- 本シリーズについて
- プロフィール
- ケース面接対策に投下した時間とその内訳は?
- 読んだ本や購入したコンテンツ(note等)で、参考になったものとその理由
- ケース面接対策をする中で最も苦労した点と、その乗り越え方
- Webテストの対策はいかがでしたか?どのようにしましたか?
- 内定をもらえた理由はなんだったと考えていますか?(面接で評価されたポイントなど)
- 内定を取る上で最も大事なこと(センターピン)はなんだと思いますか?
- 有料サービスを活用したり、専属のメンターをつけた方が良いか?その理由
- 戦略コンサルを目指す方へのメッセージ・アドバイス
- 実際に選考を受けて感じたこと、意外だったことなど
- 最後に
- そのほかおすすめコンテンツ
- 【ケース面接対策塾Strategists公式LINE】
本シリーズについて
本シリーズは、“内定者本人の手記”と題し、戦コンへの就職および転職された方の n=1の体験や気づきを、ほぼ「原文ママ」で記載するシリーズとなっています。n=1は一般的に悪い響きで使われがちですが、本シリーズでは良い意味の”n=1”をコンセプトに、リアルで解像度の高い内定体験記をお届けします。
「選考を経験して意外だったこと」「就活・転職活動で一番苦労したことと乗り超え方」「内定獲得のセンターピン」などの突っ込んだ質問に回答いただきました。
プロフィール
Oさん
学歴:東京一工
年齢:27
職歴:新卒でITベンチャーにてエンジニアとして2〜5年ほど
選考結果:日系戦略ファームに内定
ケース面接対策に投下した時間とその内訳は?
概算ではありますが、最初の半年は月15時間、次の半年は月30時間、最後の半年は月80時間で合計700時間ほどでした。
読書やコンテンツの消化などインプット:300h
個人でケースを解く:150h
就活生、他候補者との壁打ち:50h
メンタリング:100h(100回×1h)
その他面接の振り返りやディベート、ジョブの手習いなど:100h
読んだ本や購入したコンテンツ(note等)で、参考になったものとその理由
ロジカルシンキング
・WhyとSo Whatの深掘りを学ぶことで、ケースにおいて何が課題か?それが本当に重要か?を考えられるようになります。自販機のドリンクの構造化など問題演習も豊富です。
・イシューから始めよ
論点設計、仮説構築の両方を組み合わせることを解像度高く説明しております。内田本に比べてより具体的であるのも良いです。
・戦略脳を鍛える
仮説を出すためにはインプット✖️プロセスですが、この本ではプロセスを学べます。またコンセプトワードは切り口の創出に一役買いました。
・ジョブ理論
消費財や新規事業ケースでは顧客視点に立った深い施策が出せると差別化に繋がりますが、この本は顧客視点に立ってサービスやプロダクトを作り替える思考法、事例を学べます。
・フェルミ推定攻略パック(Strategists制作)
フェルミ関連の書籍は東大、黄色、桃色とありますが、いずれもややケース面接での実践からは距離があります。アジャイルに推定ロジックを組み立てる、使える数字、解くべき問題などフェルミ推定の面接を乗り越えるのに有用でした。
ケース面接対策をする中で最も苦労した点と、その乗り越え方
・論理的かつわかりやすく伝えるデリバリー→ロジカルシンキング学ぶ、思考を加速させ構造化に時間を使う、話す練習をする、面接の振り返りをする
・仮説の量と深さを出す→書籍インプット、仮説を考える練習、問題と筋のいい仮説を学ぶ
Webテストの対策はいかがでしたか?どのようにしましたか?
過去問と解答集を収集→解く→信頼できる解答集を補助に自分で解く
内定をもらえた理由はなんだったと考えていますか?(面接で評価されたポイントなど)
QとAを対応させる、会話を成立させることに注力できました。
自分の経験をコンサルティングに対してフィットする形で書類、ビヘイビアを構築できました。今何が論点になっていて、何にどんな答えを出さないといけないのか?を常に意識しながら論理展開できました。
内定を取る上で最も大事なこと(センターピン)はなんだと思いますか?
とにかくコンサルタントとの会話を成立させることです。コミュニケーションで付加価値を出すコンサルティングでは、議論を進められる人間しか必要ありません。その前提として、会話が噛み合わない、例えばQとAがずれる、結論が先に出てこないと土俵に立てないからです。
有料サービスを活用したり、専属のメンターをつけた方が良いか?その理由
なるべくつけるべきです。但し、闇雲にサービスに手をつけてはいけません。思考力養成→実践演習→面接のフローを踏んで、学びを最大化させていくことが重要です。
戦略コンサルを目指す方へのメッセージ・アドバイス
結構運も絡みますので、対策したからといって確実に通るわけではありません。しかし、そこで鍛錬することが何よりの報酬と考えて大量の時間と資金を投じました。注意点として、過剰に対策しすぎることはROIが低いだけですし、あるべき成長を阻害する危険も招きます。常にこれをやることで自分の思考力が上昇するのか?したのか?を問うようにしてください。
実際に選考を受けて感じたこと、意外だったことなど
トップティアでは思考時間を与えられません。
面接官の深掘りが微妙であったり、あまり議論してくれない人もいました。
最後に
ご本人の手記は以上になります。
量・質、ともにしっかりと対策をされたことが分かる手記でした。
未経験からコンサルということで、高いハードルを感じられる方も多いかと思いますが、しっかり対策をすることで、戦略コンサルへの転職は可能です。
Oさんのように、綿密な対策で戦略コンサルの内定を獲得したいという方がいらっしゃいましたら、私たちの内定獲得プログラムの利用もぜひ検討してみてください。
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