【MBB内定者が解説!】発展系ケース面接に挑戦!ケース面接過去問解説シリーズ⑤「今後の広島銀行の戦略を検討せよ」(BCG過去問)

「戦略コンサルティングファーム、特にMBBレベルのケース面接では、地方銀行の将来戦略といった、より現実的で複雑な経営課題が出題されると聞いたけれど、どうアプローチすればいいのだろう?」
「特定の地域に根差した企業の戦略を考える上で、押さえるべきポイントは?」

戦略コンサル、特にMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)への道を目指す皆さんにとって、ケース面接は避けて通れない、そして最も重要な選考プロセスです。これまでのシリーズでは様々なタイプのお題を取り上げてきましたが、今回は「地方銀行の将来戦略」という、地域経済との関わりが深く、多角的な視点が求められる発展系のケースに挑戦します。

この記事では、実際にMBBの内定を獲得した筆者が、過去に出題された「広島銀行の今後の戦略」というケース面接問題を取り上げ、その思考プロセス、分析のポイント、そして面接官に響く戦略提案の組み立て方をステップバイステップで徹底解説します。

地域金融機関が直面する課題(人口減少、低金利、異業種参入など)を踏まえつつ、その地域ならではの機会をどのように活かし、持続的な成長戦略を描くのか。あなたの戦略的思考力、地域経済への理解、そして未来を構想する力が試されます。

本記事で扱うケース問題:

  • お題:今後の広島銀行の戦略を検討せよ。前提として、広島銀行は民間からの預金を法人へ融資し、金利で回収するというのが主要な事業モデルである。

目次

  1. 地方銀行を取り巻く経営環境:現状の課題と機会
  2. 【ケース面接 題材分析】「広島銀行」の強み・弱みと地域特性の理解
  3. 【過去問解説】広島銀行の今後の戦略策定
  4. MBB面接官からの「一言アドバイス」と「差がつくポイント」
  5. まとめ:地域創生にも繋がる戦略提言で、思考の深さを示す

ここからは、まず地方銀行が直面している一般的な経営環境について理解を深めていきましょう。



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1. 地方銀行を取り巻く経営環境:現状の課題と機会

地方銀行(地銀)の将来戦略を考える上で、まず彼らが置かれている厳しい経営環境と、その中に潜む成長の機会を正確に把握することが不可欠です。地銀は、メガバンクとは異なる特有の課題と可能性を抱えています。

地方銀行が直面する主な課題:

  1. 人口減少と高齢化による地域経済の縮小:
    • 特に地方において、人口減少と少子高齢化は深刻であり、地域経済全体のパイが縮小傾向にあります。これにより、融資先の企業の成長鈍化や減少、個人顧客の預金・ローン需要の低下が進んでいます。
    • 事業承継問題を抱える地元企業も多く、後継者不在による廃業リスクも地域経済の活力を削いでいます。
  2. 長引く低金利環境と収益性の悪化:
    • 日本銀行による長年の金融緩和政策により、極めて低い金利水準が続いています。これにより、銀行の伝統的な収益源である預貸金利鞘(貸出金利と預金金利の差)が縮小し、収益性が大幅に悪化しています。
    • 国債などの有価証券運用による収益も、低金利下では限定的です。
  3. 異業種からの参入と競争激化:
    • フィンテック企業の台頭により、決済、送金、個人向けローン、資産運用といった銀行の伝統的な領域に、テクノロジーを武器とした新たなプレイヤーが参入し、競争が激化しています。
    • ネット銀行や大手IT企業系の金融サービスは、店舗を持たないことによるコスト優位性や利便性の高さで、特に若年層の顧客を獲得しています。
  4. デジタル化への対応の遅れとシステム投資負担:
    • 多くの地銀では、レガシーシステムからの脱却や、顧客ニーズに対応したデジタルチャネル(モバイルバンキング、オンライン手続き等)の構築が遅れています。
    • 一方で、セキュリティ対策や最新技術への対応のため、システム投資の負担は増大しており、特に経営体力に劣る地銀にとっては大きな課題となっています。
  5. 人材確保と育成の困難さ:
    • 地方における労働力人口の減少や、都市部への人材流出により、特に専門性の高い分野(DX、金融商品開発、リスク管理など)での人材確保が難しくなっています。
    • 行員の高齢化や、伝統的な銀行業務の枠を超えたスキルセットの必要性も課題です。

地方銀行に眠る成長の機会:

厳しい環境の一方で、地方銀行ならではの強みを活かせる機会も存在します。

  1. 地域密着による強固な顧客基盤と情報網:
    • 長年にわたり地域社会に根ざしてきたことで、地元企業や住民との間に深い信頼関係と人的ネットワークを築いています。これは、メガバンクやネット銀行にはない大きな強みです。
    • 地域経済や地元企業の詳細な情報を保有しており、それを活用した質の高いコンサルティングやソリューション提供が可能です。
  2. 地域創生・地方活性化への貢献という社会的意義:
    • 地方銀行は、地域経済の活性化において中心的な役割を果たすことが期待されています。地域の課題解決に貢献する事業(例:観光振興、農業支援、スタートアップ育成、事業承継支援)は、収益機会であると同時に、銀行の社会的使命にも合致します。
    • SDGsやESG経営への関心の高まりも、地域貢献を重視する地銀にとっては追い風となり得ます。
  3. DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化と新サービス創出:
    • デジタル化への対応は課題である一方、成功すれば大幅な業務効率化(コスト削減)や、顧客接点の強化、新たな金融サービスの開発に繋がる大きなポテンシャルを秘めています。
    • 他の地銀やフィンテック企業との連携(オープンAPI活用など)も有効な手段です。
  4. 非金利収益の拡大可能性:
    • 伝統的な預貸業務以外の収益源(手数料ビジネス、コンサルティング、ビジネスマッチング、資産運用アドバイス、保険販売など)を強化することで、収益構造の多角化を図る余地があります。
    • 特に、事業承継、M&Aアドバイザリー、海外進出支援など、地元企業のライフサイクルに合わせたソリューション提供は有望です。
  5. 他行との連携・再編による経営基盤強化:
    • 経営統合や業務提携を通じて、経営基盤を強化し、システム投資の効率化や広域でのサービス展開を図る動きも活発化しています。

これらの課題と機会をマクロな視点で理解した上で、続いて今回のケースの対象である「広島銀行」に焦点を当て、その特徴を分析していきます。

2. 【ケース面接 題材分析】「広島銀行」の強み・弱みと地域特性の理解

マクロな地方銀行の経営環境を理解した上で、次に今回のケースの主役である「広島銀行」について、その特徴や置かれている状況を具体的にイメージしていく必要があります。ケース面接では詳細な企業情報が与えられることは稀なため、一般的な知識や推測、そして面接官との対話を通じて、解像度を上げていく作業が求められます。

「広島銀行」に関する前提の仮置きと分析の視点:

ここでは、面接官に追加情報を求めつつ、もし情報が得られなければ「このように仮定します」と宣言した上で議論を進めることを想定します。

  1. 企業規模と地域でのポジション:
    • 仮説: 広島県を主要な営業基盤とする、地域トップクラスの地方銀行。預金量・貸出金残高ともに県内No.1シェアを誇る。
    • 分析の視点: 地域経済への影響力は大きいか? 県外への展開は? 他の地銀との競争関係は?
  2. 主な顧客基盤:
    • 個人: 広島県内の住民が中心。年齢層は幅広く、高齢者層の割合も一定数いると想定。
    • 法人: 地元の中堅・中小企業が中心。広島県の主要産業(例:自動車関連、鉄鋼、造船、農業、観光など)との取引が多い可能性。
    • 分析の視点: 個人と法人の収益バランスは? 法人顧客の業種構成や成長性は?
  3. 提供サービスと収益構造:
    • 主要事業モデル(お題より): 民間からの預金を法人へ融資し、金利で回収。
    • その他(推測): 個人向けローン(住宅、自動車、教育)、資産運用相談(投資信託、保険販売)、決済サービス(振込、口座振替)、法人向けコンサルティング(事業承継、M&A、海外進出支援など)も展開していると想定。
    • 分析の視点: 預貸金利鞘への依存度は高いか? 非金利収益の割合は? 成長しているサービス分野は?
  4. チャネル戦略:
    • 店舗網: 広島県内を中心に、一定数の支店ネットワークを持つ。近年は店舗統廃合や小型化、オンラインチャネルへのシフトを進めている可能性。
    • オンラインチャネル: インターネットバンキング、モバイルバンキングを提供。ただし、UI/UXや機能面でメガバンクやネット銀行に劣後している可能性。
    • 分析の視点: 店舗の役割はどう変化しているか? オンラインチャネルの利用率は? OMO(Online Merges with Offline)は進んでいるか?
  5. 経営資源(強み・弱み)の推定:
    • 強み(推定):
      • 地域密着による強固な顧客基盤と信頼関係: 長年の取引実績、地元情報への精通。
      • ブランド力: 「ひろぎん」としての県内での高い認知度と安心感。
      • 県内トップシェア: 一定の預金量・貸出金量を背景とした安定性。
      • 地元企業とのネットワーク: ビジネスマッチングや地域貢献活動のハブとなれる可能性。
    • 弱み(推定):
      • 伝統的な銀行カルチャー: 変化への対応スピードの遅さ、意思決定の硬直性。
      • デジタル化への遅れ: システム投資の負担、DX人材の不足。
      • 金利競争への脆弱性: 預貸金利鞘縮小の影響を受けやすい収益構造。
      • 県外・海外展開の限定性: 成長市場へのアクセスが限られる。
      • 人材獲得・育成: 特に若手、専門人材の確保・定着。
  6. 広島県という「地域特性」の理解:
    • 産業構造: 製造業(自動車、鉄鋼、造船など)が集積。農業(柑橘類、牡蠣養殖など)も盛ん。平和記念公園を中心とした観光業も重要。
    • 人口動態: 中国地方の中核都市であり、一定の人口規模を持つが、全国的な傾向と同様に少子高齢化、一部地域での過疎化も進行。
    • 経済状況: 地元有力企業の業績や、基幹産業の動向に左右される。
    • 競合環境: 他の地方銀行、信用金庫、JAバンク、ネット銀行など。
    • 行政との連携: 地域創生、産業振興などで県や市町村との連携が求められる。

面接官との対話で解像度を上げる:

これらの仮置きや分析の視点について、面接官に質問を投げかけ、情報を引き出すことが重要です。

  • 「広島銀行の現在の収益構造について、預貸金利鞘に依存する割合はどの程度と捉えればよろしいでしょうか?また、非金利収益で注力されている分野はありますか?」
  • 「デジタル化の進捗について、特に競合と比較してどの程度のレベル感と認識すればよろしいでしょうか?」
  • 「広島県の経済において、特に今後成長が期待される産業セグメントや、逆に課題を抱えているセグメントについて、何か特筆すべき点はございますか?」

これらの情報を得ることで、広島銀行が置かれている具体的な状況をより深く理解し、戦略策定の精度を高めることができます。もし面接官から「ご自身で仮定してください」と言われた場合は、上記のような分析に基づいた妥当な仮定を置き、その理由を説明できるように準備します。

続いて、これらの分析を踏まえ、広島銀行の具体的な戦略オプションを洗い出し、評価していきます。

3. 【過去問解説】広島銀行の今後の戦略策定

前章までで、地方銀行を取り巻くマクロ環境と、今回のケースの対象である「広島銀行」の具体的な状況(仮説を含む)について分析を行いました。ここからは、それらの分析を踏まえ、「今後の広島銀行の戦略」を具体的に策定していくプロセスを解説します。

戦略策定は、現状分析 → 戦略オプションの洗い出し → オプション評価と選択 → 具体的な打ち手の策定という流れで進めるのが基本です。

ステップ1:前提確認と戦略策定のスコープ設定(再確認と具体化)

  • 戦略の目的(ゴール): 何を目指すのか?
    • 短期的な収益改善か、中長期的な持続的成長モデルの確立か?
    • 今回は「今後の戦略」とあるため、中長期的な視点(例:3~5年後)での持続的成長と地域社会への貢献の両立を目指すものとします。
  • 戦略の対象領域:
    • 既存の銀行業務の深化か、新規事業への展開か、あるいはその両方か?
    • 営業エリアは広島県内中心か、県外・海外も視野に入れるか?
    • 「民間からの預金を法人へ融資し、金利で回収する」という主要事業モデルに固執するのか、それを変革していくのか?
  • 重要なKSF(重要成功要因)の仮説:
    • 前章までの分析を踏まえ、今後の広島銀行が成功するための鍵は何になるか、仮説を立てます。
      • 例:「地域との共創による課題解決能力」「デジタルを活用した新しい顧客体験の提供」「非金利収益の多様化と拡大」など。

面接官への確認(例):
「広島銀行の今後の戦略を考えるにあたり、目的としては『地域経済の持続的な発展に貢献しつつ、銀行自身も中長期的に成長できるビジネスモデルを確立すること』と設定したいと思います。主要な事業モデルは預貸業務とのことですが、その深化と並行して、非金利収益の拡大や新たな顧客価値の提供も視野に入れるべきだと考えますがいかがでしょうか?」

ステップ2:外部環境分析の深化(機会と脅威の特定)

  • マクロ環境(PEST分析など):
    • Politics/Economy: 低金利政策の長期化、地域経済の縮小、政府の地方創生政策、金融規制緩和の動向。
    • Society: 人口減少・高齢化、ライフスタイルの多様化、事業承継問題、SDGsへの関心の高まり。
    • Technology: FinTechの進化、AI・ビッグデータ活用、キャッシュレス化、サイバーセキュリティ。
  • 地域経済(広島県):
    • 主要産業(自動車、鉄鋼、観光など)の動向と将来性。
    • スタートアップエコシステムの状況、新規産業育成の動き。
    • 県や市町村の産業振興策、地域課題(例:空き家問題、交通インフラ)。
  • 競争環境(ファイブフォース分析など):
    • 既存競合: 他の地銀、信用金庫、JAバンクとの競争状況(金利、サービス、顧客基盤)。
    • 新規参入: ネット銀行、フィンテック企業、異業種(例:流通系、IT系)の金融サービス。
    • 代替品: 株式・債券市場からの直接金融、クラウドファンディング、P2Pレンディング。
    • 供給者の交渉力: 大口預金者、日本銀行(政策金利)。
    • 買い手の交渉力: 企業(金利引き下げ圧力)、個人(サービス要求の高まり)。

ステップ3:内部環境分析の深化(強み・弱みの再評価と経営資源の棚卸し)

  • VRIO分析などによる強みの評価:
    • Value(価値): 地域密着による顧客基盤、長年の信頼、地元情報網は価値が高い。
    • Rarity(希少性): 他の地銀も同様の強みを持つ可能性があるが、広島県内でのNo.1シェアは希少。
    • Imitability(模倣困難性): 長年培ってきた信頼関係や地域ネットワークは模倣困難。
    • Organization(組織): これらの強みを活かせる組織体制、人材、企業文化があるか?(課題の可能性も)
  • バリューチェーン分析による課題特定:
    • 預金獲得 → 審査 → 融資実行 → 回収 → アフターフォローの各プロセスで、効率性や顧客満足度の観点から課題はないか?
    • 非金利ビジネス(コンサルティング、ビジネスマッチングなど)のバリューチェーンは確立されているか?
  • 財務状況: 自己資本比率、収益性(ROA、ROE)、不良債権比率など。変革のための投資余力は?
  • 人的資源: 行員のスキルセット、年齢構成、モチベーション、DX人材の有無。
  • 技術資源: 基幹システム、オンラインチャネル、データ分析基盤の状況。

ステップ4:戦略オプションの洗い出しと評価軸の設定

上記の分析を踏まえ、広島銀行が取りうる戦略の方向性を複数洗い出します。

戦略オプションの方向性(例):

  1. 地域密着型ソリューションバンクへの進化:
    • 伝統的な預貸業務に加え、地元企業の経営課題解決(事業承継、DX支援、販路拡大、人材育成など)を包括的に支援するコンサルティング機能を強化。ビジネスマッチングも推進。
  2. 特定産業クラスターへの特化と専門性強化:
    • 広島県の強みである産業(例:自動車部品、先端技術関連、観光・インバウンド)にフォーカスし、専門性の高い金融サービスやソリューションを提供。当該産業のサプライチェーン全体を支援。
  3. DXを活用したリテール強化と広域展開:
    • オンラインチャネルを大幅に強化し、UI/UX改善、パーソナライズされた商品提案、非対面での手続き完結などを実現。効率化を進めつつ、広島県外の個人顧客獲得も視野に。
  4. サステナブルファイナンスへの注力:
    • 地域の環境課題解決や再生可能エネルギー事業へのファイナンス、SDGs経営に取り組む企業への優遇金利融資など、持続可能な地域社会の実現に貢献する金融を推進。
  5. 他行・異業種とのアライアンス戦略:
    • 他の地銀とのシステム共同化や業務提携によるコスト削減・サービス拡充。フィンテック企業との提携による新サービス開発。

評価軸の設定:

これらのオプションを評価するための軸を設定します。

  • 市場魅力度/成長性: 対象市場の規模、成長ポテンシャル。
  • 自社の強みとのフィット: 広島銀行の既存の強みを活かせるか。
  • 収益性: 短期的および中長期的な収益貢献度。
  • 実現可能性: 必要な投資額、人材、技術、時間的制約。
  • リスク: 競争激化、規制変更、実行上の困難性など。
  • 地域社会への貢献度: 地域経済の活性化や課題解決に繋がるか。

ステップ5:中長期的な戦略の方向性と具体的な打ち手の提案

評価軸に基づいて戦略オプションを評価し、最も有望な方向性を選択(あるいは組み合わせ)、具体的な打ち手に落とし込みます。ここでは、地域密着という強みを活かしつつ、時代の変化に対応する方向性が現実的と考えられます。

提案戦略の骨子(例:「地域密着型ソリューションバンクへの進化」と「DX活用」の組み合わせ):

「広島銀行は、今後3~5年で『デジタルとリアルの融合による、地域No.1の課題解決型金融グループ』を目指すべきです。伝統的な預貸業務で地域経済を支えつつ、地元企業のあらゆる経営課題に寄り添い、最適なソリューションを提供することで、非金利収益の拡大と地域全体の成長に貢献します。

具体的な打ち手:

  1. 法人向けコンサルティング機能の抜本的強化:
    • 専門人材の育成・採用: 事業承継、M&A、DX、海外進出、SDGs経営などの専門知識を持つ行員を育成。外部からの専門家採用も積極的に行う。
    • ソリューション提供体制の構築: 企業ごとの課題を深掘りし、融資だけでなく、補助金活用支援、ビジネスマッチング、専門家派遣、クラウドファンディング支援などを組み合わせたオーダーメイドのソリューションを提供。
    • 地域産業クラスターとの連携強化: 自動車、観光、農業など、広島の主要産業クラスターと密接に連携し、業界特有の課題解決や成長支援プログラムを開発・提供。
  2. DXを活用した顧客接点と業務プロセスの革新:
    • 法人向けポータルサイト/アプリの機能強化: 融資相談、経営分析ツール、補助金情報、ビジネスマッチングプラットフォームなどをオンラインで提供。
    • 個人向けモバイルバンキングのUI/UX向上とパーソナライズ: 若年層にも使いやすいインターフェース、ライフプランに合わせた資産運用提案、地域情報の発信。
    • 行内業務のデジタル化・自動化: RPAやAIを活用し、定型業務を自動化。行員がより付加価値の高いコンサルティング業務に集中できる環境を整備。
  3. 「ひろぎん経済圏」の構築による地域エコシステムの醸成:
    • 地域共通ポイントプログラムの導入: 広島銀行のサービス利用や地元店舗での購買に応じてポイントが付与・利用できる仕組みを構築し、地域内での経済循環を促進。
    • スタートアップ支援ファンドの設立・運営: 地元の有望なスタートアップを発掘・育成し、融資だけでなく出資や経営支援も行うことで、新たな産業の芽を育てる。
    • 観光・移住促進プラットフォームの運営: 広島の魅力を発信し、観光客誘致や移住・定住希望者への情報提供・金融サポートを行うことで、関係人口・交流人口の増加に貢献。

これらの戦略は、広島銀行の強みである地域密着性と信頼を基盤としつつ、デジタル化という時代の要請に応え、持続的な成長と地域貢献を両立させることを目指すものです。」

ディスカッションのポイント:

  • なぜその戦略を選んだのか、他のオプションと比較しての優位性は何か。
  • 各打ち手の具体的な実行ステップ、必要なリソース(ヒト・モノ・カネ)、想定されるリスクと対応策。
  • 戦略の進捗を測るためのKPI(重要業績評価指標)。
  • 伝統的な銀行カルチャーを変革していく上での組織的な課題と、その克服方法。

このフェーズでは、提案の論理性と具体性、そして面接官との建設的な対話を通じて戦略をブラッシュアップしていく姿勢が重要になります。次の章では、MBB面接官がどのような点に注目するのか、具体的なアドバイスを見ていきましょう。

4. MBB面接官からの「一言アドバイス」と「差がつくポイント」

地方銀行の戦略策定というお題は、一見地味に聞こえるかもしれませんが、実は受験者の総合的なビジネス理解力、構造的思考力、そして何よりも「当事者意識を持って現実的な課題解決に取り組めるか」というコンサルタントとしての素養を測る上で非常に奥深いテーマです。MBBの面接官は、あなたの思考の深さと幅、そして提案の質を厳しく見ています。

MBB面接官からの「一言アドバイス」

  • 「その戦略は、本当に『広島』銀行だからこそできることですか?」
    • 一般的な地方銀行に当てはまるような総論的な戦略では、高い評価は得られません。広島県という地域の特性(産業構造、人口動態、文化、課題など)をどれだけ深く理解し、それを戦略に具体的に落とし込めているかが重要です。例えば、「観光客誘致」という施策も、「広島ならではの観光資源(平和記念公園、宮島、食文化など)をどう活かし、どのようなターゲット層に、どのような体験を提供するのか」まで具体化することが求められます。
  • 「『銀行の常識』にとらわれていませんか?」
    • 「預金を集めて貸し出す」という伝統的な銀行のビジネスモデルは、もはや限界を迎えています。面接官は、あなたが既存の銀行業務の枠を超えて、新しい収益機会や顧客価値を創造できるかを見ています。フィンテック企業との連携、プラットフォームビジネスへの展開、地域商社機能の具備など、銀行の「当たり前」を疑い、柔軟な発想で未来の銀行像を描けるかがポイントです。
  • 「その戦略で、誰が一番ハッピーになりますか?(ステークホルダー視点)」
    • 地方銀行の戦略は、銀行自身の収益性向上だけでなく、地域社会(地元企業、住民、行政など)への貢献という多面的な視点からの評価が不可欠です。提案する戦略が、各ステークホルダーにどのような便益をもたらし、どのような協力を得る必要があるのかを明確に説明できる必要があります。時には、短期的な利益と長期的な地域貢献のバランスをどう取るか、という視点も問われます。
  • 「絵に描いた餅で終わらせないための『覚悟』はありますか?」
    • どんなに素晴らしい戦略も、実行されなければ意味がありません。提案する戦略を実行する上で、広島銀行が直面するであろう困難(例:組織文化の変革、行員のスキルチェンジ、システム投資の負担)を具体的に想定し、それを乗り越えるための「覚悟」や「具体的なアクション」にまで言及できると、提案の説得力が格段に増します。
  • 「足元の課題解決と、未来への種まきのバランスは取れていますか?」
    • 地方銀行は、目先の収益確保という喫緊の課題と、将来の持続的成長のための投資という、時間軸の異なる課題に同時に取り組む必要があります。提案する戦略が、短期的な成果と長期的なビジョンの両方を見据えた、バランスの取れたものになっているかが重要です.

ケース面接で「差がつく」ポイント

上記の「一言アドバイス」を踏まえ、特に今回の「広島銀行の戦略」というお題で、他の受験者と差をつけるための具体的なポイントを挙げます。

  1. 地域経済への深い洞察と独自性のある分析:
    • 単に「人口減少」「低金利」といった一般的な課題を挙げるだけでなく、広島県特有の産業構造の強み・弱み、文化資本、地理的条件、県民性(もしあれば)などを分析し、それを戦略にどう活かすのか、あるいはどう克服するのか、という独自性のある視点を示す。
    • 例えば、広島が持つ「ものづくりクラスター」のポテンシャルや、「平和発信都市」としての国際的な役割を、銀行の戦略と結びつけて考察する。
  2. 「銀行」の機能の再定義と拡張:
    • 「金融仲介機能」という伝統的な役割に加え、これからの地方銀行が果たすべき新たな機能(例:情報仲介機能、課題解決プラットフォーム機能、地域プロデュース機能など)を定義し、それを実現するための具体的なビジネスモデルを提案する。
    • 単なる「金貸し」ではなく、地域経済の「オーケストレーター」や「ハブ」としての役割を構想する。
  3. DXの本質的な理解と具体的な活用提案:
    • 「DX推進」を単なるバズワードとして捉えるのではなく、それが広島銀行のどの業務プロセスをどう効率化し、どのような新しい顧客価値を生み出すのかを具体的に説明する。
    • 例えば、「AIを活用した与信審査の高度化と迅速化」「顧客データ分析に基づくパーソナライズされた金融コンサルティング」「地域企業間のビジネスマッチングプラットフォーム構築」など。
  4. 「人」と「組織」への深い洞察:
    • 戦略実行の担い手である「行員」のモチベーション向上、スキル開発、マインドセット変革の重要性を認識し、そのための具体的な施策(研修制度、評価制度、キャリアパス、組織風土改革など)にまで言及できると、提案に厚みが増す。
    • 特に地方銀行においては、行員の地域への愛着や貢献意欲が大きな強みとなり得る。
  5. 実現可能な収益モデルとリスク管理への意識:
    • 提案する戦略が、どのようにして広島銀行の収益向上に繋がるのか、具体的な収益モデル(例:コンサルティングフィー、プラットフォーム手数料、投資リターンなど)を提示する。
    • 同時に、新しい取り組みに伴うリスク(信用リスク、市場リスク、オペレーショナルリスク、レピュテーションリスクなど)を認識し、それに対する基本的な対応策も念頭に置いていることを示す。

これらのポイントを意識し、単なる「銀行の売上向上策」ではなく、「地域社会と共に持続的に成長する広島銀行の未来像」を具体的に描き出し、その実現に向けた戦略を情熱と論理をもって語ることができれば、面接官に強い印象を残すことができるでしょう。

最後に、本記事のまとめとして、発展系ケースで思考力を示し、内定を掴むための総括を行います。

5. まとめ:地域創生にも繋がる戦略提言で、思考の深さを示す

これまでの章で、発展系ケース面接の代表例として「広島銀行の今後の戦略」を取り上げ、地方銀行を取り巻く経営環境の分析から、具体的な戦略策定のプロセス、そしてMBB面接官が注目するポイントについて詳しく解説してきました。

地方銀行の戦略策定というお題は、単に一企業の経営課題を解決するというミクロな視点だけでなく、地域経済の活性化や地方創生といったマクロな視点、さらには社会的な意義までをも内包する、非常に奥行きの深いテーマです。

発展系ケース面接(特に地域系企業戦略)突破のための総括ポイント:

  1. 「全体感」と「具体性」のバランスを極める:
    • マクロな外部環境(人口動態、金利、規制、テクノロジー)から、対象地域の特性(産業、文化、課題)、そしてクライアント企業(今回の場合は広島銀行)の個別具体的な状況(強み、弱み、経営資源)まで、複数のレイヤーを構造的に捉え、それらを関連付けて分析する能力が求められます。
    • その上で、戦略提言は抽象論に終わらせず、「誰が、何を、いつまでに、どのように実行するのか」といった具体的なアクションプランにまで落とし込む(あるいはその方向性を示す)ことが重要です。
  2. 「攻め」と「守り」の戦略的思考:
    • 厳しい経営環境の中で、既存事業の効率化やコスト削減といった「守り」の視点は不可欠です。しかし、それだけではジリ貧になりかねません。
    • 同時に、新たな収益機会を創出するための「攻め」の戦略(例:新サービス開発、異業種連携、DX活用による顧客価値向上)を、リスクを適切に評価しつつ大胆に構想する力が求められます。
  3. 「共感」と「論理」を両立させる提案:
    • 特に地方銀行のような地域社会と密接不可分な企業の場合、戦略の背景にある「地域への想い」や「社会的使命感」といった情熱的な要素も、相手の心を動かす上で重要です。
    • しかし、それはあくまで冷静な現状分析と緻密な論理構成に裏打ちされていなければなりません。データとファクトに基づいた客観的な分析と、未来への希望を感じさせる情熱的なビジョンを、バランス良く提示することが求められます。
  4. 「自分ならでは」の視点とリアリティ:
    • 教科書通りのフレームワークや一般的な成功事例をなぞるだけでは、高い評価は得られません。あなた自身の経験や知識、問題意識に基づいた「独自の切り口」や「リアリティのある手触り感」を戦略に込めることが重要です。
    • 例えば、実際に地方銀行を利用した経験や、地方創生の取り組みに関心を持ったエピソードなどを、分析や提案の根拠としてさりげなく織り交ぜることも有効です。
  5. 変化への適応力と未来を描く構想力:
    • 地方銀行を取り巻く環境は、今後も急速に変化し続けることが予想されます。過去の成功体験にとらわれず、未来の社会像や顧客ニーズの変化を的確に予測し、それに対応するための柔軟な戦略を描き出す構想力が、これからのリーダーには不可欠です。

発展系ケース面接は、あなたの「知性の総合格闘技」

発展系ケース面接、特に今回のような地域企業の戦略策定は、あなたの論理的思考力、分析力、発想力、コミュニケーション能力、そしてビジネスや社会に対する関心の深さを総合的に試す場です。付け焼き刃の対策では太刀打ちできません。

日頃から、

  • 新聞やニュース、業界レポート等を通じて、マクロ経済や地域経済の動向、金融業界のトレンドに関心を持つこと。
  • 様々な企業の経営戦略やビジネスモデルについて、「なぜ成功したのか/失敗したのか」「自分ならどうするか」を考える癖をつけること。
  • 自分の住む地域や関心のある地域が抱える課題について、当事者意識を持って解決策を考えてみること。

こうした地道な積み重ねが、発展系ケース面接で質の高いアウトプットを生み出すための確かな土台となります。

Strategistsでは、このような複雑で多角的な思考が求められる発展系ケースに対しても、構造的な思考法から具体的な分析アプローチ、そして説得力のある提案の組み立て方まで、徹底的にサポートしています。

この記事が、皆さんの戦略コンサルタントへの挑戦、そして未来の地域社会を豊かにする一助となることを心より願っています。


戦略コンサルへの入社/転職を成功させるケース面接対策法

ここまで読んでくれたあなたは、

「ケース面接でライバルに差をつけたい!」
「絶対に戦略コンサルに内定・転職したい」

という強い意欲がある方でしょう。

その意欲があるあなたは、
確実に戦コン内定・転職のポテンシャルを持っています。

そんなあなただからこそ、
対策不十分で本番のケース面接に臨んで爆死してしまったり、
間違った方向に努力をして時間を無駄にしたりは
してほしくないと我々は考えています。

何事も、自己流には限界があります。

最短距離で内定レベルのケース力を習得し
ボーダーラインギリギリではなく面接官を唸らせるレベルのアウトプットを出し
入社後も活躍したいのであれば、
プロからケース面接の正しい考え方や知識
さらに、対策の仕方や選考の戦略を教わりましょう。

独学でもある程度のレベルには達するかもしれませんが
あなたの目標は
「一次面接を通過すれば良い」
「ケース面接っぽいことができるようになれば良い」

ではなく

「トップ戦略ファームの合格ラインを堂々と超える
アウトプットが再現性高く出せるようになり
自信を持って面接に臨むことができること。
そして、内定を獲得することでしょう。」

プロからのアドバイスが不可欠です。

プロの指導は、やり方を教えるだけではなく
何が間違っていてどう改善すべきかを
的確に指摘し、あなたが気づいていない問題点を
明らかにしてくれます。

また我々のプログラムはマンツーマンのケース指導に加えて
フェルミ推定やケース面接の正しい思考法や
知っておかなければならない経営理論やビジネス知識を
網羅体系的にまとめた教科書を用意しており
受講生には必ずそれをみていただきます。

今なら、期間限定で無料で弊社の講師と1on1で話すことができるキャンペーンを行っております。

✅転職活動の悩みを相談したい
✅自分の今の実力を把握したい
✅ケース面接対策のプロに指導してもらいたい

といった方は以下のフォームから
初回メンタリング(60分/無料)
にぜひお越しくださいませ!

我々のマンツーマン指導プログラムについて

サービス開始の2022年以来、少数精鋭ではありながら、
累計で受講生の戦コン内定率が約43% (新卒約45%/既卒約40%)
(通常、戦コン志望者のうち内定を取れるのは数%程度とされます)
という驚異的な内定者輩出実績を誇る我々Strategistsが
多数の受講生の指導や教材制作を経て蓄積・言語化してきたオリジナルのノウハウを基に、本番での評価ポイントを熟知したMBB面接官経験者の視点も組み込みながら、最強のケース対策プログラムを制作しました。

我々のプログラムの最大の特長は、
ケース面接初心者苦手意識のある方であっても
再現性高く最短距離で最高峰(内定レベル)のケース力
を習得することができる点です。

実は我々のお客様の63%は入会時点で
「一才対策はやってない」or「市販の書籍を読んだ程度」
「初心者」ないし「初級」のお客様です。

再現性高く、最短距離で、内定を取れる理由

最高のケース面接対策プログラムの設計を始めたとき、
我々のチームが最初に考えたのが
「理想的な上達プロセス」についてでした。

スポーツでも勉強でも、何か新しいことを始めるとき
「最短距離で最高峰を目指そう!」と思ったら
どういうやり方をするのが正解なのだろうか?
それについて考えるところから始まりました。

結論、我々が辿り着いた答えは
①学習する:プロから正しく学ぶ
②練習する:繰り返し練習し学んだことを自分の体に染み付かせる
③実践する:実践で到達度や課題を明確化する
→①②に戻る
というサイクルを回すことが
「理想的な上達プロセス」
なのではないか?ということでした。

そこで、この「理想的な上達プロセス」に沿う形で
さまざまな教材・トレーニングメニューを綿密に設計・用意し
「内定レベルのケース面接」を最短距離で習得できるカリキュラムが完成しました。

プログラムの全体像はこちらです。

①正しく学ぶ

Strategistsのオリジナル教材、教科書・動画講座を使って
必要な思考法や知識を体系的にインプットしていただきます。

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②反復練習で定着:課題ケース演習

厳選した良問を、自主課題としてメンターが指定。
時間制限を設けず熟考する形式で自主演習し、
さらに専用フォームに筆記ケース形式でアウトプットしていただきます。
教科書や動画講座で学んだ思考法や知識を思い返しながら
実際の過去問を題材に試行してみる。
あなたの思考力が”変わる・鍛えられる”のが
このトレーニングの役割です。

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③実践&現状把握:模擬ケース面接

専属メンターと模擬面接を実施。
詳細なフィードバックをもらうことで
現状を把握し、弱点・課題を発見できるのはもちろん
内定レベルの解答例や思考のポイントなど
1問を題材に「次に活かせる」学びを詳しく解説します。

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メンタリングの質へのこだわり

皆さんは『メンタリングの質』というものについて考えたことはありますか?我々は『問題を解き→フィードバックをもらい→模範解答を見る』というプロセスを経ての成長幅こそが『メンタリングの質』だと考えています。

『メンタリングの質』はメンターの質はもちろん、扱う問題と模範解答の質によって決まると考えており、我々のサービスでは厳選された問題からしか出題を行いません。メンタリングでの使用を構想してから実際にお客様にお出しする「デビュー」までに数ヶ月かかることも多いです。

我々はケース対策における「良問」を
・得られる学びが深くて多い
・抽象化して次に活かせる普遍性がある
・これまでのお題とも次回以降のお題とも被らない新たな学びがある

と定義しています。各問題が単に「マッキンゼー対策」「公共系」のような表面的なジャンル分けにとどまらず、「BSとPLの構造理解」「”実現可能性とインパクト”の落とし穴」「サブスク事業のキードライバー」など裏テーマが設定してあります。

ケース対策は量よりも圧倒的に質です。
質の高いメンター×体系的な基礎インプット×良問での演習確実に内定をGETするなら我々にお任せください。

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扱った問題のポイントや解答例をまとめた資料をご共有。
復習にご活用いただけます
※現時点では、扱う問題によって資料が無い場合もございます。

初回体験を申し込む

ここまで読んでいただき、マンツーマン指導に興味を持っていただいた方は、まず初回メンタリングをお受けください無理な勧誘等は一切ございません。お気軽に申し込みください。

模擬面接+FBはもちろん、参加特典としてMBB過去問を題材に
『再現性高くライバルに差をつけるアウトプットを出す方法』
を徹底解説したPDF資料
をプレゼント!

単なる”模範解答例”ではなく、問題のポイントや次に活かせる学びをまとめています。

我々の初回メンタリングはありがちなサービス勧誘・営業の場ではなく
本プログラムの 『0講目』の扱いですから、
「これがStrategistsのクオリティか」とご実感いただける機会になることをお約束します。

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参加特典

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