが正解なのだろうか?それについて考えるところから始まりました。
結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが「理想的な上達プロセス」なのではないか?ということでした。
そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形でさまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。
プログラムの全体像はこちらです。
①正しく学ぶ
Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

②反復練習で定着:課題ケース演習
厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら、実際の過去問を題材に試行してみる。あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが、このトレーニングの役割です。

③実践&現状把握:模擬ケース面接
専属メンターと模擬面接を実施。詳細なフィードバックをもらうことで現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん、内定レベルの解答例や思考のポイントなど、1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

メンタリングの質へのこだわり
皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。
『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。
我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある
と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。
ケース対策は量よりも圧倒的に質です。質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習で確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。
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