卒業生インタビュー
MBBKを含む
戦コン2社内定!
一度の挫折をバネに、
体系的な対策を経て
コンサルに転職成功
入塾前、とある戦略ファームに
挑戦するも一次面接で不合格。
その経験をバネに、Strategistsの
門を叩き、
見事トップ戦略ファーム
に内定
山口さん / 30代前半 (転職活動時)

「正直、ある程度はできるだろうという慢心があったのかもしれません」。過去の転職活動でベインの最終面接まで駒を進めた経験を持つ山口さん。しかし、今回の活動の序盤、とある戦略ファームの一次面接で不合格という結果に直面し、自身のケース力に改めて向き合うことになります。「3〜4年前に集中的に対策した知識や感覚は、やはり時間とともに薄れていました。自分の思考の甘さやアウトプットの質の低さを突き付けられる経験が山口さんを新たな学びへと突き動かす原動力となりました。
そんな時、以前からその質の高さを認識していた弊社の『ケース面接の教科書』『フェルミ推定の教科書』が頭に浮かんだそう。「もう一度、基礎から徹底的に、そして体系的に学び直す必要がある」。その一心で、Strategistsのマンツーマン指導プログラムの受講を決意。充実したインプット教材、個々の課題に合わせた体系的なカリキュラム、そして何よりも質の高いフィードバックを通じて、ケース対応力を飛躍的に向上させました。その結果、トップ外資戦略コンサルのうち2社から内定を獲得するという、目覚ましい成果を達成されました。
今回は、そんな山口さんに、過去の経験と今回の挑戦、ケース対策の核心、戦略コンサルタントを目指す全ての方への熱いメッセージを、余すところなく語っていただきました。
山口さんの転職ヒストリー
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過去の転職活動(3~4年前): 初めて戦略コンサルを目指し活動。書籍やココナラ等で対策し、ベインの最終面接まで進むも、現職の事情で活動を中断。
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今回の活動再開と初期の壁: 再び戦略コンサルへの挑戦を開始。しかし、とある戦略ファームの一次面接で不合格となり、自身の現状の実力と向き合う。
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Strategistsとの出会いと入塾: 以前から高く評価していたStrategistsの教科書を思い出し、体系的な指導を求めて入塾を決意。「Strategistsのノウハウを自分のものにしたい」という強い思いがあった。
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徹底的な集中対策: マンツーマン指導を中心に、教科書・動画講座によるインプット、添削サービスによるアウトプットの質の向上に集中的に取り組む。「週に数回の指導は、鈍っていた感覚を取り戻し、思考をシャープにする上で不可欠でした」。
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輝かしい内定実績: トップ外資戦略コンサルのうち2社から内定を獲得
目次
実は過去にも
挑戦していた戦コン転職
〜挫折からの再挑戦〜
まず、今回の転職活動を始められた経緯と、弊社サービスをご利用いただく前の状況について教えていただけますでしょうか?
はい。実は、戦略コンサルへの転職活動は今回が初めてではありません。3~4年ほど前にも一度挑戦しており、その際は自分なりに書籍を読んだり、ココナラでメンターの方を見つけて練習を重ねたりして、幸いにもベインの最終面接まで進むことができました。ただ、当時は現職との兼ね合いもあり、最終的には活動を中断しました。
過去に最終面接まで進まれたご経験があったのですね。
ええ。ですから、今回再び活動を始めるにあたっては、ある程度の自信というか、以前の経験が活かせるだろうという気持ちがありました。しかし今回の転職活動で初めて受験した戦略ファームさんの一次面接で、不合格という結果になってしまいました。これは正直、かなりショックでしたね。面接の手応えとしても、自分のアウトプットの質が低いことを感じざるを得ませんでした。やはり、ケース面接の対策は継続的に行わないと、すぐに感覚が鈍ってしまうものだと痛感しました。あの時の経験がなければ、ここまで真剣に自分の課題と向き合うことはなかったかもしれません。
具体的にその面接ではどのような点に課題を感じられたのでしょうか?
抽象的なお題に対して、具体的な打ち手や深い洞察を示すことができませんでした。思考の幅も狭く、面接官を納得させられるような論理構成もできていなかったと思います。まさに、「何かが根本的に足りない」と感じました。このままでは、他のファームを受けても同じ結果になるだろうという危機感を覚えました。
Strategistsを選んだ確信
教科書の質が導いた決断
その危機感が、Strategistsにご相談いただくきっかけになったのですね。
はい、その通りです。その結果を受けて、「もう一度、基礎から徹底的に、そして何よりも体系的に学び直さなければならない」と強く思いました。そんな時、頭に浮かんだのが、以前から購入して読んでいたStrategistsさんの『ケース面接の教科書』と『フェルミ推定の教科書』でした。
以前から弊社の教材をご存知だったのですね。
ええ、今回の活動を本格的に始める少し前から目を通していました。他の多くのケース対策本と比較しても、Strategistsさんの教科書は実践的で、解説も非常に丁寧だと感じていました。特に、思考のプロセスが具体的に示されている点が素晴らしいと思っていました。そこで挫折を経験し、「本気で指導を受けたい」と考えた時、真っ先にStrategistsさんに相談しようと決めました。あの教科書を書いているところなら、質の高い指導が受けられるはずだという確信がありました。
Strategistsの
サービスの真価
体系的カリキュラムと
質の高いインプット
実際に入塾されて、Strategistsのサービスはいかがでしたか?特に良かったと感じられた点を教えてください。
期待以上でした。特に良かった点は3つあります。まず1つ目は、やはり「体系的なカリキュラム」です。以前ココナラを利用した際は、どうしてもその場限りの単発的なアドバイスになりがちで、自分の実力が網羅的に向上しているという実感は持ちにくかったです。しかし、Strategistsさんでは、基礎固めから応用まで、様々なタイプの問題やテーマがバランス良くカリキュラムに組み込まれており、ケース対応に必要な能力を段階的かつ網羅的に身につけることができました。毎週の指導が、自分の弱点を克服し、強みを伸ばすための道しるべになっている感覚がありました。
2つ目は、先ほども申し上げた「教科書をはじめとするインプット教材の質の高さと充実度」です。教科書はまさに思考のバイブルでしたし、動画講座もポイントが分かりやすくまとめられていて、繰り返し学習することで理解を深めることができました。単に知識を詰め込むのではなく、「なぜそう考えるのか」という根本的な部分から学べる点が非常に良かったです。
そして3つ目は、「宿題の添削と、それが記録として残るフィードバックの仕組み」です。特にProgress Sheetに記載されるフィードバックは、面談での口頭のやり取りだけでは得られない客観的な視点を与えてくれました。自分の思考の癖や弱点を具体的に指摘していただけるので、次回の指導までに何を改善すべきかが明確になりました。口頭では言いづらいような厳しい指摘も、文章であれば冷静に受け止めて成長に繋げることができたと感じています。この「記録に残る」という点が、継続的な改善を促す上で非常に効果的でした。
Strategists利用前後で
意外だったこと
充実したサービス内容だったことが伺えます。一方で、ご利用前に期待されていたことと、実際に利用されてみて感じたギャップや、「もっとこうだったら良かった」という点はありましたか?
全体的に非常に満足していますが、率直に申し上げると、やはり「価格設定」は入塾前に少し悩んだ点ではあります。もちろん、結果として複数のトップファームから内定をいただけたので、自己投資として十二分に価値があったと確信していますが、「もし万が一、期待した成果が得られなかったという」心理的なハードルがあったのは事実です。
また、利用前のイメージとのギャップで言いますと、私自身が中途採用のバックグラウンドを持っていたため、メンターの方も同様に社会人経験者なのかなと漠然と考えていました。実際に担当していただいたのは新卒内定者の方でしたが、その指導レベルは非常に高く、最新の選考情報にも精通されており、結果として大変満足しています。
貴重なご意見ありがとうございます。教材や動画講座に関してはいかがでしょうか?
教材の質は本当に素晴らしかったです。特に『フェルミ推定の教科書』は、何度も読み返しました。特に印象に残っているのは、「馬の絵」の例えで説明されている、フェルミ推定のアプローチ方法です。細部から完璧に描き始めるのではなく、まず全体のラフなアウトラインを捉え、徐々にディテールを詰めていくという考え方は、限られた時間の中で精度とスピードを両立させる上で非常に重要な示唆を与えてくれました。あの「馬の絵」のページは、私の思考の羅針盤のような存在でしたね。
ケースの教科書では、「具体的な状況を設定することの重要性」を学べたのが大きかったです。「フィットネスジムの売上向上」というお題が出た際に、漠然と一般論で考えるのではなく、「24時間営業で都心部にある、特定のターゲット層を持つフィットネスジム」というように具体的な場面設定をすることで、初めて仮説の精度が上がり、打ち手の有効性も高まるということを実感しました。これは、以前の独学では全く意識できていなかった視点です。
追加してほしいコンテンツとしては、最近の面接で増えていると感じる「ノータイムケース」への対応方法について、より具体的な解説や実演動画などがあれば、さらに心強かったと思います。ノータイムケースは、思考時間を与えられずに、面接官との対話を通じて情報を引き出し、その場で思考を組み立ててアウトプットを出すという特殊な形式なので、特有の立ち回り方や時間配分のテクニックがあると感じています。そうした実践的なノウハウが学べるコンテンツがあれば、さらに多くの受講生の助けになるのではないでしょうか。
講師と二人三脚で
掴んだ成長
添削サービスや講師のフィードバックについて、もう少し詳しくお聞かせいただけますか?
添削サービスは、アウトプットの質を客観的に評価していただく上で非常に有意義でした。ただ、Progress Sheetに記載されるフィードバックについては、メンターの方の負担は増えてしまうかもしれませんが、もう少し詳細な記述があったら、より良かったかなと思っています。メンターからのフィードバックは、オンラインでの限られた面接時間の中で、的確かつ重要なポイントを指摘していただけたと感じています。他のメンターの方と比較することはできませんが、担当してくださった講師の方は、私の課題を正確に把握し、それに対する具体的な改善策を提示してくださいました。
本番の選考で試された真価
幅と深さを両立する
アウトプット
実際の選考では、Strategistsでの学びはどのように活きましたか?
非常に大きく活きました。特に、「幅出しと深掘りのバランス」を意識するようになったことが大きいです。面接を受ける中で、ファームや面接官によって、網羅的に多様な選択肢を提示すること(幅出し)を重視するタイプと、一つの論点を深く掘り下げて本質に迫ること(深掘り)を重視するタイプがいることに気づきました。Strategistsでのトレーニングを通じて、どちらのタイプの面接にも柔軟に対応できるようになったと感じています。相手の反応を見ながら、どこに力点を置くべきかを判断し、コミュニケーションを取っていくスキルが身につきました。
また、最近の傾向として、ビヘイビア面接の流れから、自身の職務経験や過去のプロジェクトについて深掘りされ、そこから派生して「あなたならこの状況をどう解決しますか?」といった形でケース的な問いに繋がることも多かったです。こうした予期せぬ展開にも、Strategistsで培った問題解決の基本的な考え方や思考のフレームワークが役立ち、落ち着いて対応することができました。
未来の挑戦者たちへ
山口さんからの
熱いメッセージ
最後に、これから戦略コンサル転職を目指す方々へ、アドバイスをお願いします。
ケース対策において最も大切だと感じたのは、「自分が本当に納得できる、深いアウトプットを追求し続けること」です。単に思いつきのアイデアを並べるのではなく、その施策を実行したら本当に効果があるのか、なぜそう言えるのか、という点を自分自身が腹落ちできるまで考え抜く姿勢が重要です。そのためには、教科書や動画講座でのインプットは基礎として不可欠ですが、それ以上に、マンツーマン指導を通じて、自分の思考を客観的に評価してもらい、フィードバックを受けて改善していくプロセスが何よりも大切だと痛感しました。
マンツーマン指導の重要性について、改めて強調されたいことはありますか?
はい。独学では、どうしても時間に甘えが出たり、自分の思考の癖に気づけなかったりします。実際に人と対峙し、緊張感のある中で自分の考えを伝え、それに対するフィードバックを受けることでしか得られない学びがあります。「自分の考えは相手に正しく伝わっているか?」「もっと分かりやすく伝えるにはどうすればいいか?」といったことを常に意識し、改善を重ねていく。この繰り返しが、本番で通用する本当の実力を養うのだと思います。インプット、自分自身で深く思考する時間、そしてマンツーマンでの実践的なトレーニング。この三位一体の取り組みが、戦略コンサル転職という高い壁を乗り越えるための鍵になると信じています。
山口さんの熱意と、そこに至るまでの努力がひしひしと伝わってきました。本日は貴重なお話を誠にありがとうございました。そして、改めて、この度は複数社からの内定、誠におめでとうございます。
こちらこそ、ありがとうございました。
山口さんも受講した
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